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映画【硫黄島からの手紙】の最期

2011-08-13 01:44:28 | 昭和末期・横浜鶴見のある不良少年の物語
私が店長をしているショッピングサイトがあります。

【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com

よろしくです。


昨日は、日本テレビの金曜ロードショーで

【硫黄島からの手紙】(2006年アメリカ)

が放映されてましたね!(涙)

8月8日(月)の深夜2時09分には、同じく日本テレビで「硫黄島」2部作の第1部、映画【父親たちの星条旗】(2006年アメリカ)が放映されており、〔第2次大戦下、硫黄島で撮影された米国旗掲揚の写真を主題に、島での戦いを米国側の視点で描く〕監督・クリント・イーストウッドの戦争を史実に基づき公平に描く正義感が良く出ている映画で非常に感心させられました。
戦争映画としての私のおすすめ度は、★★★☆ですが、より深く「硫黄島」2部作の良さを理解するために役立ちますので、是非一度観ることをおすすめします。
「硫黄島」2部作の第2部となる映画【硫黄島からの手紙】の戦争映画としての私のおすすめ度は★★★★☆。
〔第2次大戦末期の硫黄島を舞台に、地下要塞(ようさい)を築き米軍と激戦を展開した日本軍の姿を描く〕

さて、今日の画像は、『文藝春秋』(文藝春秋社)「創刊85周年記念 二月特別号」です。
背表紙には、

「創刊85周年記念 完全保存版 日本の親子100人」

の文字、表紙には、

「硫黄島 栗林中将 衝撃の最期」

の文字があります。

私がこの雑誌を購入した目的は、当時

「大アンケート&カラーグラビア 昭和の美女 吉永小百合ほか」

に興味があったからです。(笑)

平成19年(2007年)に特別定価770円で購入したこの号で『文藝春秋』は第八十五巻第三号となりました。

私が所持している『文藝春秋』はこの一冊だけなのですが、雑誌の意味と魅力とは、その時代の空気感や評価をそのまま伝えてくれることにあります。

〈検証〉「栗林中将衝撃の最期」ーノイローゼ、部下による斬殺説の真相ー

映画で話題沸騰の硫黄島総指揮官、ついに明らかになる死の全貌

と題してA5版16ページにわたり検証しているのは、2005年に栗林中将の評伝【散るぞ悲しき】(新潮社)を書いたノンフィクション作家の梯久美子さん。

この雑誌を購入した当時は、他の研究テーマや興味が優先していたため、この記事を読むことは後回しとなってしまい、現在に到ってしまったので、これから読もうと考えています。(笑)
私の蔵書は、昭和の少年少女漫画の単行本や雑誌を中心に約2万冊。
少年時代から、新刊書店のみならず神田の古書専門店街まで通い続けて30年以上となるので研究者としてはもはや中堅クラスの仲間入りをしたと言えるでしょう。(笑)
映画のパンフレットについては僅か500冊ほどですが、興味のある主要作品を押さえてありますし、まだ未整理状態の【キネマ旬報】や【ロードショー】【スクリーン】も20年分くらいはあります。
【ぴあ】は、劣化が激しく、保管スペースの問題から残念ながら処理してしまいました。(涙)
映画に関する資料についても、基礎資料ぐらいは集まっていると言えるでしょう。
これから、少しずつ紹介していきますね!
ちなみに、私が資料協力した映画【黄色い涙】の撮影時期は、二宮和也さんが映画【硫黄島からの手紙】撮影終了後すぐのこと。
私は、この時期の二宮和也さんの演技を【黄色い涙】の撮影現場で直接観ており、二人だけで会話もしているのです。
二宮和也さんが、アイドルグループの一員だけでなく、役者へと変貌していく瞬間に立ち会うことが出来たのです。
現在、日本を代表するアイドルグループとなった嵐のメンバー。
その中で役者としても高い評価を受けている二宮和也さん。
同時代を生きているというのは、とても素晴らしいことですね!
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