幸喜幸齢 生きがい日記
2024.6.24 23/30℃ 

森のイノシシ
今回の地球環境自然学講座のテーマは「イノシシと森と私たち」
講師は 猟師で猪鹿庁 長官 興膳 健太氏

鹿・猪の生態や現状、環境省の害獣対策など、その狩猟また活用活動で岐阜県郡上市の森を中心に活動しているお話を聞いた

鹿猪は私が箕面の山や森を歩いていた20余年前にはさほど問題にならなかったし、むしろ鹿は市条例で天然記念物だと保護されていた。また猪も森の中でたまに出会ってもそんなに大きな問題でもなかった 😅

しかし近年の人間への被害は異常で、共に害獣として駆除対象となっている 動物たちが悪いのではなく、そんな地球環境、自然環境を造り上げてきた人間のエゴの結果であることは分かっていても、その被害対策に行政は頭を抱える 😰

そんな現状から今は民間の人達が立ち上がり、この猪鹿庁のように会社として仲間を募り、聞けば次々とアイディアを実現に結びつつ活動している

野生動物の歴史、狩猟、被害など多岐に渡る話を聞きつつ、里山保全と猟師の6次産業化を目指しての活動には目から鱗だった

猪鹿の被害防除に箕面の里山でも防護冊や電気柵などよく見かけてきたが、絶対的な防止策でもない 狩猟やジビエ肉の処理・流通等も問題山積と

そんな中で「日本一旨い猪肉が獲れる山を育てます」「担い手の育成」「クラウドハンター・新しい捕獲の担い手育成と集落の関係人口増加」「罠・ワナオーナー募集」「罠猟講座」「猟師ワイルドBBQ講座」「鹿革ドラム講座」「けもの塾」「猪鹿庁特製・猪なべ」「皮なめし講座」「山川海の連携イベント」「日本猪祭り」等々アイデアを次々と実行に移しての活動に驚いたが 是非応援したい

山や森を歩くのに今までそんなに森の動物たちが気になったことはないが、昨今は特に熊の被害が連日のようにマスコミを賑わせている


旧街道の歩き旅を趣味とするボクにとってはこの熊対策はどうしようもなく、歩き残している最北の稚内へはいつになったら歩き着けるのか? 熊の餌にはなりたくなく危惧する 全く世界は異常な事で驚く😵

*写真は全て net 検索記事より
*講演会での画像、レジメは掲載していません。