【MH3G HD】Wii Uと「モンスターハンター3(トライ)G HD ver.」を購入し、プレイするのにかかる費用は?

2012年09月15日 | 団長は断腸の思い
Wii Uで「モンスターハンター3(トライ)G HD ver.」が本体と同時となる12月8日に発売されることが明らかになった。ところで、このゲームをオンラインで遊ぶにはどのくらいの出費を見込んでおけばよいのだろうか? Wii「モンスターハンター3(トライ)」を、クラコンPROを用いてオンラインプレイ経験があることを前提に考えてみた。


発表済みのWii Uプレミアムセット+MH3GHDのセット。シリーズユーザーとしてはぜひとも欲しい一品であり、自分も入手したいところだけど、必需品というワケでもない。

まず本体。ベーシックセットとプレミアムセットの本体の違いを考えてみよう。大きな違いは内蔵フラッシュメモリの容量の差。ベーシックセットは8GBなのに対し、プレミアムセットは32GB。容量の大きな後者を欲しくなるが、そもそもプレミアムセットでも容量は小さい。そして、Wii Uは4つあるUSB2.0ポートを通じて、SDメモリーカードやUSB接続が可能なHDDで容量を拡張することができる。従って容量の差がプレミアムセット購入の決定的要因にはならないだろう。

そのほかの違いは付属品と追加サービス。まず付属品はWii UゲームパッドのスタンドとWii U縦置きスタンド。前者は、そもそもWii U購入の目的がMH3GHDに絞られるなら、特に必要はなさそうだ。後にMH3GHDでもゲームパッドの使用用途が発表される可能性もあるが、そもそも3DSのゲームのHDリマスターバージョンであり、セーブデータも共有なため大きな変更は考えにくく、ゲームパッドがプレイの必需品ということにはならないだろう。縦置きスタンドが必需品ではないのは言わずもがな。

あとはプレミアムセットの追加サービス「ニンテンドーネットワークプレミアム」だけど、これはダウンロード購入など、デジタル販売のアイテムを購入した際、ポイントが10%加算されるというモノ。期間は2014年12月末まで。MH3GHDのダウンロード版は発表されておらず、また本作が3DS版のHDリマスターバージョンだという特性を考えると、今後有料ダウンロードコンテンツが用意される可能性は低い。このサービスもWii U購入の目的がMH3GHDに絞られるなら、特に必要ないサービスだろう。

よって、購入する本体としては、ベーシックセットの白色本体で十分かもしれない。

あとはMH3GHD同梱版に含まれるWii U PROコントローラーだけど、そもそもWii Uでは、Wiiで使えた周辺機器はすべて使える。当然ながら、Wiiのトライで使用していたクラコンPROも使用可能。Wii U PROコントローラーはWiiリモコンを繋がなくてもいいという特性はあるが、そのために数千円をかけるほどでもなさそうだ。

結論としては、ベーシックセット本体とソフトのみの費用で十分。MH3GHDの価格は発表されていないけど、MHP3HDと同じ4,800円と考えれば、定価ベースでの合計は31,050円。とりあえずこれくらい用意しておけばなんとかなりそうだ。ちなみにWiiのトライのオンラインプレイには月額料金が必要だったけど、今作はMHP3HD同様、無料になる可能性が極めて高いだろう。

といっても、これまでの話はWii Uを「MH3GHD専用機」として使うに等しい話。MH3GHDに限らず、今後もソフトをたくさん購入するという人、特にダウンロード販売を多用する人は、プレミアムセットやMH3GHD同梱版がお得になる可能性があるのは言うまでもない。


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