薬師寺の拝観料を納めるといただけるパンフレット
(という表現は許されるのですかね。宗教に疎いものでね。)
ま、いわゆる『お寺の見所案内』の表紙写真があまりにもすばらしかったもので、
東僧坊のお守りなどの販売所
(という表現も許されるんですかね。ほんと宗教は難しいワ)
ま、いわゆる売店のお人に
「この写真の風景は何処へ行ったら見られるのですか?」
(「ら抜き言葉」は使わない。日本語は宗教よりは易しい。)
と訊ねてみたところ、絵地図をいただいたうえ、とても親切に行き方を教えていただきました。
お寺の関係者に観光スポットを聞くのは、
信仰心の無さをとがめられるんじゃないかという不安がちょっとあって、
ためらわれたんですが、
(鎌倉の某寺で怒られた経験アリ)
聞いてみてよかったです。
ただ情けないことに、近鉄線の踏切を越えたところで、方向感覚を失い、
地図の見方が分からなくなってしまいました。
元鉄ちゃんのくせに、踏切を越えたところで迷うなんて、我ながら情けない。
地図は道なりに太い道を行けと教えているのに、
我がコンパスはなぜか右の細い道を行け、との指針を与えていて。
また、運悪く“じもティー”で無さそうな4人がそっち方向に曲がったんで。
若かりし頃より、
計画性無しの思いつくままのぶらぶら旅を好んでしてきた自分のプライドと葛藤しながら、
地図を信じて、自分のコンパスを疑って、どうやら目的地に。
健脚の人なら20分ぐらい、と教えられましたが、
麻痺のある私の足では休憩こみで、30分かかりましたかね。
往きも、帰りも休憩無しではきつかった。
(ほら、唐招提寺~薬師寺と歩きづめだったから)
でも、身体不自由の身でも行けるところですから、
健脚の人は、ぜひ行くべきです。
東僧坊で地図をいただいて。
奈良らしい風景でしょ。
大池に映る逆さ塔がいいでしょ。
すばらしい景色だっただけに、望遠レンズを持っていない痛さをイヤと言うほど感じました。
我がデジカメは最大にズームアップしても、肉眼より小さい絵しか撮れない。