《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

悪女になるなら月夜はおよしよ 素直になりすぎる

2010年06月14日 20時05分07秒 | Weblog
『五反田駅は……』は土曜日1日で読了しまして、
次いで原武史著『沿線風景』のページを開きまして、
「ほーぅ、東武趣味はオリエンタリズムですかい」などと感心しまして、
「え、三峯ロープウェイって小学校の林間学校の思い出が詰まっているのに、廃止されちゃったんですか?」と驚かされまして、
「西武とシベリア鉄道のつながりには気付かなんだワ」と目の鱗をはがされまして、
これも日曜日1日で読み終わりまして、
今日、月曜日・綿谷雪著『近世悪女奇聞』にたどり着いた頃にはだいぶくたびれました、

って、明らかに『黄金餅』を意識しているんですが、


なぜ、昭和54年の刊行物を、この平成22年4月という時期に、文庫化したのか、
中公文庫ってのは本当に面白すぎる文庫ですなぁ。
矢田挿雲師匠の『江戸から東京へ』も品切れ・絶版にせず出し続けているようですし。