うれし涙を見るために・・・芽育学院

みんなの《うれし涙》を見るために・・学院長がソウルする!
 《うれし涙》こうして流す。
  《うれし涙》家族で流す。

X!わい!Z!

2014-08-20 01:08:05 | 講師から
"「もし」と「あの時」は、それぞれ普通の言葉にすぎません。
しかし、その2つを合わせると、あなたを一生苦しめる力を持つのです。
「もしあの時」
物語の結末はわからない。
しかし、かつて真実を感じた愛ならば、遅すぎることはありません。
かつて真実なら、今も真実のはず。
少しの勇気を持ち、あなたの心に従って "





これは、最近セナちゃんが紹介してくれた素晴らしい映画『ジュリエットからの手紙』からの一節です。


確かにそうですよね。


過去を振り返った時に「もしあの時」という言葉ほど辛く、やるせない言葉はありません。


10代の君たちにとっては、恋愛や人間関係、勉強、進路・・・全てが未来に繋がっていて、大事なことでしょう。


「もしあの時、もっと勉強をしておけば」
「もしあの時、あの人に告白していれば」
「もしあの時・・・」


数年後、数十年後に「今」を思い出した時に、決してこの言葉を使わないよう、後悔なく、精一杯、今を生きてください。




映画の話から入りました八木校アンカーのkoiです。


合宿の話でも・・・と思ったのですが、それは他の人たちにお任せしてこのまま映画の話を続けます。笑




さて、桜井校のカズナリ先生も書かれていますが、合宿の数日前に悲しいニュースが入ってきました。


テレビで見た人もいるでしょう。


名優ロビン・ウィリアムズさんの訃報です。


彼はパワフルで面白くて、でもどこか繊細で、僕の好きな俳優さんの一人でした。


代表作は『グッドモーニング, ベトナム』『ミセス・ダウト』『グッド・ウィル・ハンティング』『ジュマンジ』など、挙げればキリがありません。


今日はその中でも僕が一番好きな映画をご紹介したいと思います。




それは『Dead Poets Society』という映画です。


舞台は1959年。


アメリカの進学校ウェルトン・アカデミーに、英語教師のジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)が赴任してきます。


学校の厳格な規則に縛られている学生たちは、キーティングの風変わりな授業に最初は戸惑いますが、次第に行動力を刺激され、新鮮な考え方や、規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めてゆき・・・というのがあらすじです。


この映画は1989年に公開され、アカデミー脚本賞も受賞しました。


主人公のキーティング先生は派手ではありませんが、教科書を破らせたり、机の上に登らせたり、なかなかブッ飛びな先生で、アメリカ版GTOとでも言いましょうか。


うちのグレートティーチャーマツダがGTOに憧れているのなら、僕はキーティング先生に影響を受けているところがあると思います。


もちろん、教育というのは、多かれ少なかれ既成の枠組みに嵌めるものですから、僕がまんまキーティング先生の真似なんかしたら間違いなく色んな人に怒られますし、それが生徒のためになるとも思いません。


ただ、「当たり前」と思われてることを「当たり前」と単純に受け入れるのではなく、しっかりと自分の頭で考えて、自分なりの答えを見つけること。


これがキーティング先生が映画の中で伝えたかったことであり、僕が君たちに常々言っていることでもあります。




塾の講師というのは、学校の先生とは異なり、生徒の成績を上げることが第一の仕事です。


ですが、子どもたちの人生の選択期に、教育という分野に関わっている以上、生き方を伝えることも大切なことです。


たとえ越権行為だと言われようが、学校の先生とは違うからこそ伝えられることもあると思いますので、この映画は生徒諸君だけではなく、ぜひ教える立場にある講師の人たちにも見てもらえたらなぁと思います。




ホントに映画の話しかしてませんね。


まぁいいか。笑


あっ、ちなみにこの映画の邦題は


『今を生きる』


です。




今を生きる。




ではまた。