198万PV達成!漫画史研究家・本間正幸監修【少年画報大全】(少年画報社・現在三刷)更新復活

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昭和少年SF 大図鑑展S20 ~40'未来

2009-07-05 17:11:55 | 弥生美術館&竹久夢二美術館 日本出版美術研究会
今日は弥生美術館の案内です。

2009年7月3日(金曜)から9月27日(日曜)まで

昭和少年SF大図鑑展

S20~40' ぼくたちの未来予想図


と題しての企画展である。
休館日:月曜日

ただし7/20(月・祝)は開館、7/21は休館。9/15(火)~9/27(日)まで無休です。

開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時半まで)

料金:一般900円・大高生800円・中小生400円

*竹久夢二美術館と二館併せてご覧いただけます。
*立原道造記念館との三館共通券もございます。
*高畠華宵の常設ルームも併せてご覧いただけます。

〒113-0032
東京都文京区弥生2-4-3
弥生美術館
TEL.03-3812-0012


http://www.yayoi-yumeji-museum.jp


東京メトロ
千代田線根津駅or南北線東大前駅共に徒歩7分

チラシには、次のような言葉がある。

昭和20~40年代の少年少女雑誌には、輝かしい未来がつまっていました。
誰もが自由に宇宙に行ける未来、自在に空を飛ぶ乗物や流線型の高速車が走り、超高層ビルが立ち並ぶ未来都市、宇宙からの侵略者や怪獣と化学兵器を駆使して戦うスーパーヒーローなど等。

多くの優れた画家・漫画家たちが、こうした未来の姿を雑誌の表紙絵や口絵、絵物語、漫画など様々な形で表現しました。
彼らは想像力を駆使し、時にリアルに、そしてメカニックに描き出し、子ども達に未来への夢と希望を与えました。

本展覧会では、小松崎茂、伊藤展安、梶田達二、高荷義之、中島章作、中西立太、南村喬之等が描いた雑誌表紙・口絵を中心に、冒険科学絵物語、SF漫画、少年少女SF全集などの展示から、昭和20~40年代に描かれた空想科学の世界へとご案内いたします。
日本がまだ夢見る力に溢れていた時代、子ども達が憧れ、胸躍らせた未来の姿をお楽しみ下さい。


8月9日(日)午後2時より、関係者を交えたギャラリー・トークを行います。

その日の午後3時からは引続き竹久夢二美術館で、企画担当学芸員によるギャラリートークが行われ、午後4時からは、隣の喫茶店で日本出版美術研究会の会合が開かれるのだ。

私は、この日本出版美術研究会に2002年から所属しているのだが、一般にはあまり知られた研究会ではなく、どうやって入るのかもいまだ謎のまるでフリーメイスンのような会である。
年4回、ギャラリートークの後に開かれるこの会は、弥生美術館、竹久夢二美術館の学芸員を中心に大学教授や児童文学の研究者など各界に籍を置く人達との情報交換及び近況報告があり、毎回知的好奇心をくすぐられる。

さて、今回の展示についてなのだが、少年の日の夢や憧れをコンセプトに私が監修した(少年画報大全)にご協力いただいた先生方は次の方達だ。


小松崎茂先生、伊藤展安先生、高荷義之先生、中島章作、中西立太先生、南村喬之先生。


小松崎茂先生は亡くなる9ヶ月前にインタビューをし、今年の1月に亡くなられた中西立太先生には、何度も御会いしているし、毎年年賀状の返事もいただいていた。
高荷義之先生とは、昨年初めて御会いすることが出来た。
伊藤展安先生や梶田達二先生とは、何度も御会いしたことがあり、年賀状の返事もいただいている。
南村喬之先生は、矢野ひろし名義で漫画も発表されている。


この頃の、少年少女雑誌には明るく素敵な雰囲気があった。


最近の少年マンガ誌のグラビアは、アイドルや水着のおねえちゃんばかりとなってしまい残念だ。


おねえちゃんのグラビアもたまには嬉しいが、一年中おねえちゃんばかりでは、考えものである。


私が、最近のマンガを雑誌で読む気がしなくなってしまったのは、そこにも原因があるような気がする。


今回の展示で、かつての昭和の時代の少年少女雑誌のグラビアページの魅力をゆっくりと楽しんで下さいね!


チラシ掲載の図版


(別冊少年キング)少年画報社
(少年マガジン)講談社
(希望ライフ)潮出版
(たのしい四年生)講談社
(少年)光文社
(こども家の光)家の光協会

他より
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