続いて2009年6月4日の記事の再録です。
6月2日から読売新聞朝刊でマンガ50年・劇画魂の連載記事が掲載されている。
6月2日(火)は劇画魂〓として(忘れられた男欧米が絶賛)
と題して劇画漂流を季刊紙である(まんだらけ)に12年間にわたり連載し、昨年末に青林工藝舎から出版した辰巳ヨシヒロ先生について。
辰巳ヨシヒロ先生は、今年の手塚治虫文化賞の受賞者である。
劇画漂流が何故まんだらけ出版ではなく青林工藝舎から出たのか?
その謎は、連載の仕掛け人である浅川満寛氏がまんだらけ編集部から、青林工藝舎へ移籍しているからだろう。
今回の画像は、私が所蔵する辰巳ヨシヒロ先生初期の単行本銃弾の街角である。扉に57-1の文字が見える。八興から日の丸まんが文庫としてB6上製128頁定価130円で発売された。
表紙は、辰巳先生ではなく、久呂田まさみ先生の絵である。
浅川氏と私は、2000年からの知り合いとなる。
浅川氏とは、いくつかのエピソードがあるのだが、それは又の機会に・・・
6月3日(水)劇画魂〓はさいとう・たかを先生。
(プロ根性 邪道を王道に)〓〓共に石田汗太記者。
6月4日(木)劇画魂〓は梶原一騎先生。(高度成長期の男の美学)
少年サンデー少年マガジン大同窓会のパーティー会場で御逢い出来た中城健先生と梶原一騎先生とのエピソードが紹介されている。
中城先生との対面やパーティーの様子については、3月18日の私のブログ少年サンデー少年マガジン50thにて紹介してあるので、興味のある方は御覧下さいね。
中城健先生は、昨年亡くなられた関谷ひさし先生のアシスタントをしていたことがあり、私が関谷ひさし先生を御訪ねした時、少年画報大全での中城健先生のインタビュー記事を見た関谷先生から
中城健は、元気かい?
と気遣われていたことが思い出される。
記事執筆は小梶勝男氏。
毎日新聞、読売新聞の記者が共に劇画についての記事を書いていることを考えると、4月18日の劇画誕生50年を祝う会の参加者は、正に少数精鋭だったといえるだろう。
漫画史にとって、劇画の登場は非常に重要な出来事なのに、最近の研究者は、エロ劇画は研究しても、純粋な劇画にはあまり興味を示さないから不思議である。私は、漫画史研究において、劇画の歴史には非常に興味あるが、エロについては、大勢いるエロ大好きの研究者達にまかせることにしたいと思う。
私は、エロや萌え系マンガを読んだり研究するよりも、生身の人間の綺麗でセクシーな女性と話しをする方が好きである。
エロマンガ系については、心からエロマンガを愛するオタクや研究者達には、あらゆる意味でとても敵わないのだ。
【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com
6月2日から読売新聞朝刊でマンガ50年・劇画魂の連載記事が掲載されている。
6月2日(火)は劇画魂〓として(忘れられた男欧米が絶賛)
と題して劇画漂流を季刊紙である(まんだらけ)に12年間にわたり連載し、昨年末に青林工藝舎から出版した辰巳ヨシヒロ先生について。
辰巳ヨシヒロ先生は、今年の手塚治虫文化賞の受賞者である。
劇画漂流が何故まんだらけ出版ではなく青林工藝舎から出たのか?
その謎は、連載の仕掛け人である浅川満寛氏がまんだらけ編集部から、青林工藝舎へ移籍しているからだろう。
今回の画像は、私が所蔵する辰巳ヨシヒロ先生初期の単行本銃弾の街角である。扉に57-1の文字が見える。八興から日の丸まんが文庫としてB6上製128頁定価130円で発売された。
表紙は、辰巳先生ではなく、久呂田まさみ先生の絵である。
浅川氏と私は、2000年からの知り合いとなる。
浅川氏とは、いくつかのエピソードがあるのだが、それは又の機会に・・・
6月3日(水)劇画魂〓はさいとう・たかを先生。
(プロ根性 邪道を王道に)〓〓共に石田汗太記者。
6月4日(木)劇画魂〓は梶原一騎先生。(高度成長期の男の美学)
少年サンデー少年マガジン大同窓会のパーティー会場で御逢い出来た中城健先生と梶原一騎先生とのエピソードが紹介されている。
中城先生との対面やパーティーの様子については、3月18日の私のブログ少年サンデー少年マガジン50thにて紹介してあるので、興味のある方は御覧下さいね。
中城健先生は、昨年亡くなられた関谷ひさし先生のアシスタントをしていたことがあり、私が関谷ひさし先生を御訪ねした時、少年画報大全での中城健先生のインタビュー記事を見た関谷先生から
中城健は、元気かい?
と気遣われていたことが思い出される。
記事執筆は小梶勝男氏。
毎日新聞、読売新聞の記者が共に劇画についての記事を書いていることを考えると、4月18日の劇画誕生50年を祝う会の参加者は、正に少数精鋭だったといえるだろう。
漫画史にとって、劇画の登場は非常に重要な出来事なのに、最近の研究者は、エロ劇画は研究しても、純粋な劇画にはあまり興味を示さないから不思議である。私は、漫画史研究において、劇画の歴史には非常に興味あるが、エロについては、大勢いるエロ大好きの研究者達にまかせることにしたいと思う。
私は、エロや萌え系マンガを読んだり研究するよりも、生身の人間の綺麗でセクシーな女性と話しをする方が好きである。
エロマンガ系については、心からエロマンガを愛するオタクや研究者達には、あらゆる意味でとても敵わないのだ。
【漫画の匠】
http://www.manganotakumi.com
父のことは世の中のほとんどが知りませんが、今月小学館クリエイティブより父の作品集を出してもらうことになりました。
劇画に先駆けること1年以上前にそれまでなかった革新的表現=駒画のコンセプトを創り上げ、のちに劇画に吸収されてしまったルーツについて、もしご興味あればぜひ読んでみてください。
よろしくお願いします。
どこかで、御逢い出来る機会がありましたら、嬉しいです!
コメント本当にありがとうございました。