すっかり年末ですね。
あと数日で2017年もおわってしまいます。
「今年はベースをあまり買わないようにしよう」という
誓いを年初に立てたのですが。。
正直昨年とあまり変わらなかった気もします。(笑)
来年こそと思うのですが…
さてどうなることやら。
先日からお話ししている
Sadowsky Metroline RV4
届きました。
早速インプレを書いてみようかと思います。
Dark Cherry Metalic という色らしいのですが、思ったより黒っぽかったですね。
Old Candy Apple Red をさらに濃い色にした感じといえばよいでしょうか。
かなり大人な色です。
付属のセミハードケースですが、
これはめちゃめちゃ軽いですね。
ベース本体は4.15キロなのでジャズベタイプとしては普通なんですが
本体を入れて持ってみてもかなり軽い印象です。
ホームページにある RV4 の詳細を抜粋します。
RV4 DESCRIPTIONS
◦Sleek undersized J body shape
◦Solid alder body
◦Thicker headstock and graphite strips dramatically reduce dead spots and create a more even response on every note
◦Rosewood fingerboard
◦1.5” or nut width on 4-string
◦Custom Gotoh/Sadowsky tuning gears on 4 string
◦Sadowsky Humcancelling J pickups (60’s location)
◦Classic Sadowsky Treble and Bass boost pre-amp with true bypass switch
◦Controls: master vol, pickup blend, treble roll-off (VTC) with pre-amp bypass, bass boost, treble boost
◦Sadowsky bridge with quick release
◦20mm 4 string bridge spacing
ボディはご存じの通りフルサイズではなくディンキーシェイプ。
メトロラインはソリッドでチェンバードボディではないタイプですね。
ですので、軽さが売りの Sadowsky としては比較的重い4.1キロくらい。
フルボディならきっと4.3~4.4キロくらいになりますかね。
指板はローズウッド。
最近はローズウッドの輸出制限とかで
パーフェローなんかに移行しているモデルも多いですよね。
ちなみに12月に発売された EXPRESS シリーズは確かパーフェローでした。
昔から使用している Spector NS-2 がパーフェローなので個人的にはどちらでも良いかなと思いますが。
個人的に気に入っているのがブリッジです。
なんというかこの洗練されたデザインと輝きは憧れてました。
なんか萌えます。(笑)
弦間って19じゃなくて20ミリなんですね。知らなかった。
ピックアップはノイズキャンセリングタイプでノイズ少ないです。
指板Rは 12インチです。
最近は 10インチから 12インチくらいが個人的にベストだと思ってます。
コントロールつまみは手前から
・マスターボリューム
・ピックアップのバランス調整
・マスタートーン(プルでプリアンプバイパス)
・2軸のベース、トレブル ブースト
マスタートーンって 以前使用していた ATELIER Z にもついてたのですが意外と重宝します。
2フィンガーからピック弾きにして少しトーンを絞ったほうがいいかななんて時にとても便利です。
このトーンはプルでパッシブになるのですが。。
もちろん、パッシブのままでも十分良いのですが。。
このプリアンプを通すと、パッシブでも良い音がさらにハイファイで洗練された音に変わる気がします。
まさに良質なプリアンプって感じですか。
個人的にはパッシブで使うのはもったいないかなと思います。
ベース&トレブルブーストですが、 Sadowsky ってブーストオンリーなんですね。
一説には「良質なトーンを減らすことはない]というロジャー・サドウスキーの方針らしいです。。
全体を10とすると3~5くらいの間のブーストでもう十分という感じです。
で、問題はピックアップのパン。
最初に触ったときになんだか思いっきり違和感が。
その理由は。。
そう、Spector なんかとまるで逆なんですね。
Spector だと
左に回すとフロント寄り、右に回すとリア寄りになるのですが。。
Sadowsky って逆なんですよね。
ここだけがちょっと残念かな。
ま、でも、正直、Sadowsky って真ん中のポジションが一番いい感じもするので。。
これもあまり関係ないかなという気もちょっとしてます。(笑)
さて、肝心の音の印象ですが。
全体的に洗練された音というか…
一言で言うと上品なジャズベという感じです。
ピック弾きでは思いのほかアタックが少し強くですぎる印象だし、
プルも抜けも少し良すぎるというか。。
どちらかというと普通に2フィンガーで地味に弾くのが
一番しっくりくるのかなという感じのベースです。
音抜けが良すぎるので、ごまかしがきかないというか…、
弾く側もきちんと弾く技量がないと弾きこなせない、
そんな感じでしょうか。
その代わり、上手く弾きこなせれば鬼に金棒という感じかな。
セッション系のミュージシャンが愛用するのは何となく判りますね。
もっと練習してきちんと弾けるようにならないとだめだなと思わせる、
そんなちょっと手強い感じのベースだとだんだん思い始めてきました。
年末年始、がんばって練習するぞ~
ということで。。
来年もみなさまにとって良い年になりますように~(^。^)v
また元気でお目にかかりましょう。では(^_^)/~