12月4日 (日) 3/12℃ オーボエと津雲公園
先日、いずみホールで開かれたクラシックコンサートへでかけた。
友達から招待状をもらったのだが、丁度 仕事終わりの息子が付き合ってくれたのでよかった。 前から3列目の good シート。いずみホールの圧倒的なパイプオルガンが目を引く。
オーボエ奏者・古部健一とクラシックギター・鈴木大介 二人のコラボ
実はオーボエを余り知らなかったが、説明を聞きながらその澄んだきれいな音色にうっとりした。
古部健一氏は小澤征爾が音楽監督を務めていた新日本フィルハーモニー交響楽団の首席オーボエ奏者を長く務めたというオーボエの第一人者。
クラシックギターと合うのかなと思ったが見事なコラボに満足。
鈴木大介氏のギターソロでルビーラ原曲、スペイン伝承曲「愛のロマンス」は最高だった。 あの1952年の映画「禁じられた遊び」のテーマ曲だが、これが実に上手く、そのテクニックもさることながら感情表現が素晴らしかった。 68年前のナルシソ・イエペスの「愛のロマンス」を想いだす。
話は別だが、いつもの散歩道は家の南側に広がる千里南公園だが、今日は逆の北側、家から 5.6分の津雲公園へ出かけてみた。
中央右が津雲公園、その上に千里南公園
近くで小さな公園だが余り来たことがない。すぐ前に幼稚園や小学校、また保育園などがあり、子供達やママ友たちの憩いの場のようだ。
手に小さな文庫本をもって木陰で憩う。 少し寒いがお天気も良く本を読むには最適な気候 夏もいいが信州生まれなのか冬が好きだ。
ヒヨドリや小鳥たちの鳴き声を聴きながら、紅葉、黄葉の舞う姿を眺め晩秋の風情に浸る と言っても今朝は3℃ もうすっかり冬だ。
ベンチに座り本を開く。すると間もなくして保育園児が8人ほどが保育士に付き添われながらやってきた。
可愛いね 何歳ぐらいかな 2~4歳ぐらいかな? と言うのも千葉に住む曾孫が4才、2才、0才なので背丈が似ている 彼らも今頃保育園で遊んでいるだろうかと思う 子供の仕草は可愛い 屈託がなく 素直だし 好奇心がいっぱい
小春日和の晩秋のひと時と思ったが、風が冷たく急に冬の到来だ。
小さな公園だと思っていたが結構緑も多く憩える場所だった。
この千里ニュータウン各地の公園の森も造成され街ができてもう70年ほどとか 樹木も大きく茂るはずだが、そのお陰で緑の中で日々を過ごせる有難さを味わう。
ここはスーパーも、電車の駅も、医療機関も近くに点在し歩いてすぐ。シニアには勿論、子育てにも向いている街だと思う。
間もなくこの古くなった建物の津雲台団地一帯の再開発が始まるようだが、どんな新しい新時代の街に生まれ変わるのか見てみたい。
前方の山々は奈良へ続く生駒山、金剛山などか
あのオーボエとクラシックギターのコンサートとは関係は無いのだが、何故か歩んできた人生と音楽と森と子供たちを実感しつつ郷愁に浸った
YouTubeでヘンデル、マルチェロ、テレマン、スカルラッティ、モリコーネ、ピアソラなどのオーボエ演奏を聴き楽しんだ。