チュラロンコン大学医学部へトップで入学した学生のインタビュー。
ロープ1(ポートフォリオ)は、BMAT等のスコアは十分だったが、面接が上手く行かなかったそうだ。
ロープ3でトップ合格し、受験勉強のやり方を話している。
動画を作成したのは、タイ国内の主要都市へ設置した教室やネット経由で自宅へ理系科目の授業の動画を配信しているOnDemand(オンデマンド)という塾で、学生へインタビューしているのは生物を教える人気講師ビビアン先生。
学生が話す勉強の方法は、最初に説明を読んだり授業の動画を観ず、とにかく問題を解くこと。
そして解いても理解できない部分を動画を見たりして解決。
入試前には過去問題をしっかりやること。
授業のビデオを配信する塾のインタビューで、授業の動画を全部観るなと言い、それをそのまま配信してしまうのは面白い。
娘の高校でも同じ事が言われており、私も同感なので娘が高1の昨年も、全部のコースを申し込むなと口を酸っぱくして忠告したが、妻や娘はそのまま申し込んでしまい、結局時間が無くて終わりまで観れない。
以前に記事にしたが、例え最後まで授業の動画を観ても、半分も頭へ残っていない。
人気のある塾のテキストは素晴らしくまとめてあり、例題も良いものが並んでいるが、授業の動画を観て問題を解いたのではとにかく時間が掛かってしまい、効率が良くない。
それなら参考書を買って自学すれば良いと思われるだろうが、タイの参考書は回答に誤植があったり、説明が不親切だったりで、ウンザリしてしまうし、解らなくても聞く相手が無い。
私も娘から質問されてタイの問題集へ取り組んだが、回答欄は本当に嫌がらせレベルのもあり、塾へ誘導する為にワザとやってるのかと言いたくなったりする。
そこで、塾のオンラインコースを申し込んで問題集として使い、理解できない部分は授業の動画を観て学び、それでも解らなければ質問も出来るという使い方なのだろう。
娘が科学オリンピック対策で学んでいるのもビビアン先生のコースだが、始めるのが遅かったので、百時間以上ある授業を観ていたのでは、8月28日にある試験に間に合わない。
娘は早送りで全部観るなんて言ってたが、ビデオを観ただけで合格するなんて有り得ない。
もう高校生なので出来るだけ口出ししたくなかったが、このままでは無理と判断したので、娘が寝た後にテキストを取り出し、各単元毎のページ数と問題数を調べ、既に学習済のページ数を元にこれから掛かる時間を計算し、毎日4時間の学習でビデオの視聴のみをやっても終わるのは9月に入ると見せてやった。
確実に合格しようと思えば、テキストの問題を全部解いた後に苦手な部分を見直したり暗記したりと、やらなければならない事はいくらでもある。
月曜に娘から電話が入り、既に3人が学校を休んで試験対策をしていると聞いて、娘も水曜から休む事に。w
金曜に登校したのはクラスで1人だったそうだ。
今日28日は試験本番。科学オリンピックの受験資格があるのは高2の今年が最後だ。頑張ってくれるのを期待している。
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