きまぐれにJalanJalan

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2001年5月 バンコク&カンチャナブリ③

2001年05月19日 09時18分21秒 | シンガポール発着海外旅行

<3日目(その1)>

NGOボランティア団体を4つ視察しました。

その中で、もっともショックを受けたのは、スラム地区(貧困居住地区)でした。
高層ビルを背景に、考えられないくらいの貧困状態・・・。

それを、支援しているのがボランティア団体だそうです

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Duang Prateep Foundation
(ドゥアン・プラクティーク財団)

この財団では日本人が数名活躍されています。近いうちに日本語のHPが作成されるそうです。
寄付金を集めて、スラム地区の子供達が勉強出来るように、支援しているようです

でも、現実には、援助した学費で、親が麻薬を買ったりすることも少なくないとか・・・・・
それに、ここの住人は、山岳地帯や、農村地帯から出稼ぎに来ていたりして
居住権がないそうです
それに、出生届が出てなかったりして、そうするとタイ人だと認められない為
就学できないケースも多いとか・・・

ひと2人が、やっと、すれ違えるくらいの道が
迷路のように続いています

その中に、家とは言えないような家が数百軒立ち並んでいる。
ここは、バンコク最大のスラム地区「クロントイ」
住人は約10万人だそうだ!

私は、全く気が付きませんでしたが
現地で活躍している日本人によると
麻薬をしている人など、すぐわかるそうだ。

衛生状態は最悪、悪臭もヒドイ。

それでも、少し歩いているだけでも、
住人は”昼寝”をしていたり、
大きな音楽をかけて、横になっている人を
たくさん見かけました

背景には、高層ビル街

ここの住民は、港湾の日雇い労働者が多いとか

ボランティアが、”寄付”ではなく、
雇用の場を与えるようにすれば良いと思ったが、
現状には、地方から流れてきている人は
学歴がないので、仕事に就きにくいとか??

スラム地区の幼稚園

貧困でも、勉強してもらうように
ボランティアが活躍している
学費の殆どが、寄付でまかなっているらしい

もう一つの幼稚園

ともかく、貧困のわりに、子供の数がとても多い
1家族で3~4人だそうだ

幼稚園のトイレ

奥の水溜りから、桶で水をすくい流す
水洗ではない

子供達はとても元気

お行儀が良く”サワリカ~(-人-)”って
挨拶してくれた

バンコク市内

本当に貧富の差が激しい
現地のガイドの話では治安は良いらしい

但し、日系企業では、ご主人様、奥様には
それぞれ車が与えられ
運転手付きの生活は標準らしい

どうやら、雇用の問題とか、
交通事情の問題があるらしい

タイの有名な麺料理”パッタイ”(やきそば)
スラム街の屋台で20バーツ

とても、美味しかった!香港麺と似ていた

これは、施設の方が持ちかえりをして
美しくセッティングしてくれたものです

シンガポールのホッカーでS$2~3で食べれる物価が
ここでは、20バーツくらいだとか?

タイ人の平均の生活費は7000~1万バーツらしい
日本人は、駐在員の住居費だけで、
平均5万~7万バーツとか・・・

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社団法人 
シャンティ国際ボランティア会

農村地帯の農民の手作りを販売して、農民の生活を援助しています
里親制度も応援しています

24,000円で、1人の子供が1年間学校へ通えるそうですが
募金が集まらないのと、親が使いこんでしまったりと現状はかなり厳しいようです

ショップ内

ここでは、日本人が4人活躍しています

手作りなので、とても丁寧に作られている

真ん中は刺しゅうです


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