北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

黒ミノさんとトロンちゃん~SUMO STOMP Minotaur& SUMO TRON その1.やつらが届くまで

2022年05月17日 17時11分56秒 | エフェクター

こんにちは5月二度目の投稿です。
先日、久々に体調不良で仕事をお休みした私です。
5月は気温の差も大きく、体調を崩しやすいのでしょうか。
みなさまも健康には十分お気を付けください。

実は以前からずっと欲しかったエフェクターがありました。
しかし、どこも品切れになっていたそのペダルが
とある製品の発売をきっかけに見つけることができたのです。

そのエフェクターを作成しているのは
SUMO STOMP by Innerbamboo

私が欲しかったエフェクターは SUMO TRON といういわゆるワウですね。
ヴィンテージの名機「Mutron-III」を基に制作されたとても自然なオートワウです。

ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
SUMO TRON ブランド のエフェクターはおそらく現在最も入手が困難であるといっても過言ではないでしょう。
まぁ、買う側からいうと非常に困ったメーカーなんですが…
それゆえにクオリティが高いことは十分予想がされるわけでして。
ベース用ペダルもプリアンプ以外はほぼ品切れ状態が続いてます。
ギター用の歪ペダルにいたっては毎回発売するたびに即売れ、
後日オークションや中古市場でプレミア価格で出てくるという
超人気ぶりです。

今回5月中旬にあの Minotar が発売になるということで、
私も Twitter でいろいろと情報をひそかにチェックしていました。
SUMO STOMP 公式アカウントが卸先店舗を記載してましたんですね。
その中の聞いたことのないお店に一台 SUMO TRON の在庫があるのを見つけたのです。
何しろ関西の全く聞いたことのないショップで少し心配ではありましたが
SUMO TRON の卸先で他にも高級ベースの販売も行っているお店のようでしたので問題ないと判断し、そのお店のWEBサイトで購入しました。

さて、きっかけになった Minotar に話をもどします。
Minotaur とは何ぞやという話ですが…
もちろんご存じの方も多いかと思いますが、商品説明から抜粋いたします…

Longtail#873と同じく CENTAUR 初期三桁シリアルの「#873」の個体を基にし、ベース帯域にチューニングしたモデルとなります。
トーンやゲインの挙動は Centaur を再現しており、OUTPUTレベルはLINE入力機器等に対応できるように設定しております。
クリーンに設定すればLINE音に深みと太さを与えることができ、また歪を深くしたドライブサウンドもボトムは損なわれずスピーカを強力に動かすことのできるサウンドです。
基になった CENTAUR はバッファーやブースターとしての評価も高く、ドライブ時のトーンは絶品と呼ばれるペダルです。
そのトーンはもちろん Minotaur でも活かされています。
ドライブを最大にしても潰れることなくしっかりと出る低音域。
1音1音の粒立ち、抜けの良さは極上と呼ぶに相応しいサウンドと言えます。

まぁ、私も詳しくはないのですが、一言で言いますと
ケンタウロスという有名な歪ペダルがございまして、そのクローンをベース用にチューニングしたペダルという感じでしょうか。
現在、KLON CENTAUR の値段は高騰してまして
KLON CENTAUR 初期型(GOLD/LONG TAIL)は
黒澤楽器で998,800円の値がついてました。(*_*)
超高いんですね~

まぁ、ただ、
個人的な持論で言わせていただくと。
「あくまで歪は好み」かと。
どんなに高くても気に入るか気に入らないかはその値段は全く関係なくて、
その人の趣味趣向によるものだと私は思ってます。

とはいえ、即売れ必死の Minotaur というエフェクターは気になります。
それだけ品質が高い証拠でもありますし。

今回からボディカラーがブラックへ変更され、さらに私好みになってたりしますし。(笑)
次回は値上げしないと厳しいかもという話も出てますので。

こりはぜひともGETしなければ…
そう気持ちは盛り上がるわけです。

ということで、SUMO TRON も無事に購入できたし、
MInotaur はどこのお店で購入しようかなと思っていた12日の夕方
イ〇ベ楽器さんのサイトをうろうろしていたところ
Minotaur が普通に販売されているのを目撃しまして、(*_*)
おやおや、普通に速買いしてました。
まさに掲載されてすぐのジャストのタイミングだったのでしょうね。
まだ他のお店ではほとんど売り出されていないタイミングだったですかね。

結構、15 日や16 日にならないと売らないというお店もかなりあったようですが…
実際に15 日販売だったのは、同時に発売されたギター用のショートテイル #S430 のほうだったらしくて
その後どんどん 黒ミノさんは順次販売されたようです。
もちろん、15 日以降にデジマのみというようなお店も結構ありましたね。
ちなみに、同時に発売されたお店で先に売り切れたのは圧倒的にショートテイル #S430 の方でしたね。
それだけギターリストの注目度は半端なかったということでしょうか。

しかし、あっさり購入できた Minotaur ですが、
実際に手元に届いたのはなんと購入から4日後の 16 日でした。
その理由は…
発送元が東京ではなくさらに翌日の発送になったからなのです。(´;ω;`)ウゥゥ
大阪のイ〇ベから北の大地にとどくまで最低三日間はかかるんですね。
あっさり購入できたのは出荷が大阪だったからなのかなぁ。

少し長くなりましたので
実際に使ってみての感想は次回に書こうかと思います。

では、後編に続く…
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渾身のプリアンプ~HUMPBACK ENGINEERING 2107 BASS EQ -Preamp-

2022年04月12日 16時44分36秒 | エフェクター

今回もプリアンプのお話です。

アウトボードプリアンプの旅は十数年前に
Atelier Z の ブルー筐体の Aguilar OBP-3 Outboard Preampを購入した時から始まりました。

そこから、いままで、このブログで紹介した
Atelier Z (Day's Corporation)の M-BOX, EQ-X, MIDKNIGHT, MM-BOX…
Bartolini NTBT, TCT with MCT375
MXR M80 D.I. +
Shin's Music Bass Master Preamp Pro
Sadowsky SBP-2
Darkglass Electronics Alpha-Omega Ultra
Vivie Owlmighty
MarkBass Mark Vintage Pre
SANS AMP BASS DRIVER DI V2

等々プリアンプの旅を続けてきました。

いわゆる真空管系では現時点では
Mark Vintage Pre がメインの座に落ち着きました。
まぁ、消費電力的にACアダプター使用が必須になるので
機動力の観点ではいまいち実践投入できていません。
そうなると、消費電力やノイズの少なさで
Shin's Music Bass Master Preamp Pro か
Sadowsky SBP-2 あたりが本命かなと思っていましたが
とうとう出会ってしまいました。

私的究極のアウトボードプリアンプ。

それは何気に YOUTUBE でいろいろなベース関連の映像を見ていた時に出会いました。
1分21秒の短い映像です。
タイトルは「HUMPBACK engineering 2107EQ Sound Check」
普通にプリアンプのオンオフのサウンドを比較するという映像なのですが…
スイッチをオンにした瞬間にそのベースサウンドは私の心をくぎ付けにしました。
以前から別な方がYOUTUBE で HUMPBACK engineering のプリアンプは素晴らしいと
言われているのを聞いていたので、以前から興味はあったのですが。

さっそく、そのプリアンプをデジマートで探したところ、
クロサワ楽器 G-CLUB SHIBUYA にあるらしい。

 渾身のオリジナルプリアンプ。
 当店のみでの限定販売、今回も極少入荷となっております。
 是非お手に取ってお試し頂きたいモデルに仕上がっております。

どうやらここでしか買えないみたい。思わずポチっと購入いたしました。(笑)

以下商品説明からの抜粋です。

 ビルダーであり、エンジニアでもあるHumpbuck engineeringの戸田氏によるオリジナルプリアンプ
 2107 BASS EQ Preamp は NY を拠点に高品質な楽器を制作し続けるメーカーのサウンドをベースとされております。
 トレブル/ベースを 0 、ボリュームを 10 の設定でほぼ原音スルーの状態になりますが、僅かに粘りと厚みが増しつつも非常にフラットなサウンドに、基本的なクオリティの高さを感じていただけるかと思います。
 2Band、ブーストオンリーのシンプルな構成ながらもEQの効きは大変素直な印象で、お持ちの楽器により艶感や鋭さを足されたい方には特にオススメのプリアンプとなっております。

「NYを拠点に高品質な楽器を制作し続けるメーカーのサウンド」?

うーん、これってどこのベースかな、Sadowsky ? Fodera?
一応 Spector USA もNYCだけど
たしかに Spector のプリ (HAZ Lab ) は fodera でも使ってたくらいだから確かに良いのですが…
Fodera は 現在は ミドルもあるみたいだから違うのかなぁ。
うーん、NYC な Sadowsky あたりなんでしょうかね。
確実にこれとは特定できないですね。

実際、音の印象は Sadowsky SBP-2 に一番近いですかね。

ノイズはもともと HUMPBACK ENGINEERING って
DCフィルターで有名みたいで、実際にプロの方もDI等で使用してるみたいです。

 また当機には同社製品でも大好評のノイズフィルターのDCフィルターも搭載。
 音のモヤつきの解消、音量感のアップ、低域の解像度アップなどなど、多くの音質改善効果を発揮し、電源周りも抜かりのない設計に。

DC フィルターがあるので低域もきちんと出るんですね。勉強になります。

製品の品質にもこだわっているみたいで…

 使用されるハンダには小島半田製造所と共同開発されたHMXシリーズを採用。
 合金に特殊処理を施すことで、これまでの製品とは一線を画す?音の立ち上がりと倍音量を実現しています。

素材の話は正直私はあまりよくわからないのですが(笑)…
まぁ、こだわっていることは私にもわかります(笑)

届いた日の夜にさっそく Provision VJB-J-PS 1965~1966 Binding & Dot で使ってみましたが…
思っていた以上に良いですね。
Provision VJB-J-PS のポテンシャルを余すところなく出してくれるというか
ずっと弾いていたくなるようなご機嫌なサウンドです。

いままでのプリアンプで最高の低消費電力なのに
ノイズもなく
それでいて音がクリア
かつボトムもしっかりと出てる

Sadowsky SBP-2 にかなり近い感じなんですが
さらにノイズも少なくてクリアといいますか…
SBP-2 が少し嫌味がある感じがしてしまうくらい自然な感じなんですね。

それから Shin's Music Bass Master Preamp Pro と比べると
やはり音がすっきりしてるといいますか…
Shin's は少し音像がぼやける感じですかね。

これはもしかして、プリアンプの旅、
最終目的地に到着したかな?(^○^)

実は、HUMPBACK ENGINEERING BASS EQ -Preamp- には
もう一種類「4117」というモデルがあります。

 4117 BASS EQ Preampは伝統的な1ハムバッキングPUのエレキベースに搭載されていたサウンドをベースとされております。
 
こちらは MUSICMAN StingRay の2バンドのプリアンプがモデルということですね。大変興味深いのですが。
残念ながらパッシブのハム搭載ベースを持っていないので購入して試せなかったりしますが。
まぁ、こちらもきっと申し分のない仕上がりが予想されるので試してみたいですね。

HUMPBACK ENGINEERING BASS EQ -Preamp-  久々のヒットです。
まさに 渾身のプリアンプだと思います。

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いまさらですが~ WE LOVE SANSAMP~ BASS DRIVER DI V2

2022年04月07日 18時46分09秒 | エフェクター

4月です。寒い日もありますが、すっかり春らしくなってきましたね。
東京ではもう桜が散っているようですね。
今年は北の大地も桜は早そうですね。
もうすぐ残っている雪も完全に消えそうですね。

さて、今回もエフェクター(プリアンプ)の話です。

みなさんは、すごく有名な機材なのに一度も使ったことがない
そんな機材ありますか?
今回はそれがテーマです。
私はそれが SANSAMP BASS DRIVER DI 、いわゆるベードラでした。

SANS AMP は 1989年に CLASSIC が誕生して、かれこれもう30年以上。
特に1994年に誕生した SANSAMP BASS DRIVER DI は
まさにロックベーシストの必須アイテムみたいに言われて
かなり売れまくったペダルですよね。

私がベースを休んで打ち込みに興じていたころからベードラは世の中を席巻してたわけですね。

2006年横浜の某所で 今沢カゲロウ/ BASSNINJA 様の演奏を見て
私は再びベースギターを手にするわけですが…
プリアンプ付きの Spector で復活したせいもあり、
いわゆるアウトボードプリアンプなるものはほとんど使用しませんでした。

まぁそんな感じですのであまり触る機会もなかったのでしょうね。
何年か経過して、TECH21 系では VT BASS を渋谷の某楽器店で試奏したくらいですね。
ただ、少しノイジーであまり印象が良くなかったこともあり、
ベードラ系はノイズが少なくないなんて話を店員さんから聞いたのもあり
いよいよ触手が伸びない感じだったのだと思います。

それから十年後の 2016 年に誕生した BASS DRIVER DI V2 は
待望の ミッドコントロールと、BASS と MID の設定帯域シフトスイッチが追加されて
いわば、現代の音楽シーンにあわせて進化したわけです。

今回、 BASS DRIVER DI V2 を購入し、併せてベースマガジンの 2019年12月号も入手していろいろと勉強させていただきました。
ベーマガにも書いてありますが、SANS はフランス語で「無い」という意味ですので
アンプがなくても好みの音が作れるということなんでしょうね。

実際、多くのロックベーシストたちはいかにもベードラって感じの音出してましたね。
そうなるとどちらかというとあまのじゃくな私は余計にベードラを避けるようになったりするわけです。

まぁ、最近いろいろなプリアンプを見ている中であらためてベードラを見ていると
V2は多弦でも使えるくらいのポテンシャルは十分あり、たまにロックなサウンドも良いかなとも思いますし…

何よりいままでこのド定番のプリアンプを一度も使ってこなかったということへの後悔とちょっと使ってみたいという興味がありました。

で使ってみた印象ですが、
確かに一般的に言われているようにV1と比べるとベードラ臭はかなり抑えられていて
サンズアンプ・アレルギー反応は出にくい感じです。
いままで避けてきた私にも違和感はあまりなくてありがたい感じですね。

聞くところによると、V1より音がクリアになっているという話ですが
まぁV1を使ったことのない私にはそこはわかりません。
あとノイズについては Shin's Music あたりと比べると抑えは甘い感じもしますが、
とはいえ特段気になるほどではないですね。そこは合格でした。

そういえば、ベードラの音って MXR M80 BASS D.I. + でCOLOR スイッチオンしたのに似ていますね。
そういう意味では MXR M80 と迷う人がいそうですね。
私も一時期、」MXR M80 BASS D.I. + を所有してましたが、
MXR M80 は値段も安くし、スイッチ二つで使い勝手もよさげなのですが、
私にとってはいかんせん重すぎましたね。
ベードラより1kgくらい重たい(約1375g)のは個人的にかなりのマイナスなポイントでしたね。
これくらいの重さならクラスDのコンパクトヘッドアンプを持ち歩いたほうが良いという結論に至り手放しました。

あと、ベードラの歪は軽くドライブさせるくらいがちょうど良いかなと思いました。
もともとスイッチ1つ仕様なので、歪用途としては期待してませんでしたし、
がっつりひずませるなら、別に用意したほうがベストでしょうね。
使ってて思うのは、やっぱりサンズアンプはロック向きだなということですかね。
SADOWSKY SBP-2 あたりはフュージョンとかも行けそうですが、ベードラはそこまで上品ではない。
かといって Darlglass みたいに狂暴でもないので、使いやすいと思います。

一言でいうとロックベーシストの定番ともいえる極めて使いやすいアウトボードプリアンプペダルという感じですね。
そういう意味でこれだけ長く多く使われてきたののでしょうね。

今回はじめてサンズのベードラを使いましたが、
いろんな意味で
もう少し早く使っていてもよかったなと思わせるアウトボードプリアンプでしたね。

一家に一台サンズアンプ!音が嫌いじゃないなら、おすすめといえるでしょう。

それから…びっくりしたことがひとつ。
何より消費電力の少なさにも拍手ものですね!
(先日の TRUETONE 1spot mA meter で計測しましたが…スイッチオフ時2mA、オン時3mA)です、
完全に電池駆動できるアナログペダルの鑑という感じですね。

さてこんな感じで、
何をいまさらベードラのインプレを…
とお思いの方も多いかと思いますが。
まぁ、私にとってはこれも初体験ということで(笑)

ところで、そのうち、さらに進化したV3とかってでるんですかね?
そんなことをちょっと思ったりする今日この頃です。

ではでは。
コメント (4)
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2年半ぶりのリベンジ~DARKGLASS ELECTRONICS ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN

2022年03月26日 21時02分54秒 | エフェクター

まだまだ雪が残る北の大地ですが…
今日から明日にかけては春らしく雨になるとのこと。
これで雪解けが進むのは良いのですが…

今年は、例年を遙かに超える大雪でしたが…
予報では桜の開花は相当早くやってくるようです。

なんだかコロナ感染者もここに来て増大してきていて
ロシアとウクライナの件も一向に解決に向かわず、
遠くないところに北朝鮮からのミサイルが落下したり、
と、なんだか、物騒な春ですね。

さて、今回もエフェクターの話です。
以前より新しいモデルを再度試していたいとずっと思っているプリアンプがありまして…
最近、上位モデルが出たせいか少し値下がりして売られていましたのでGETしました。

その名は Darkglass Electronics ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN です。

2019年の夏から秋にかけてライブで使用していたプリアンプなのです。
見た目も機能もとても気に入ってたのですが…
高周波ノイズがどうにも耐えられずにドナドナした経緯があります。
V2 になってからノイズが改善されたと聞きまして、
いつかまたリベンジしたいと思っておりました。

最近最新の Alpha·Omega Φoton という上位モデルがでまして、
まぁ、お値段もさらに上位へと進化しているのですが、どうやら
コンプレッサーの機能が加わったようですね。

まぁ、私の場合基本的にはコンプは使用しませんので、
そこは迷いなく、ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN 一択です。

で、気になっていたノイズですが、 V2 では嘘のように消えました。
なんだ、やれば出来るじゃん、Darkglass Electronics さん。

さて、あらためて商品紹介です。

発売以来ベストセラーとなったALPHA·OMEGA ULTRAが、ブラッシュアップされALPHA·OMEGA ULTRA V2 with AUX-INとして登場。
Alpha と Omega の2つのディストーションエンジンと強力に効く6バンドGEQを搭載しており、プレーヤーの求めるサウンドメイキングが可能です。
またキャビネットシミュレーション、ヘッドフォンアウト、AUXインプットを搭載していますので、ステージでも自宅でも最高のツールとなります。

ヘッドフォンでもキャビネットシミュレーションが使えると言うことで、早速 USB で PC とつないでいろいろ試しました。
キャビネットと音を拾うマイクを選べますので、
いろいろとプリセットから選んで、
比較的レンジが広くて抜けの良さげなサウンドをチョイスしました。(^_^)v
それからパッシブだとベースの音が小さめなので、ヘッドフォン音量の設定を変更をして大きくしました。
初期値はクリップしないように小さめに押さえられているようですね。

ヘッドフォンと AUX IN がついているので、こいつだけで練習できるなと期待しておりましたが、ばっちりでしたね。
しかも MARKBASS あたりのプリアンプやプリに付いている AUX IN とは比べものにならないくらいきれいなステレオサウンド。
これは素晴らしいです。まぁ、AUX IN の音量がこのプリアンプで調整できればもっと良いのですが、それは望みすぎですね。

それから、もう一つ発見したことが…
ALPHA·OMEGA ULTRA といえば鮮やかな赤い LED が素敵~
実は赤だけではなく、青いLED にも変身するんです。

またまた、商品紹介からの抜粋です。

Darkglass Suite ソフトウェアを使用すれば、 Mod コントロールをフットスイッチにアサインさせて Alpha と Omega を切り替えることも可能です。

わかりにくいのですが、要は左側の DISTORTION スイッチの ON/OFF で歪みを Alpha と Omega にスイッチできるようになるのです。
しかも、これは PC のソフトウェアからだけじゃなくて、スイッチを長押しすることでモード自体の ON/OFF も切り替えることができるのです。

モードを切り替えると、写真のように LED が 青になるのです。
おそらく Alpha が赤、 Omega が青だと推測されます。
この機能はキャビネットシミュレーションと同様に V1 の頃からあったようですね。
前回は全然気づきませんでしたね。\(__ ) ハンセィ
ただ、これって歪みありきのモード切替なので、クリーンから歪みへという切替ができなくなります。
ですので、個人的にはあまり青い LED は登場させられないかなという感じです。
それに、歪みも Alpha と Omega を MIX できるところが良かったりしますので…

さて、ノイズ問題さえ解決すれば、
ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN は私的にはかなりお気に入りの最強プリアンプであることは間違いないです。

ちなみに消費電力は 123mA ~ 131mA くらいでしたね。
ちなみに公表値は 130mA です。
さすがにこれくらいだと電池アダプター駆動は厳しいですね。
AC アダプターでの使用になりますね。

早く、実戦投入したいところですが。
まだまだコロナも落ち着いてないので、バンド練習も停止中。

仕方ないのでこいつで練習に励みますかね。

さて次回もプリアンプの話になりそうです。
実はこいつの前にもうひとつプリアンプを購入してまして。
その話は次回に書きたいと思います。

では、また(^_^)ノ

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あなたのエフェクターの消費電力は?~TRUETONE 1SPOT mA METER

2022年03月16日 16時53分41秒 | エフェクター

少しずつ春に近づいてきてはいますね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
我が家の区はまだ1メーター以上の積雪残。

そんな状況で気温がプラスになってきてますので、
道路は複数のわだちができてぐちゃぐちゃに…
家の前の道路では毎日スタックする 4WD 車が後を絶たず…
ひどい状態でした。
しかし、今週になって町内会の排雪が行われまして、
久々に舗装道路がお目見えしました。(∩´∀`)∩ワーイ
これでやっとマイカーで自宅にたどり着けます。
ここのところ地下鉄か、
やむを得ず車で行くときは近くのお店に
お買い物ついでに駐車させていただいてました。
m(__)m

まぁ、私の愛車はローダウンな 2WD 車ですので、
この豪雪の冬は、除雪完璧な実家の駐車場で保管してました。

私は北国育ち(途中、世田谷と横浜で暮らしてましたが)なのですが
今まで4WD のマイカーって持ったことないんですよね。
あと SUV とかも好きじゃないので。
札幌って除雪が良いのであまり困ったことなかったのですが
さすがに今年のような豪雪だと、
今度は 4WD の SUV にでもしたほうがよさげですね。

さて、話は変わりまして今回はエフェクターのお話です。

私はエフェクターは基本電池で動かしたい人です。
というのもやはりノイズのことを考えると電池駆動が一番だからです。

しかし、昨今は
ダークグラスのように電池非対応のものがあったり、
デジタル回路で電力をかなり消費するものや、
真空管使用のプリアンプも消費電力高かったりします。

そんな場合はバッテリースナップを使ったり、
やむを得ずアダプター使用になりますが、
消費電力の低いエフェクターであれば電池駆動したいのです。

そこで気になるのは消費電力。
昔はアナログなエフェクターばかりだったので
気にする必要はなかったのですが、
最近のデジタル系のエフェクターは特に二桁の消費電力が多くなりました。
BOSS なんかは WEB で仕様のところに書いてますが、
意外と明記されていないエフェクターもあります。

そこで、先日、WEB でとある製品が紹介されてまして、
こんな私にはきっと必須アイテムと思い速攻でポチリました。

その名も 
TRUETONE 1SPOT mA METER

ミリアンペアを測るメーターですね。
エフェクターとアダプターの間につなぐことによって
消費電力が何 mA かを測定できる優れものです。

まず、AC アダプターをこいつの DC インにつなぎまして、付属のケーブルを
DC アウトからエフェクターにつなぎます。
入力電圧範囲は 9V から 24V で表示最大電流は 0A から 999mA のようです。

まず、うちの数少ない 12V エフェクター
MARK BASS VINTAGE PRE を測ってみました。
オフの状態で 325mA くらい、オンの状態で 338mA くらいですかね。
かなりメーターが動いて安定しない感じですね。
真空管のプリアンプはこんな感じでしょうか。

では、最近入手した真っ赤なブースター
Zahnrad by nature sound 4000Pre Red 。
オフで 16mA、オンで 17mA、
結構電池食うんですね。

さて、次は Shin's Music の Bass Master Preamp Pro
こいつは 3mA くらいだったと記憶していたのですが、
実際測ってみると
スイッチオフで 0mA 、スイッチ一つオンで 2mA 、スイッチ二つオンで 5mA 。
スイッチオフで 0mA のエフェクターはこいつだけかも…

さて次もプリアンプ
これも最近手に入れた
TECH 21 SANSAMP BASS DRIVER DI V2。 
スイッチオフで 2mA、スイッチオンで 3mA
おおー、なかなか省電力なんですねぇ、
ベードラって。

同じくプリアンプ系で続けます。
安くなって今大人気の Sadowsky SBP-2
スイッチオフでオンでも 3mA 。
こいつもかなり省電力ですね。

続いてひずみ系行ってみます。
Darkglass Electronics Vintage Microtubes Overdrive
こいつはスイッチオフで 17mA、オンで 18mA、
うーん意外と消費電力は高めなんですね。

そういえば、電池駆動で苦い思い出が…

とあるライブのステージのリハが長くて、
電池でエフェクター使ってたので…
ステージの演奏途中でいきなりエフェクター電池切れで
音が出なくなった困った時がありました。
当時使用していた Spector の電池が切れたのかと思ったのですが、
調べたら原因は BOSS のチューナー、 TU-3 だったかなぁ。
完全なる電池切れ。
BOSS の ペダルチューナーはなんであんなに電池食うんですかね。(笑)
技シリーズの TU-3W なんかさらに消費電力上がってますし。(謎)

それ以来私はペダルチューナーだけは BOSS ではなくて KORG 使うようになりました。(笑)
話がそれましたね。

これ、電池駆動大好きな人にとっては
なかなか面白いデバイスだと思います。
ちなみに値段は5千円台です。

今度は Aguilar とか ATELIER Z (Day's Corporation)のプリアンプも測ってみますね。

では、また。(^^)/~~~
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