【週間ゲーム販売本数】PSPで盛り返した「サカつく7」、4年半ぶりの初動10万本突破で首位

2011年08月14日 | 団長は断腸の思い
ゲームソフトの週間販売本数やゲーム市場を追いかける記事の第14回。
なるべくいいトピックスを引っ張り出すようにしております。煽ったりはしないよ。

→コンシューマソフト週間販売ランキングTop20(4gamer.net/メディアクリエイト調べ)
※上記の週間販売本数以外のデータ(前作データ等)はすべてゲームデータ博物館様(ファミ通データ)より転載。

■「サカつく7」が4年半ぶり、4作ぶりの初週10万本突破で首位

 今週の首位は「J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!7 EURO PLUS」(10.1万本)。「サカつく」シリーズが
初週10万本を突破するのはPS2「5」(初週10.8万本)以来、実に4年半ぶり、4作ぶりということに。


■PSPで盛り返した「サカつく」シリーズ

 ここで「サカつく」シリーズの販売推移を見てみる。


※グラフの表示から消えてるけど「~ヨーロッパチャンピオンシップ」のハードもPS2。

PS2の「サカつく2002」および「サカつく3」で50万本を突破するも、その後は右肩下がりが続き
特に任天堂ハードとは相性が悪いのか、DS版最新作では累計10万本程度まで落ちていた。

しかし初めてのPSP版となった「6」から復調の兆しを見せ、今作「7」はさらに勢いのある出足に。
今作が「6」のような2週目以降の伸びを見せれば、PS2「5」をも上回る可能性がある。

リアルグラフィックスのスポーツゲームは、携帯ゲーム機では不利だと言われてきただけに
「サカつく7」の好調はPSP市場の好調を裏付けるデータとなりそうだ。

据え置き機(PS3)とのグラフィックスの差で買い控えるユーザーはまだまだいそうだけど、
性能が格段にアップする後継機「PS VITA」では、その問題もかなり払拭されることが予想され
「サカつく」およびリアルスポーツゲームは、PS VITAではさらにシェアを伸ばすのではなかろうか。


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