幸喜幸齢 生きがい日記
2026.10.28 15/22℃
冒険家
学生時代に夢見た冒険は人生八十路になってもとうとう何も出来なかった😅
だが幸いにも後期高齢者と人を馬鹿にしたような名称の年齢になり、ひとり身となったのを機会に、それにあらがうように青春時代のやり残し症候群の一つを思い切ってやってみた 日本列島縦断の歴史街道歩き旅だ それによって幸喜幸齢者となった😂
コロナ禍の真っ最中だったが、延べ161日間、4162㎞、602万歩で鹿児島薩摩藩・鶴丸城址から北海道松前藩・松前城まで完歩できた👍
その間、突然の予報外のドカ雪で旧街道が消え、山の中 雪で一面真っ白な中で死を覚悟したことが2回あった あと一歩踏み外したら死んでいたような体験もいろいろした😱
ボクのはただの無謀で冒険ではないが、世の中には本当の冒険家が沢山いる
ボクが尊敬する一人に植村直己氏がいる ご存知、1984年2月12日 43歳の誕生日に世界初となるマッキンリー(現デナリ、6190m)の冬季単独登頂に成功、翌13日の下山途中の無線を最後に消息を絶ったまま 後に国民栄誉賞者認定 彼の本を幾冊も読んで、その冒険魂に心した 彼が興した十勝自然学校跡を訪ねたりもした🌿
前置きが長くなったが、今月の自然大学校・地球環境自然学講座の講師は1990年生まれの若き冒険家・吉田智輝氏 テーマは「世界の七大陸最高峰を海から歩いて極める~日常と非日常の間~」3時間たっぷりとお話を聴いた と言ってもまだ歩けないので今日もZOOMで家で聴いた
先月は女性冒険家・的場有佐氏(第45次日本南極観測隊に参加されたれっきとした学者で2児の母)的場有佐氏 同じく冒険家でもある夫の的場澄人氏(北海道大学で雪氷学の学者)の話を、これもZOOMで聴いたがテーマは「犬ぞりで観測する北極の世界」
どちらも地球環境の観点からみれば地球の温暖化や極端な豪雨などの影響は想像以上でエベレスト級の高山の峰やグリーンランド氷床や北極圏も急速に氷が溶けていることなどを知る😨
どちらも内容を詳しく紹介してみたいものだが、結論としてこの地球がどんどんおかしくなっている現実は冒険家らの実際の現地調査からも明らかだ😱
このままの勢いで地球環境の悪化が進めば10年もしない内に地球はとんでもない事になる 世界の指導者や政治家にはこの現実を直視してほしい
来月は辰野 勇氏(モンベル会長)テーマは「夢と冒険 モンベル7つのミッション」(登山家、冒険家、カヌーイスト、21歳の時スイス・アイガー北壁を当時世界最年少で登攀、登山用品メーカー・モンベル創業者)ボクにはとてつもなく大きな存在だが、もしそれまでにボクのギブスが外れたら是非、次回は会場を訪れて直に話を聴きたい
八十路とは言えまだまだ好奇心は旺盛のようで困ったものだ🤣
*写真は全て千里南公園の散歩道から!