かなりの強行軍ですが、あす、石川県七尾美術館に行って来ようと思います。
今年の5月頃、がっくりと体力が落ちたことを実感しました。
この夏、それがさらに進行しているように感じています。
5月から感じ始めているので、単なる「夏バテ」とは違うんだと思います。
毎日はもちろん無理でしたが時には2㎞ぐらいなら歩けたのに(自宅から最寄り駅とか、神宮球場から信濃町など)
この3ヶ月くらい、とんとダメですね。
体力のせいなのか、体調のせいなのか、分かりませんが、波形を作りつつ、落ちたり戻ったりを繰り返すのでしょうが、そう遠くないうちに、もっと歩けなくなることになるのは確実かな、と思わざるを得ません。
去年、麻痺の残る体を引きずってでもお伊勢さんに行っておいて「よかったなぁ~」、としみじみ思います。なぜなら、ひょっとしたら今後は拝殿までたどり着けないことになるかも知れないから。
足を悪くした人間には、神社特有の玉砂利は著しく歩行が困難で、アスファルト道の3~4倍くらい、リノリューム床の7~8倍くらいの歩行困難を感じるからなのであります。
お伊勢さんはなんとか行けたものの、富士登山はもちろん、貴船神社なども、もうダメだと思うと、行きたいところで、行けると思うところには躊躇なく今行っておこう、という気持ちになってしまうのであります。
残り人生でどれだけ等伯の作品を直に見られるか、という「スタンプラリー」的な楽しみと、北陸新幹線の工事がいろいろな光景・風景を変えてしまう前に北陸本線再訪をしておきたいという気持ちも、私の背中を後押ししてくれました。どういう風の吹き回しか、お盆の時期に鉄道株が値を上げたことも財布のひもをゆるめてくれました。
スタンプラリー…。鉄道会社があの手この手と手法を変えて、定期外運賃収入を得るためにやってますやん。ラッシュが終わった後の列車に、少なくとも子供1大人1が定期外で乗ってくれるんですからおいしい企画ですよね、鉄道会社には。子供と一緒に楽しんでいる親御さんも近年多くなってきましたが、少し前までは「なにが悲しゅうて、ラッシュでの積年の恨み有る電車に休日も乗らにゃならんのや!」という顔をした親御さんの方が多く、なんという残酷な商法やという思いも強く、スタンプラリー、どこが楽しんや?と思っていました。
しかし、考えてみると、私の「来日作品限定フェルメール追っかけ(海外までは追っかけない)」も「長谷川等伯追っかけ」もスタンプラリーの一種かな?という観点がいつからか出来ました。
だからといって、鉄道会社のやるスタンプラリーは、せこく、残酷な商法であるという偏った私見はちっとも変わっておりません。なぜか。スタンプがなくたって、鉄道を含む交通機関、というか、動くものに乗ることにはそれだけでおまけなんか必要のない快が有るんです。スタンプ集めのために乗るというのは、どーも健全なる乗り物好きを育てないような気がするんですよ。スタンプになっているキャラクターに飽きたら、乗り物も無機質な移動手段と見なすような人物にしてしまうのではないかと。
それはともかく、つまり、なにが「それ」なのか、そして、それは「ともかく」にしていいことなのか、はさておき、スタンプラリー等伯に「出発進行!」
石川県七尾美術館の主張
長谷川等伯展
~~圓徳院の「山水図襖」を中心に
会期●2012年8月11日(土)~9月17日(月.祝)
休館日●会期中無休
開館時間●午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料●一般700円(600円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料 ( )は20名以上の団体料金
主催●七尾市、公益財団法人七尾美術館
後援●石川県、石川県教育委員会、七尾市教育委員会、北國新聞社、NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ、テレビ金沢、北陸朝日放送、エフエム石川
同時開催:池田コレクション展示
長谷川等伯(1539~1610)は能登七尾出身で、桃山時代に活躍した日本を代表する画家です。当館では小規模ながら毎年「長谷川等伯シリーズ展」を開催、等伯や長谷川派の作品を紹介してきました。また、「長谷川等伯没後400年」となった平成22年には、東京と京都で大規模な回顧展が開かれ、等伯が信春の名で活躍した「能登時代」が注目されました。これを受け、昨年は能登時代の作品を中心に紹介しました。
本年はそれに続き、京都で「等伯」として本格的に活躍し始めた51歳筆の京都市・圓徳院所蔵「山水図襖」を中心に、養父・長谷川宗清の基本作などを含めた16点と、参考出品の複製画3点を展示します。
今年の5月頃、がっくりと体力が落ちたことを実感しました。
この夏、それがさらに進行しているように感じています。
5月から感じ始めているので、単なる「夏バテ」とは違うんだと思います。
毎日はもちろん無理でしたが時には2㎞ぐらいなら歩けたのに(自宅から最寄り駅とか、神宮球場から信濃町など)
この3ヶ月くらい、とんとダメですね。
体力のせいなのか、体調のせいなのか、分かりませんが、波形を作りつつ、落ちたり戻ったりを繰り返すのでしょうが、そう遠くないうちに、もっと歩けなくなることになるのは確実かな、と思わざるを得ません。
去年、麻痺の残る体を引きずってでもお伊勢さんに行っておいて「よかったなぁ~」、としみじみ思います。なぜなら、ひょっとしたら今後は拝殿までたどり着けないことになるかも知れないから。
足を悪くした人間には、神社特有の玉砂利は著しく歩行が困難で、アスファルト道の3~4倍くらい、リノリューム床の7~8倍くらいの歩行困難を感じるからなのであります。
お伊勢さんはなんとか行けたものの、富士登山はもちろん、貴船神社なども、もうダメだと思うと、行きたいところで、行けると思うところには躊躇なく今行っておこう、という気持ちになってしまうのであります。
残り人生でどれだけ等伯の作品を直に見られるか、という「スタンプラリー」的な楽しみと、北陸新幹線の工事がいろいろな光景・風景を変えてしまう前に北陸本線再訪をしておきたいという気持ちも、私の背中を後押ししてくれました。どういう風の吹き回しか、お盆の時期に鉄道株が値を上げたことも財布のひもをゆるめてくれました。
スタンプラリー…。鉄道会社があの手この手と手法を変えて、定期外運賃収入を得るためにやってますやん。ラッシュが終わった後の列車に、少なくとも子供1大人1が定期外で乗ってくれるんですからおいしい企画ですよね、鉄道会社には。子供と一緒に楽しんでいる親御さんも近年多くなってきましたが、少し前までは「なにが悲しゅうて、ラッシュでの積年の恨み有る電車に休日も乗らにゃならんのや!」という顔をした親御さんの方が多く、なんという残酷な商法やという思いも強く、スタンプラリー、どこが楽しんや?と思っていました。
しかし、考えてみると、私の「来日作品限定フェルメール追っかけ(海外までは追っかけない)」も「長谷川等伯追っかけ」もスタンプラリーの一種かな?という観点がいつからか出来ました。
だからといって、鉄道会社のやるスタンプラリーは、せこく、残酷な商法であるという偏った私見はちっとも変わっておりません。なぜか。スタンプがなくたって、鉄道を含む交通機関、というか、動くものに乗ることにはそれだけでおまけなんか必要のない快が有るんです。スタンプ集めのために乗るというのは、どーも健全なる乗り物好きを育てないような気がするんですよ。スタンプになっているキャラクターに飽きたら、乗り物も無機質な移動手段と見なすような人物にしてしまうのではないかと。
それはともかく、つまり、なにが「それ」なのか、そして、それは「ともかく」にしていいことなのか、はさておき、スタンプラリー等伯に「出発進行!」
石川県七尾美術館の主張
長谷川等伯展
~~圓徳院の「山水図襖」を中心に
会期●2012年8月11日(土)~9月17日(月.祝)
休館日●会期中無休
開館時間●午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料●一般700円(600円)、大高生350円(300円)、中学生以下無料 ( )は20名以上の団体料金
主催●七尾市、公益財団法人七尾美術館
後援●石川県、石川県教育委員会、七尾市教育委員会、北國新聞社、NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ、テレビ金沢、北陸朝日放送、エフエム石川
同時開催:池田コレクション展示
長谷川等伯(1539~1610)は能登七尾出身で、桃山時代に活躍した日本を代表する画家です。当館では小規模ながら毎年「長谷川等伯シリーズ展」を開催、等伯や長谷川派の作品を紹介してきました。また、「長谷川等伯没後400年」となった平成22年には、東京と京都で大規模な回顧展が開かれ、等伯が信春の名で活躍した「能登時代」が注目されました。これを受け、昨年は能登時代の作品を中心に紹介しました。
本年はそれに続き、京都で「等伯」として本格的に活躍し始めた51歳筆の京都市・圓徳院所蔵「山水図襖」を中心に、養父・長谷川宗清の基本作などを含めた16点と、参考出品の複製画3点を展示します。
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