暑さ寒さも彼岸まで。
「大人の夏休み2024」も、秋のお彼岸の時期で終了とし、気分一新。
「売れない文筆業」として、時流にあわせたSNSの活用を再開したいと考えています。
さて、「少女に何が起ったか」全12話。
全話視聴後の感想は、懐かしくて、面白い。
初放送時、設定の素晴らしさに比べて、小泉今日子さんの演技力や、辰巳琢郎さんのキャスティングに、今一つの感も有り、正直、ホンのチョッピリ鼻についていたことを思い出しましたが、全話視聴後の感想としては、素晴らしいとしか言いようが有りません。
私の中では、星4.5です。
原作が存在せず、ドラマオリジナルの脚本の為、先のストーリー展開が判らない。
宇津井健さん演じる謎の男の正体は、残念ながら最後まで、見破ることが出来ませんでした。
石立鉄男さん演じる刑事や、途中から岸田今日子さん演じる学長の娘の不審な行動(一時、姿が見えなかった気がします。)など、若干のヒントが隠されていましたが、ラストの謎解きに関しては、見事な脚本としか言いようが有りません。
小泉今日子さん演じる特待生達の中で、岡本かおりさんと、矢野有美さん、賀来千香子さん演じるお嬢様グループの中で、高木美保さんだけが、私が名前と顔が一致する懐かしい女優さんでも有りました。
12話という話数も、長すぎず、短過ぎず、丁度良い感じ。
当時、バブル期に突入する時期の大学生達が送るキャンパスライフや、雰囲気、学歴、家庭環境に対する差別や、偏見なども、絶妙に盛り込まれており、明治学院大学社会学部社会学科の夜間で、四年間、奨学金の貸与を受けながら、キャンパスライフを送った私の境遇とも、若干、重なる部分が有りました。
私も、今一度、あの頃の初心に立ち戻り、これからの人生を一生懸命に頑張って見たいと考えています。
又、途中から視聴を中断していた「夜明けの刑事」も、撮り貯めて有るので、これから1話ずつ大切に見ていくつもりです。
私の経験上、様々な利権や、思惑により、子供の頃から一生懸命に努力を続け、夢を叶えようとして頑張っている若者を、妬み、嫉み、邪魔をする人達が実在したことに、驚いてしまいます。
幸運にも、そのような人達は、ほとんどが鬼籍に入り、私は、同世代の研究者としては、比較的健康な部類で、立地の良い横浜で、今も昔と変わらず暮らしております。
私の父方の親族は、素晴らしい兄弟愛を持つ伯父に恵まれた為、伯父を中興の祖として、戦前のように、再び地元の旧家として知られていますが、都会に住む普通の核家族でも、親族間による醜い財産争いにより、「少女に何が起ったか」のような争いも、絶えないようです。
さて、米騒動も、解決の糸口が見え、横浜での猛暑日&熱帯夜も、33度&25度くらいなら、身体も慣れて来ました。
秋のお彼岸の時期が過ぎる頃には、日常生活に戻れたらと考えています。
ライフ・イズ・ビューティフル!
今夏は、BS松竹東急で放送され初見となる「岸壁の母」をBlu-rayに録画しておりました。
大学で、戦前、戦中、戦後の日本の歴史の変化を、社会学視点で考察する際に、当時の一時資料の収集、保存と、当事者の証言は、とても貴重になります。
さて、「夜明けの刑事」での石橋正次さんの活躍目当てで、久しぶりにスカパー!のTBSチャンネルを選んで、Blu-rayに録画したのを撮り貯めて見ていますが、小泉今日子さん主演の「少女に何が起ったか」(1985年1月〜3月)を見直してみると、私好みの設定に、続きが気になります。
リアルタイムでの放送時、東京JAPが歌うエンディング曲「摩天楼ブルース」も、私好み。
残念ながら、大学受験の時期と重なり、テレビの視聴は、極力控えていたため、再放送のタイミングで、もう一度、最初から見直したいと考えたまま、現在に到ってしまったことを思い出しました。
小泉今日子さん演じる主人公の境遇や、生い立ちなど、当時の私とホンのチョッピリ通じるところが有るような気がして、思わず感情移入してしまいます。
これからは、撮り貯め続けている「夜明けの刑事」と、「少女に何が起ったか」を一話ずつ大切に見直すことにより、失われた時間を、追体験したいと考えています。
ライフ・イズ・ビューティフル!
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