9/30、いよいよ 第25期災害ボランティアコーディネーター養成講座が始まりました。
会場は東別院。
おー。本当にお寺で講座です!
1日目午前は座学。
□開講式
□災害ボランティアコーディネーターへの期待
□名古屋市の災害対策
□講義①防災概論~南海トラフ巨大地震などへの警戒
名古屋大学減災連携研究センター長 教授 福和伸夫氏
福和先生の講義は 非常に熱く危機感を語り、歴史なども 紐解いてお話してくださり
「警戒しなきゃ!」と説得力がありました。
お話にあがった映画や本の、
・シン・ゴジラ
・ハドソン川の奇跡
・海賊と呼ばれた男
・太陽の蓋
は目を通そうと思いました。
お昼は自由時間です。
これまでのははですと、あらかじめお昼を持ってきていただいていたように思います。
最近のははは、
「無理はしない
でも、後悔が残らないところまでやってもいい」
と自らに決めています。
そんなわけで ははは、
一泊二日の寝袋お寺お泊りが厳しいものかもしれないので、
週末の休日気分を醸し出し、のんびり気分でお昼を食べようと思ったのでした。
お散歩にでかけて、
朝と同じサクラカフェにうかがいました。
パスタをオーダー。
モグモグモグ。
ああ、楽しいなあ。
何が楽しいのかと申しますと、
あまり束縛されるものもなく
お店めぐりや勉強ができて、
こどもが特にお願いしていないのですが送迎してくれるなど協力的だったりする
環境でしょうか。
さて、午後はグループワーク。
□人にやさしい炊出しのプラン作り
□人にやさしい炊出しの実践
3つの班に分かれて、炊出し訓練をおこないます。
高齢者とアレルギーの方がいるという設定でおこないます。
班は
①ごはん・汁物班
②おかず班
③配膳班
ははは どこでもよく 人が少ない所に希望しようと決めていたところ、
②おかず班 になりました。
まず、手を洗って、
班ごとの自己紹介とリーダー決め、
ついで、用意してある材料、調味料を見て、 メニューを決め、
汁物班とおかず班で分け合います。
そして調理。
リーダーは立候補があったのですぐに決まりました。
そして、メニュー決めが始まったのですが、
ご飯(ポリ袋ご飯)用のお湯も おかず班が用意すると知ったははは、
僭越ながら その前にガスコンロを設置して、
お湯を沸かすことを主張いたします。
防災訓練の炊出し経験から、お湯を沸かすのに時間がかかると知っていたからです。
老若男女からなる班でしたが
熟年もしくは高齢の女性がいないこともあり、
また、班のアドバイザーの養成講座卒業生の先輩方の同意もあり、
ガス設置、湯沸をおこないました。
お湯をわかしつつ、献立を決めます。
ノルマは おかず2品以上。
お料理好きな若い女性が メニューアイディアをあげてくださり、
青年やおじ様が それにアイディアをプラスしてくださいます。
そして調理開始。
なぜか ははに合意を求める、あるいはどうだろうかと聞いていただけるので
ははは、炊出し訓練としての意見を述べます。
つまり、
水が少なくすむ方向
調理時間が短くなる方向
高齢者・アレルギーの方の分は途中まで一緒に作る方向
などです。
具体的には、
野菜は小さ目に切る。
油はツナ缶の油を使う。
炒め物のジャガイモは、ご飯と一緒に下茹でする。
人参は皮をむかない。
同じ鍋で違うおかずを作るときに洗わない。
など。
どうやら参加者のみなさんは、あまり炊出し訓練に慣れておられないようで
「こっちの方がおいしい」という感覚にとらわれているようです。
まあ、おいしいに越したことはないのですが、
訓練なので 一応お話しさせていただきます。
ごはん・汁物班の方から お鍋が空いたら貸してほしいと申し出があった時も、
(お鍋は3つ。①ポリ袋ご飯(茹で)用、②汁物用、③おかず用です。)
理由が「高齢の方用に、一部長時間煮込みたいから」とうかがい、
これもポリ袋に入れて①鍋で煮込む案をださせていただきました。
材料は、人参、じゃがいも、玉ねぎ、ツナ缶、ひじき、切り干し大根、醤油、コンソメ、味噌、塩。
おかずは、ヒジキ野菜煮、ツナと野菜の炒め物、ジャガイモ茹でたの。
高齢者用はできあがりを細かく刻みます。
男子大学生が野菜切をやると申し出てくれたので、
切り方を若干レクチャーしたり。
所定の時間で 何とかノルマクリアです。
お茶を沸かすのも間に合ったし、
配膳班をお手伝いすることもできたし、
みんなで協力してミッション完了。
では、いただきましょう!
と全員で入口に並んでおりますと、
車椅子の方がおられるという設定もあったみたいです。
最後尾に車椅子の方がおられました。
同じ入口を通るのは難しいと思われます。
先生方、先輩方が、車椅子の人どうする?とははにおっしゃるので、
・車椅子の方には他の入口をご案内できると思うけれど確認してくるとお話し、
・配膳(=誘導)班の方に、その旨お伝えし、誘導をお願いいたしました。
車椅子の方のテーブルがお一人だったので
もう一人分、食器をセットいたしますと、
おかず班リーダーが座ってくださいました。
車椅子の方に、ははがお茶のお代わりをお尋ねいたしますと、
誤って茹でジャガイモ用の食塩が入っていた紙コップにお茶を注いだ方がおられたようで
お茶が飲めなかったとのこと。
ありゃ、お気の毒に。
ん~、勉強になるなあ。
食後に、足湯のデモンストレーションもあり。
被災地で 足湯など喜ばれるのだそうです。
食後は、再度グループワーク、災害ボランティアセンターの設置運営シミュレーションをおこないます。
2グループに分かれて、ボランティアセンターの役割を決めます。
アドバイザーの先輩から、決めたことを書くように申しつかったので、ははは自ら書き始めます。
ファシリテーションスキルをあげたいので。
みなさんのやりたい役割を挙手で決めて記入してまいりますと、
当然 ははは 最後の係になります。
活動報告係。
災害ボランティアセンター受付模擬演習、勉強になりました。
楽しかったし。
お勉強終了後は、
お寺のお風呂をお借りして入浴、
有志の懇親会後、就寝です。
寝るのは女子、男子に分かれた大部屋。
基本は寝袋ですが、貸布団の方もおられます。
はは、初めての寝袋で ちょっとドキドキです。
寝袋にきっちり入ったら 起きた時に寝ぼけて ジタバタするかもしれないので、
足元と襟元は開けて寝ようと思います。
そこそこ長い一日でした。
ご指導ありがとうございました。
みなさん、お疲れ様でした。