《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

このお庭と、長谷川等伯の「楓図」に出会える智積院

2012年07月10日 21時18分25秒 | Weblog
別に智積院のPRをしようというわけではないですし、なんにもいただいていませんで、
逆にしっかりと500円の拝観料を奉納して拝見させていただいたんですが、
文句なしですね。いいですね。
金閣とか銀閣とか清水とか、混んでいるところへわざわざ行く人の気が知れませんです。
竜安寺や天竜寺なら行ってよし!どうせ、奥菜主義革命もミーハーなんだし。


まずはちょうど季節の桔梗がお出迎えをしてくれます。


時は今 雨がしたしるミチル 青い鳥…… ちょっと冴えない。

私の文才は冴えないが、
どうです、水有りの智積院のお庭は。


古墳時代の庭園跡もありがたいが、
わたしゃやっぱり背が欲しい、じゃないや、世俗が恋しい。



どうです、この遠近感の醸し出し方は。
手前の橋と奥の橋では、それほど離れてはいないんですよ。
せいぜい12間ぐらいでしょうか。尺貫法を使うとこなんざ、粋でがしょ?
保津川あたりの幽谷を感じさせるじゃありませんか。


次回は半夏生の花に綺麗に飾られた、建仁寺両足院をご紹介できれば、
と思っているのですが、どうなることやら。