オンラインによるみちのく童話賞授賞式を行いました。
本日は、第7回童話塾in東北がオンラインで開催(第6回は、コロナのため中止。それ以前は仙台にて行っていました)。童話塾in東北とみちのく童話賞実行委員会は、別組織ではありますが、その立ち上がりのときから、大変親しい間柄。スタッフもほど一緒。ということもあり、童話塾修了後に童話賞の授賞式を行いました。
お仕事などの関係、あるいはオンラインというのが壁となり、ご参加がかなわなかったかたもいらっしゃいましたが、大賞のみどりネコさん、佳作の山崎順子さん、委員長賞の佐藤千佳子さんがご参加くださいました。
賞状は、事前にお送りしていたので、パソコンのこちらとあちらで向き合って、賞状を授与。
そして、受賞者からご挨拶をいただきました。
大賞のみどりネコさんは、宮城の方。この賞が震災から10年目という節目に開催された賞であることを、もっとも強く感じてくださって、あの日、そしてその後の10年を思い絶句されるご様子に、私たちはみな、胸が打たれました。
受賞作品集「ひかり」にも言葉を寄せていただいていたのですが、震災当時お腹にいたお子さんが今10歳になられているとのこと。もちろん私たちはそのような事など知らず、作品オンリィで大賞に選んだのですが、この方が大賞でよかった!と感じた瞬間でした。
童話塾で講演をしてくださった森川成美さんをはじめ、童話塾からほとんどの方が残って、授賞式を見守ってくださったことも、感謝しかありません。
私は委員長として、最後に挨拶させていただきましたが、来年、あるいはまたいつかお会いできることを願って、書き続けます(お)。
童話賞は、来年に向け歩き出しています。