《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

東海道大学漫遊記

2006年07月27日 23時34分23秒 | Weblog
今夜は帰宅が遅くなったので、あんまり書けないよ。

まずは昨夜(今未明)の『正直しんどい』の感想。

負けた、参った、頭が下がった!
奥菜さんの人間としてのスケールの大きさに!

「休みに一人で何してるの?」
「ビデオの編集とか。」
「どんなビデオ?」
「友達の結婚式のテープ。」

どうです。テポドンとかヒズボラとか、ちっちゃな話でしょう。
おしかりを受けるかもしれないけど。
“×1”の大女優が
友達の結婚式をビデオに撮って、編集してんのよ、
貴重な休みの日に。
殺し合いなんてやめな、やめな。


なんだか、いや、確実に
奥菜さんふっくらしましたね。
“ふっくら”つーか、あ、やめておこ。
とにかくこれ、好意的評価ですから。
ふっくら感と前髪の分け目が『青の時代』を
思い出させてくれましたから。

一年前なんか、ガリガリというのに近くて、
ああ、辛い日々だったんだな~、なんて思っていましたから。
じゃあ幸せ太り?誰が太らせたの?あ、やめとこ。

はじめ面白うて、やがて鍋に釜敷(オイ、『道灌』かよ!)

で、なぜ帰宅が遅くなったのか。
小田急沿線にある東大に用事があったのさ。仕事。
相変わらず小田急の駅は階段が急だよね。
あれ以上、あの大学の学生を鍛えなくてもいいんじゃない?
(また鉄道ネタかよ、
 と今夜池袋演芸場にいた人だけに分かるネタ)

そう、東海道大学に行っただけではこんなには遅くならない。
帰りに、池袋夜席を聴いたのさ。
「落語協会特選会 新作バトルロイヤル」
本当に「ここだけの噺」のオンパレード。
定席じゃとてもできない。
「池袋も定席じゃないか」という複雑な突っ込みはしないで!
席は定席でも特選会なんだから。
すごかったよ。

落語も興行なんだから
マイクパフォーマンスがあってもいいのでは、といって
権太桜師とさん喬師が罵りあいをする、その合間に客が
「おーい権太桜、お前の『子別れ』より、お前の弟子のことが聴きたいぞ~」

とか、

芸協だから真ん中に座布団を敷いてもらえない、
芸協は鈴本の火事にお見舞いを出したのにお返しが風呂敷20枚で、それは手つかずのママ事務所に放置されている(解説すると、芸協は鈴本から締め出し喰っていて、高座に上がれないのね)

とか、

『動物園』の変えネタで、
主人公かぶるのが動物の皮じゃなくて、○楽師の皮で、
「責任を取るような仕事はイヤなんです」
「○楽が三遊協会で、若竹で責任取ったか?若竹なんか借金まみれと言いつつ、結局土地を転がして……」
(○にはちゃんと意味がある。×じゃだめなんだ。)

とか、

30分間鉄ちゃん(鉄道ファン)をイジリ倒す、

とか、

荒川区に走っている鉄道は都電荒川線だけ、

とか、

トリのネタが『カマ手本忠臣蔵』

とか、

そんな中で、清麿師は

「それ、定席で十分語れるだろう。」

と言うネタを25分ほど…。


そうそう、通の方には何を今さら、
と呆れられてしまうと思うんですが、
こみちちゃんが11月上席から二つ目になるんだそうで。
二つ目になっちゃうと寄席であまり見ることができなくなっちまいますね。
嬉しいようで、やがて鍋に釜敷き…


あんまり書けないと言っておきながら1459文字。



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