「アンナ・ボレーナ」 文化5F1-8 1万4千円・安い
初見のオペラでした・・アリア、重唱の宝石箱ダァ~・・
一幕から怒涛のアリア、歌唱が・・歌い手冥利と 聴き冥利のオペラです
ドラマティック・ソプラノ、テオドッシュウ が
究極の歌唱、声質が20年に一度の出会いの歌手と・・素晴らしい、この時に感謝ですね
一瞬の激性、演技 美しさと強靭な声域が 一幕3場の壮絶絶後の歌唱、演技が・・
会場内が一瞬痺れ、魔法に、カーテンコールが賞賛、感動のブラーヴァーァ・・興奮しました。3幕狂乱の場もフルートにのせ・・夢・狂と正気の狭間の歌唱、声其の物が素晴らしかった。
脇も自己の持ち味を最大限発揮し・・舞台の流れも良く、各存在感を発揮した
素晴らしい舞台に成った。
アンナ・ボレーナ ディミトラ・テオドッシュウ華◎◎◎◎◎
エンリーコ8世 リッカルド・ザネッラート・・
バスバリトンの感じかな◎◎◎
ジョヴァンナ・セイモー ニディア・パレチオス華◎◎◎◎
スメトン ホセ・マリア・」ロ・モナコ華◎◎◎
ロシュフォール卿 マウロ・コルナ◎◎
リカルド・ペルシー卿 ジャンルーカ・パゾリーニ◎◎◎◎
エルヴェイ ルイージ・アルバーニ◎◎
指揮 アントニーノ・フォリアーニ◎◎◎
ベルガモ・ドニゼッティ劇場管弦楽団 合唱団
「アンナ・ボレーナ」
世継ぎに恵まれない英国王エンリーコは、現王妃アンナと離婚し、その侍女ジョヴァンナをめとる口実を探している。
ある日、アンナのかつての恋人ペルシーが久しぶりにロンドンに戻ってきた。ペルシーは、昔の愛を取り戻そうとアンナに言い寄るが拒まれ、絶望から自刃しようとする。部屋に忍び込んで、物陰から成り行きを見ていた楽士スメトンはそれを止めようと飛び出すが、その騒ぎの中、国王もやってきて、アンナは密通の疑いで裁判にかけられる。
監禁中のアンナのもとにジョヴァンナがやって来て、王と離婚すれば命は救われると告げるが、アンナはそれを毅然と拒否する。
エンリーコは、法廷でスメトンから偽証を引き出し、アンナとペルシーは死罪に。アンナは正気を失い、新しい妃の決定を祝う音楽が遠くから聞こえる中、倒れて息絶える。
--------------------------------------------------------------------------
強靭な声と抒情的な表現力~21世紀を代表する
ドラマティック・ソプラノ、テオドッシュウ
ギリシャ出身。96年にバイエルン州立歌劇場≪アンナ・ボレーナ≫題名役を歌い、西側一流オペラ座に本格デビュー。その後、≪オテロ≫デズデーモナ、≪トロヴァトーレ≫レオノーラ、≪ノルマ≫題名役など次々と新しい役柄でも絶賛され、99年春、ボローニャとパルマで歌った≪アッティラ≫オダベッラの成功により、ヴェルディ作品、ベルカント・オペラ双方における最も重要な歌手の一人としての評価を確立した。 2000年には、≪椿姫≫でローマ歌劇場へ、≪アンナ・ボレーナ≫でナポリ・サンカルロ歌劇場へ、≪トロヴァトーレ≫でスカラ座へ、それぞれデビュー。
02年には≪アッティラ≫で英国ロイヤル・オペラにもデビュー。
その後も順調に主要歌劇場での活躍を続けるほか、日本ではフェニーチェ歌劇場の引越公演(2001、05年)、カターニア・ベッリーニ大劇場の引越公演(03年)等で見事な充実ぶりを見せている。
ドニゼッティ(1797~1848)生誕の地ベルガモはミラノの東方約50キロ、文化的薫りを色濃くたたえる古都で、ドビュッシーの『ベルガマスク組曲』ゆかりの地でもあります。オペラ座の創設は1791年と古く、当初リカルディ劇場と名づけられましたが1897年にドニゼッティの生誕100年を記念してドニゼッティ劇場と改称されました。
ベルカント・オペラの大家ドニゼッティは、4歳年下のベッリーニと競うように数々の傑作を世に送り出し、全部で70あまりのオペラを残しましたが、作曲当時に何回か上演された後すっかり顧みられなくなるものも多く、また上演はされても演出家や演奏家の勝手な都合でカットされたり改変されたりして、オリジナルの響きが失われているケースが多いのも事実です。
20世紀半ば以降、ベルガモ・ドニゼッティ劇場では、他のオペラ座が顧みもしなかった多数の作品を、極力オリジナルに近い形で復活上演し再評価する取り組みを続けています
-------------------------------------------------------------------------
過去のテオドッシュウ・・
25日大宮・ソニックシティ 1F34-17 1万4千円・安い
今回は先ず、合唱が上手いし・・合唱の歌わせ方、使い方、創造性が優れたベッリーニに
感動した・・
アリア、コロラトゥーラと合唱の絡み、旋律美の調和、劇性が優れものですね
その後のヴェルディへ継承された??事が感じえたと
03年に確か上野文化で観て合唱の素晴らしさは感じえなかったが
今回は合唱が最高でした・・
テオドッシュウのノルマは前回より低声域が綺麗、熟成された演技、歌唱が素晴らしい
『ノルマ』
史上最高の『ノルマ』との前評判どおり、2003年の引越公演ではカレッラの棒が冴え、4人の主役もそれぞれの役割を果たして大喝采を浴びた。ギリシャ出身のテオドッシュウは、同郷のソプラノとして"マリア・カラスの再来"と呼ばれることを意識して同じレパートリーを歌っているが、役作りでは独自のアプローチをみせている。強靭なテクニックを前面に打ち出すより、抒情ゆたかに心理を描き出すことをテオドッシュウはむしろ得意としているのだ。新演出によりさらに興趣を増した『ノルマ』、単なる再演にとどまらず、観どころ聴きどころ満載だ。全2幕(休憩1回、上演時間3時間20分)
指揮=ジュリアーノ・カレッラ
演出=ワルター・パリアーロ(2005年6月新演出)
ポリオーネ=カルロ・ヴェントレ◎◎
オロヴェーゾ=リッカルド・ザネッラート
ノルマ=ディミトラ・テオドッシュウ華◎◎◎
アダルジーザ=ガブリエッラ・コレッキア◎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
過去の感想・・
ノルマ・・三人の・・・
ノルマ
グルベローヴァ テオドッシュウ チェドリンス
アダルジーザ
カサロヴァ パラチオス パラチオス
ポリオーネ
ラ・スコーラ ヴェントレ ラ・スコーラ
演奏家形式(文化会館4月)とオペラ(28日新国立)オケは東フィルが優れもの
旋律美 歌唱美が 際だち・・楽しめた
ノルマ像は・・・テオドッシュウの激情・気性の激しさが・・もろに通わり・・・
個性豊かな演技歌唱を聴かせた
グルベローヴァとチェドリンスは 歌唱美 旋律美に台詞を・・・丁寧に 歌い上げ・・・けして無理な大きな声量に頼る事がないと 感じた・・
ベルカント・・美しい唱法
ラ・スコーラは 高音域から低音域まで 素晴らしい声を聴かせた
2003年07月29日 15時16分17秒
6日 ノルマ・ベッリーニ大劇場
ノルマは初めて観る
ノルマ は巫女 神につかえるが・・生身の人間が・・・
激情・気性の激しい人間像が浮き出る?
アダルジーザ
若い巫女で まだ一生を神に捧げる誓いはしていない がポリオーネに誘惑される・・
ポリオーネ
ローマに戻ったら結婚するとノルマに約束しておきながら・・・彼女に飽きてアダルジーザに心が・・・ローマの将軍
ノルマ・テオドッシュウ とアダルジーザ・パラチオス の一幕、二幕の二重唱が絶品であった・・・旋律 歌唱が 何と美しい・・
ベッリーニ 初演・1831年12月26日 ミラノ・スカラ座
原作・アレクサンドル・スーメ「ノルマ」 台本・ロマーニ
ノルマ・ディミトラ・テオドッシュウ
ギリシャ出身 01年 椿姫 日本で絶賛された
アダルジーザ・ニディア・パラチオス
アルゼンチン出身 独・カールスルーエ音楽大学終了
00年フランクフルト歌劇場と契約
ポリオーネ・カルロ・ヴェントレ
01年ベルリン国立歌劇場 02年トリエステ 03年サン・カルロ劇場 など活躍
オロヴェーゾ・リッカルド・ザネッラート
クロティルデ・アントネッラ・グイダ フラーヴィオ・マルチェッロ・パーチェ
演出・レンツォ・ジャッキエーリ 2003年07月09日 07時35分07秒
初見のオペラでした・・アリア、重唱の宝石箱ダァ~・・
一幕から怒涛のアリア、歌唱が・・歌い手冥利と 聴き冥利のオペラです
ドラマティック・ソプラノ、テオドッシュウ が
究極の歌唱、声質が20年に一度の出会いの歌手と・・素晴らしい、この時に感謝ですね
一瞬の激性、演技 美しさと強靭な声域が 一幕3場の壮絶絶後の歌唱、演技が・・
会場内が一瞬痺れ、魔法に、カーテンコールが賞賛、感動のブラーヴァーァ・・興奮しました。3幕狂乱の場もフルートにのせ・・夢・狂と正気の狭間の歌唱、声其の物が素晴らしかった。
脇も自己の持ち味を最大限発揮し・・舞台の流れも良く、各存在感を発揮した
素晴らしい舞台に成った。
アンナ・ボレーナ ディミトラ・テオドッシュウ華◎◎◎◎◎
エンリーコ8世 リッカルド・ザネッラート・・
バスバリトンの感じかな◎◎◎
ジョヴァンナ・セイモー ニディア・パレチオス華◎◎◎◎
スメトン ホセ・マリア・」ロ・モナコ華◎◎◎
ロシュフォール卿 マウロ・コルナ◎◎
リカルド・ペルシー卿 ジャンルーカ・パゾリーニ◎◎◎◎
エルヴェイ ルイージ・アルバーニ◎◎
指揮 アントニーノ・フォリアーニ◎◎◎
ベルガモ・ドニゼッティ劇場管弦楽団 合唱団
「アンナ・ボレーナ」
世継ぎに恵まれない英国王エンリーコは、現王妃アンナと離婚し、その侍女ジョヴァンナをめとる口実を探している。
ある日、アンナのかつての恋人ペルシーが久しぶりにロンドンに戻ってきた。ペルシーは、昔の愛を取り戻そうとアンナに言い寄るが拒まれ、絶望から自刃しようとする。部屋に忍び込んで、物陰から成り行きを見ていた楽士スメトンはそれを止めようと飛び出すが、その騒ぎの中、国王もやってきて、アンナは密通の疑いで裁判にかけられる。
監禁中のアンナのもとにジョヴァンナがやって来て、王と離婚すれば命は救われると告げるが、アンナはそれを毅然と拒否する。
エンリーコは、法廷でスメトンから偽証を引き出し、アンナとペルシーは死罪に。アンナは正気を失い、新しい妃の決定を祝う音楽が遠くから聞こえる中、倒れて息絶える。
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強靭な声と抒情的な表現力~21世紀を代表する
ドラマティック・ソプラノ、テオドッシュウ
ギリシャ出身。96年にバイエルン州立歌劇場≪アンナ・ボレーナ≫題名役を歌い、西側一流オペラ座に本格デビュー。その後、≪オテロ≫デズデーモナ、≪トロヴァトーレ≫レオノーラ、≪ノルマ≫題名役など次々と新しい役柄でも絶賛され、99年春、ボローニャとパルマで歌った≪アッティラ≫オダベッラの成功により、ヴェルディ作品、ベルカント・オペラ双方における最も重要な歌手の一人としての評価を確立した。 2000年には、≪椿姫≫でローマ歌劇場へ、≪アンナ・ボレーナ≫でナポリ・サンカルロ歌劇場へ、≪トロヴァトーレ≫でスカラ座へ、それぞれデビュー。
02年には≪アッティラ≫で英国ロイヤル・オペラにもデビュー。
その後も順調に主要歌劇場での活躍を続けるほか、日本ではフェニーチェ歌劇場の引越公演(2001、05年)、カターニア・ベッリーニ大劇場の引越公演(03年)等で見事な充実ぶりを見せている。
ドニゼッティ(1797~1848)生誕の地ベルガモはミラノの東方約50キロ、文化的薫りを色濃くたたえる古都で、ドビュッシーの『ベルガマスク組曲』ゆかりの地でもあります。オペラ座の創設は1791年と古く、当初リカルディ劇場と名づけられましたが1897年にドニゼッティの生誕100年を記念してドニゼッティ劇場と改称されました。
ベルカント・オペラの大家ドニゼッティは、4歳年下のベッリーニと競うように数々の傑作を世に送り出し、全部で70あまりのオペラを残しましたが、作曲当時に何回か上演された後すっかり顧みられなくなるものも多く、また上演はされても演出家や演奏家の勝手な都合でカットされたり改変されたりして、オリジナルの響きが失われているケースが多いのも事実です。
20世紀半ば以降、ベルガモ・ドニゼッティ劇場では、他のオペラ座が顧みもしなかった多数の作品を、極力オリジナルに近い形で復活上演し再評価する取り組みを続けています
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過去のテオドッシュウ・・
25日大宮・ソニックシティ 1F34-17 1万4千円・安い
今回は先ず、合唱が上手いし・・合唱の歌わせ方、使い方、創造性が優れたベッリーニに
感動した・・
アリア、コロラトゥーラと合唱の絡み、旋律美の調和、劇性が優れものですね
その後のヴェルディへ継承された??事が感じえたと
03年に確か上野文化で観て合唱の素晴らしさは感じえなかったが
今回は合唱が最高でした・・
テオドッシュウのノルマは前回より低声域が綺麗、熟成された演技、歌唱が素晴らしい
『ノルマ』
史上最高の『ノルマ』との前評判どおり、2003年の引越公演ではカレッラの棒が冴え、4人の主役もそれぞれの役割を果たして大喝采を浴びた。ギリシャ出身のテオドッシュウは、同郷のソプラノとして"マリア・カラスの再来"と呼ばれることを意識して同じレパートリーを歌っているが、役作りでは独自のアプローチをみせている。強靭なテクニックを前面に打ち出すより、抒情ゆたかに心理を描き出すことをテオドッシュウはむしろ得意としているのだ。新演出によりさらに興趣を増した『ノルマ』、単なる再演にとどまらず、観どころ聴きどころ満載だ。全2幕(休憩1回、上演時間3時間20分)
指揮=ジュリアーノ・カレッラ
演出=ワルター・パリアーロ(2005年6月新演出)
ポリオーネ=カルロ・ヴェントレ◎◎
オロヴェーゾ=リッカルド・ザネッラート
ノルマ=ディミトラ・テオドッシュウ華◎◎◎
アダルジーザ=ガブリエッラ・コレッキア◎
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
過去の感想・・
ノルマ・・三人の・・・
ノルマ
グルベローヴァ テオドッシュウ チェドリンス
アダルジーザ
カサロヴァ パラチオス パラチオス
ポリオーネ
ラ・スコーラ ヴェントレ ラ・スコーラ
演奏家形式(文化会館4月)とオペラ(28日新国立)オケは東フィルが優れもの
旋律美 歌唱美が 際だち・・楽しめた
ノルマ像は・・・テオドッシュウの激情・気性の激しさが・・もろに通わり・・・
個性豊かな演技歌唱を聴かせた
グルベローヴァとチェドリンスは 歌唱美 旋律美に台詞を・・・丁寧に 歌い上げ・・・けして無理な大きな声量に頼る事がないと 感じた・・
ベルカント・・美しい唱法
ラ・スコーラは 高音域から低音域まで 素晴らしい声を聴かせた
2003年07月29日 15時16分17秒
6日 ノルマ・ベッリーニ大劇場
ノルマは初めて観る
ノルマ は巫女 神につかえるが・・生身の人間が・・・
激情・気性の激しい人間像が浮き出る?
アダルジーザ
若い巫女で まだ一生を神に捧げる誓いはしていない がポリオーネに誘惑される・・
ポリオーネ
ローマに戻ったら結婚するとノルマに約束しておきながら・・・彼女に飽きてアダルジーザに心が・・・ローマの将軍
ノルマ・テオドッシュウ とアダルジーザ・パラチオス の一幕、二幕の二重唱が絶品であった・・・旋律 歌唱が 何と美しい・・
ベッリーニ 初演・1831年12月26日 ミラノ・スカラ座
原作・アレクサンドル・スーメ「ノルマ」 台本・ロマーニ
ノルマ・ディミトラ・テオドッシュウ
ギリシャ出身 01年 椿姫 日本で絶賛された
アダルジーザ・ニディア・パラチオス
アルゼンチン出身 独・カールスルーエ音楽大学終了
00年フランクフルト歌劇場と契約
ポリオーネ・カルロ・ヴェントレ
01年ベルリン国立歌劇場 02年トリエステ 03年サン・カルロ劇場 など活躍
オロヴェーゾ・リッカルド・ザネッラート
クロティルデ・アントネッラ・グイダ フラーヴィオ・マルチェッロ・パーチェ
演出・レンツォ・ジャッキエーリ 2003年07月09日 07時35分07秒