まずは
『きみよ涙が止まらぬときは』
を私に教えてくれた
森繁久彌さんのご冥福を心からお祈りします。
さて、湯河原の魅力は、「元乗り鉄」にとってはその行き帰りにある、
と申し上げておいたのですが、その件について話を継続します。
埼玉の西部に住まう者が気軽に行ける温泉地となると、
伊香保、草津、水上、日光・鬼怒川、石和、熱海・伊豆
といった方面になるかと思うのですが、これらの温泉地、
到着後はそれこそ、こんなことやあんなこと、
あまつさえ、そんなことまでして、楽しめる処とは思いますが、
如何せん、行き帰りはだいたい一つのパターンになってしまうんじゃないでしょうか。
(この↑一行の言い回し、どことなく加藤紘一調になってません?)
ところが、湯河原の場合、
『埼玉の西部在住で鉄道利用』という条件つきですが、
結構いろんなアクセス方法が思い浮かぶんですな。
①踊り子号で行く
これだって、
1)ノーマルの、全然旅情をかき立ててくれない踊り子号
2)もう気に入っちゃたぜ、スーパービュー踊り子号
という選択肢が存在し、
〔a〕東京乗車
〔b〕品川乗車
〔c〕大宮乗車
〔d〕池袋乗車
という選択肢も存在する。
②新幹線で行く
小田原下車か、熱海下車か。
東京で乗るか、品川で乗るか。
下から見るか?横から見るか?
「え?何を?」
打ち上げ花火、
ブホッ。意味なく700系で運転される「こだま」を狙うのもおもしろい。
小田原停車の「ひかり」なんてチョイスもある。
③湘南新宿ラインで行く
普通車の自由グリーン席で温泉旅行というのも乙なもの。
割引があるから、とホームでグリーン券を買っちゃって、
「ちぇ、なんだよ!座れねーじゃんかよー」と悪態を突くのも
“旅の恥は”なんとやらで、旅情を豊かにしてくれます。
(ここはぜひ大和田伸也さんの口調で。あのお方、「す」が「しゅ」って聞こえちゃうのよね。)
④ここからだんだんアブノーマルに。
湘南新宿ラインだと、小田原で乗り換えが必要になります。
新幹線利用でも、小田原乗り換えとなることが多いでしょう。
で、どうせ小田原で乗り換えをするのであれば、
いっそ小田急ロマンスカーで逃げようか、という気も出てきます。
⑤どうせ小田急使うなら…小田原じゃなくて
日帰りの時や、一泊でも行きには余りしたくないことですが、
1泊しての帰りになら…
バスで箱根に出て、箱根湯本からロマンスカーで帰るというのはいいですよ。
湯河原から『箱根定期観光バス』が出ているはずです。
⑥他からも乗れるでしょ、小田急
これも1泊しての帰りにならおすすめの穴ルート。
朝風呂を湯河原で楽しんだら、江ノ島に出て、江ノ島で遊ぶ。
水族館大きいし。弁天さんがあなたを待ってるし。
そして江ノ島から小田急ロマンスカー。
(もちろん、考えればもっと異常な行き方できますよ。
川越線-八高線-相模線-東海道本線とかね。
でもそれを言い始めたら、どこでも同じことになっちゃうんで…。)
さあ、どうだ!私が力説したい湯河原行きの魅力はこれだ!
「あれ?『湯河原の魅力』って言ってたのが、『湯河原行きの魅力』に変わっちゃいませんか?」
……痛いとこ、突きますね~。そーなんだよなぁー。これ、湯河原自体の魅力ではないんだよねぇ。
これじゃダメ?
「これじゃダメかってねぇ、無責任でしょ、それじゃ」
よ~し、わかった!(犬神家の一族じゃねーんだよ)
今度こそは、私を捉えて放さない湯河原自体の魅力を、
私は本~当は誰にも教えたくないんだけど、
奥菜恵さんを愛する皆さんだけに、お話しいたしましょう。
以下次号!
『きみよ涙が止まらぬときは』
を私に教えてくれた
森繁久彌さんのご冥福を心からお祈りします。
さて、湯河原の魅力は、「元乗り鉄」にとってはその行き帰りにある、
と申し上げておいたのですが、その件について話を継続します。
埼玉の西部に住まう者が気軽に行ける温泉地となると、
伊香保、草津、水上、日光・鬼怒川、石和、熱海・伊豆
といった方面になるかと思うのですが、これらの温泉地、
到着後はそれこそ、こんなことやあんなこと、
あまつさえ、そんなことまでして、楽しめる処とは思いますが、
如何せん、行き帰りはだいたい一つのパターンになってしまうんじゃないでしょうか。
(この↑一行の言い回し、どことなく加藤紘一調になってません?)
ところが、湯河原の場合、
『埼玉の西部在住で鉄道利用』という条件つきですが、
結構いろんなアクセス方法が思い浮かぶんですな。
①踊り子号で行く
これだって、
1)ノーマルの、全然旅情をかき立ててくれない踊り子号
2)もう気に入っちゃたぜ、スーパービュー踊り子号
という選択肢が存在し、
〔a〕東京乗車
〔b〕品川乗車
〔c〕大宮乗車
〔d〕池袋乗車
という選択肢も存在する。
②新幹線で行く
小田原下車か、熱海下車か。
東京で乗るか、品川で乗るか。
下から見るか?横から見るか?
「え?何を?」
打ち上げ花火、
ブホッ。意味なく700系で運転される「こだま」を狙うのもおもしろい。
小田原停車の「ひかり」なんてチョイスもある。
③湘南新宿ラインで行く
普通車の自由グリーン席で温泉旅行というのも乙なもの。
割引があるから、とホームでグリーン券を買っちゃって、
「ちぇ、なんだよ!座れねーじゃんかよー」と悪態を突くのも
“旅の恥は”なんとやらで、旅情を豊かにしてくれます。
(ここはぜひ大和田伸也さんの口調で。あのお方、「す」が「しゅ」って聞こえちゃうのよね。)
④ここからだんだんアブノーマルに。
湘南新宿ラインだと、小田原で乗り換えが必要になります。
新幹線利用でも、小田原乗り換えとなることが多いでしょう。
で、どうせ小田原で乗り換えをするのであれば、
いっそ小田急ロマンスカーで逃げようか、という気も出てきます。
⑤どうせ小田急使うなら…小田原じゃなくて
日帰りの時や、一泊でも行きには余りしたくないことですが、
1泊しての帰りになら…
バスで箱根に出て、箱根湯本からロマンスカーで帰るというのはいいですよ。
湯河原から『箱根定期観光バス』が出ているはずです。
⑥他からも乗れるでしょ、小田急
これも1泊しての帰りにならおすすめの穴ルート。
朝風呂を湯河原で楽しんだら、江ノ島に出て、江ノ島で遊ぶ。
水族館大きいし。弁天さんがあなたを待ってるし。
そして江ノ島から小田急ロマンスカー。
(もちろん、考えればもっと異常な行き方できますよ。
川越線-八高線-相模線-東海道本線とかね。
でもそれを言い始めたら、どこでも同じことになっちゃうんで…。)
さあ、どうだ!私が力説したい湯河原行きの魅力はこれだ!
「あれ?『湯河原の魅力』って言ってたのが、『湯河原行きの魅力』に変わっちゃいませんか?」
……痛いとこ、突きますね~。そーなんだよなぁー。これ、湯河原自体の魅力ではないんだよねぇ。
これじゃダメ?
「これじゃダメかってねぇ、無責任でしょ、それじゃ」
よ~し、わかった!(犬神家の一族じゃねーんだよ)
今度こそは、私を捉えて放さない湯河原自体の魅力を、
私は本~当は誰にも教えたくないんだけど、
奥菜恵さんを愛する皆さんだけに、お話しいたしましょう。
以下次号!
「大和田獏さん」
じゃなくて
「大和田伸也さん」でしたね。
お詫びせずに訂正いたします。