私が店長をしているショッピングサイトがあります。
【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com
よろしくです。
暗くて判りづらいですが、今夜の月と鶴見の貯水塔になります。
窓や明かりのない巨大な丸い塔は、子供の頃の私にとって不気味な恐怖の象徴でした。
曙出版から出版された白川まり奈さんというカルト作家の【吸血伝】という書き下ろし単行本に、この貯水塔とそっくりの建物が出てきたような記憶があるのですが、その本は、三歳上の姉が友人から借りてきた本であり、私は一瞬しか見せてもらえなかったのです。
その後、実際にその本に出会う機会はなく、次に【吸血伝】に出会った時は、数十年後、カルトの人気作家として白川まり奈さんの本が数万単位のプレミアがつくと紹介されていた記事でした。
なるほど、カルトでレアな作品であり、入手困難な漫画本と云えるでしょう。
私の漫画本のコレクションは、テレビ化されたりアニメ化されるような昭和の名作漫画が中心のため、カルトな作品はあまり所蔵していないのです。
入手する際も、高いプレミアがついた本を購入することは少なく、誰も見向きもしなかったかつての名作を発掘することの方が好きなのです。
また、絵物語のジャンルなど、かつては高額で取引されていたジャンルの本のプレミア価格が急落した場合は、喜んで購入します。(笑)
私にとって、人の評価や価格にはあまり興味がなく、全ては私の判断で収集を続けています。
そのため、所有する本の価値が上がろうが、下がろうが一切関係ありません。
一度購入して気に入った本は、余程のことがない限り処分したことがないので、一時期2万冊まで達してしまいました。(涙)
ここ数年は、平成以降の新書判を中心に大量に処分してきましたが、昨日、知り合いの研究者から連絡があり、戦前、戦後に活躍したさる高名な漫画家さんの遺族が所有していた戦後の少年月刊誌の付録200冊、段ボール箱2個分の買取りを頼まれました。
電話では、高名な漫画家の物はあまりないとのことでしたが、縁あって私の元へ集まって来る本たちを拒むことは出来ません。
私は、コレクターであると同時に在野にいる数少ない漫画史研究家なのです。
作品の価値は、私が読んで見てその価値を決めたいと思います。
戦前、戦後の漫画史や、街頭紙芝居、挿絵、絵物語や少年少女小説のジャンルは、研究者が非常に少ない分野です。
現在70代前後となる高名な先生方の直ぐ下の研究者が私となってしまうのだから。(笑)
途中30年近くのブランクがある訳ですが、リアルタイムで楽しんだ世代と、私のように時代を越えて漫画史研究をタイムトラベルのように楽しむ世代とはその意義が随分違ってくるような気がしますね!
【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com
よろしくです。
暗くて判りづらいですが、今夜の月と鶴見の貯水塔になります。
窓や明かりのない巨大な丸い塔は、子供の頃の私にとって不気味な恐怖の象徴でした。
曙出版から出版された白川まり奈さんというカルト作家の【吸血伝】という書き下ろし単行本に、この貯水塔とそっくりの建物が出てきたような記憶があるのですが、その本は、三歳上の姉が友人から借りてきた本であり、私は一瞬しか見せてもらえなかったのです。
その後、実際にその本に出会う機会はなく、次に【吸血伝】に出会った時は、数十年後、カルトの人気作家として白川まり奈さんの本が数万単位のプレミアがつくと紹介されていた記事でした。
なるほど、カルトでレアな作品であり、入手困難な漫画本と云えるでしょう。
私の漫画本のコレクションは、テレビ化されたりアニメ化されるような昭和の名作漫画が中心のため、カルトな作品はあまり所蔵していないのです。
入手する際も、高いプレミアがついた本を購入することは少なく、誰も見向きもしなかったかつての名作を発掘することの方が好きなのです。
また、絵物語のジャンルなど、かつては高額で取引されていたジャンルの本のプレミア価格が急落した場合は、喜んで購入します。(笑)
私にとって、人の評価や価格にはあまり興味がなく、全ては私の判断で収集を続けています。
そのため、所有する本の価値が上がろうが、下がろうが一切関係ありません。
一度購入して気に入った本は、余程のことがない限り処分したことがないので、一時期2万冊まで達してしまいました。(涙)
ここ数年は、平成以降の新書判を中心に大量に処分してきましたが、昨日、知り合いの研究者から連絡があり、戦前、戦後に活躍したさる高名な漫画家さんの遺族が所有していた戦後の少年月刊誌の付録200冊、段ボール箱2個分の買取りを頼まれました。
電話では、高名な漫画家の物はあまりないとのことでしたが、縁あって私の元へ集まって来る本たちを拒むことは出来ません。
私は、コレクターであると同時に在野にいる数少ない漫画史研究家なのです。
作品の価値は、私が読んで見てその価値を決めたいと思います。
戦前、戦後の漫画史や、街頭紙芝居、挿絵、絵物語や少年少女小説のジャンルは、研究者が非常に少ない分野です。
現在70代前後となる高名な先生方の直ぐ下の研究者が私となってしまうのだから。(笑)
途中30年近くのブランクがある訳ですが、リアルタイムで楽しんだ世代と、私のように時代を越えて漫画史研究をタイムトラベルのように楽しむ世代とはその意義が随分違ってくるような気がしますね!
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