焼津商工会議所女性会から出向している焼津市男女共同参画プラン推進市民会議十数人の委員で構成されています
この委員が、毎年開催されている男女共同参画・人権フォーラムの司会を務めることになっているそうで
今年は私のトコにお声がかかり
大役を務めることになりました
一週間ほど前に、焼津市男女共同参画担当の堀内さんから司会進行表をいただき何回も読み込みました
ここ数年、会社や女性会などでもこういった機会が回ってくるようになり
今日も、それほど緊張せずにしゃべり切ることが出来たと思います
そして
ピーター・フランクルさんの講演がスゴく良かった
講演のテーマは『日本女性世界へ翔け』
数学博士で有名ですが・・・ピエロが着るようなとてもカラフルな衣装
そして、いきなりジャグリングで登場
ハンガリーで生まれ、お父さんもお母さんも皮膚科のお医者さんというご家庭で育ち
朝ご飯は毎朝、お父さんが用意してくれて、部屋まで持って来てくれたそうです
ハンガリーは当時貧しい国で、共働きが主流
幼稚園も24時間体制だったそうです
スゴイっ
30年前に初めて日本に来た時、日本の国の「男尊女卑」を強く感じたそうで
夫が「マッチ」とか「新聞」って言うと、妻が何をしててもサッと用意するというような
そして、夫のことは「旦那」「主人」といい、妻のことは「奥さん」「家内」など、家の中に居るものという言いかた
女の人の仕事といえば、スチュワーデスが典型
何をやるにしても、オマケっぽい仕事が多く
「へ~」「そ~」など、笑って相づち打ってりゃいいみたいな、男性のメイン司会者の隣で補佐したり手伝ったりするだけ
最近やっと女性のメインキャスターも出てきてるけど
政治家なんかはめっぽう少なく
大臣になっても、バッグを隠されたり意地悪されて、居場所が無くなる
だから、日本でぜひとも女性首相が出て欲しいと
男女共同参画を進めていくためには、男性の考え方を変えなければ変わらない
男性が男性の利益を欲しがれば変われない
女性も足りないところがある
昔ながらの、しなやかでたおやかでつつましやかで・・・で良いという考え方を変えなきゃ
それも必要だけど、もっと主張して欲しい
また、同じ状況にある人ばかりと付き合っているけど、もっといろんな人と付き合って欲しい
なぜできないか
日本人は忙しい
これを言い訳にする。断れない・・・。
日本人の「はい」は「Yes」ではなく相づち
「I see」と同じ。「いいえ」も「No」ではない
特に組織の中で、「No」なんて言わない。「こういう意見もありますが・・・」「・・・のように聞きました。」「こんなかんじで、どうでしょうかねぇ。」相手との協調を図ることを大切にする。
そんな平和な日本から、女性が翔けるようにするには・・・これまでの昔のままでいいという考え方を変えること。女性たちの連帯感を持つこと。そして人生の主人公はだれか。自分が主人公だ。主人公たる人生を生きているか。
全部が全部集中して聞けたわけじゃないのでちょっとプッツンプッツンの内容になっちゃってますが
ピーター・フランクルさんから日本の男女共同参画の現状や問題点をはっきりと投げかけられ
世界でも遅れをとっている日本の男女共同参画
女性も男性もすべての人がお互いを、相手を思いやり
性別や年齢などに関わりなく
誰もが個性と能力を十分に発揮できる社会の実現に向けて
こういったフォーラムやセミナーが、ちょっとしたきっかけになっていけばいいな~って思います
明日は、敏元さんから写真撮影を頼まれましたので今日から静岡でやってる日本ソフトボール協会主催の
第一種公式記録員認定会の取材に向かいます
オリンピック競技に
ソフトボールを復活させよう
バックソフトボール
再びソフトボールがオリンピック競技として採用されるよう復活へ向けた取り組みや活動を続けよう
平成20年9月15日更新BACKSOFTBALLオリンピック競技復活へ向けて
~坂井アニからのメッセージ~