高橋和巳が好きですから。
さすがグローブ座。97%どころじゃない、99%が女性のお客さん。
そん中に混じって観劇というのは、
周囲の女性も違和感を抱いていたかもしれんが、当人はそれ以上に困惑していたんだ、許してたもれ。
ちょっと緊張を紛らわそうと、お隣の乱菊師匠と談笑していたら、まだ開演まで時間があったのに、
逆隣のお嬢さんから「もう少し静かにしてくれませんか」と注意を受けた。
グローブ座にあたま薄くなった醜態をさらしてでもお芝居を観たいと思っている男が、
観劇ド素人のはずはないんだから、もう少し隣人を信じて欲しかったね。
開演後にも私語するような客に見えいていたんだね。反省しよっ。
あちらのファンの方は肩に力入れすぎ。お芝居は楽しまなきゃ。
パンフ、あれで2000円はないんじゃない?言い値で買う人ばかりと、なめている。
グローブ座よ!もし、劇場を改装するときが来たら、客席の前後にもう少し段差をつけましょ。
男客の後ろの席になった女性ファンが気の毒だし(何たって1%の不幸を引き当てちゃたってことだから)、こっちも肩身が狭い。
観に来てすみませんってな太宰治気分だ。
褒めてばかりいるのは提灯記事で批評じゃない、といった類のセリフがあったので、
よっと憎まれ口を先にたたいてみました。
関係者の皆様申し訳ございません。
上に記したこと以外は、最高でした。
最高に楽しめましたし、味わえましたし、舞台っていいなぁ、という思いを胸に家路に就くことが出来ました。
仕事を絞らざるを得ない奥菜恵さんが、舞台に立ち続けるお気持ち、
波田陽区分かります。
これまでの奥菜さんのお芝居の中で、文句なしのNO.1演技だったと思います。生意気な言い方済みません。
一皮どころの剥け方じゃござんせん。特に増田貴久さんの歌を聴いているとき(都合3回あるが)の表情が、3度とも女神技と言っていいほどすばらしい。
G2さんは芝居への要求が高いですね。「これが出来るまでは幕を開けられん!」というプレッシャを(表には出さないまでも)これでもかと掛けて、初日までにしっかり演技者をそこに持ってきている、そのプロ意識を演出側も出演側も持っていることをそこ、ここに感じました。だからこの満足度なんです。
はっきりいって、この高濃度な舞台を1日2ステだなんて、無茶しはる!
いわずもがなかもしれませんが、言うぞ!
奥菜さん、美しさにも恐いぐらいに磨きがかかって、数年前の「老けた騒動」を垂れ流す人民の敵どもを“がはがは”大笑いしてやった。
僕の頭の中では、密かに
山路和弘さん演じる気絶した電気屋を、衣装ダンスに隠すときの
「電器屋じゃない電器屋、本物の電器屋の脚、持て」のシーンで
落語『提灯屋』の「へいへい提灯屋、提灯屋を提灯屋と言っちゃ悪いか、提灯屋?」
と『粗忽長屋』がオーバーラップしていた。
是非とも増田くんには
「確かに今抱えられているのは電器屋だが、抱えている俺はいったい……」
と言って欲しかった。たとえそのイリュージョンのおかしみが3人くらいにしか分からないものだとしても。
G2作品なんだから、あれは絶対落語へのオマージュですよね。
おまけ
今回楽屋への差し入れは東武デパートで購入した新宿高野のハート型ストロベリーショートケーキでした。
さすがグローブ座。97%どころじゃない、99%が女性のお客さん。
そん中に混じって観劇というのは、
周囲の女性も違和感を抱いていたかもしれんが、当人はそれ以上に困惑していたんだ、許してたもれ。
ちょっと緊張を紛らわそうと、お隣の乱菊師匠と談笑していたら、まだ開演まで時間があったのに、
逆隣のお嬢さんから「もう少し静かにしてくれませんか」と注意を受けた。
グローブ座にあたま薄くなった醜態をさらしてでもお芝居を観たいと思っている男が、
観劇ド素人のはずはないんだから、もう少し隣人を信じて欲しかったね。
開演後にも私語するような客に見えいていたんだね。反省しよっ。
あちらのファンの方は肩に力入れすぎ。お芝居は楽しまなきゃ。
パンフ、あれで2000円はないんじゃない?言い値で買う人ばかりと、なめている。
グローブ座よ!もし、劇場を改装するときが来たら、客席の前後にもう少し段差をつけましょ。
男客の後ろの席になった女性ファンが気の毒だし(何たって1%の不幸を引き当てちゃたってことだから)、こっちも肩身が狭い。
観に来てすみませんってな太宰治気分だ。
褒めてばかりいるのは提灯記事で批評じゃない、といった類のセリフがあったので、
よっと憎まれ口を先にたたいてみました。
関係者の皆様申し訳ございません。
上に記したこと以外は、最高でした。
最高に楽しめましたし、味わえましたし、舞台っていいなぁ、という思いを胸に家路に就くことが出来ました。
仕事を絞らざるを得ない奥菜恵さんが、舞台に立ち続けるお気持ち、
波田陽区分かります。
これまでの奥菜さんのお芝居の中で、文句なしのNO.1演技だったと思います。生意気な言い方済みません。
一皮どころの剥け方じゃござんせん。特に増田貴久さんの歌を聴いているとき(都合3回あるが)の表情が、3度とも女神技と言っていいほどすばらしい。
G2さんは芝居への要求が高いですね。「これが出来るまでは幕を開けられん!」というプレッシャを(表には出さないまでも)これでもかと掛けて、初日までにしっかり演技者をそこに持ってきている、そのプロ意識を演出側も出演側も持っていることをそこ、ここに感じました。だからこの満足度なんです。
はっきりいって、この高濃度な舞台を1日2ステだなんて、無茶しはる!
いわずもがなかもしれませんが、言うぞ!
奥菜さん、美しさにも恐いぐらいに磨きがかかって、数年前の「老けた騒動」を垂れ流す人民の敵どもを“がはがは”大笑いしてやった。
僕の頭の中では、密かに
山路和弘さん演じる気絶した電気屋を、衣装ダンスに隠すときの
「電器屋じゃない電器屋、本物の電器屋の脚、持て」のシーンで
落語『提灯屋』の「へいへい提灯屋、提灯屋を提灯屋と言っちゃ悪いか、提灯屋?」
と『粗忽長屋』がオーバーラップしていた。
是非とも増田くんには
「確かに今抱えられているのは電器屋だが、抱えている俺はいったい……」
と言って欲しかった。たとえそのイリュージョンのおかしみが3人くらいにしか分からないものだとしても。
G2作品なんだから、あれは絶対落語へのオマージュですよね。
おまけ
今回楽屋への差し入れは東武デパートで購入した新宿高野のハート型ストロベリーショートケーキでした。