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16日 内田光子ピアノ&指揮 ・モーツァルト:1791・ピアノ協奏曲 ・変ロ長調他

2010-11-18 | ・ハーディング・ヤンソンス・内田光子
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内田光子ピアノ&指揮
ディヴェルティメント ニ長調 K136・・
 サイトウキネンの十八番ですね・・前菜として、心のひだ、筋肉を柔らかくしてくれます
日本人奏者2名が弦で、Yoko Moore(第二コンミス)Takako Masame

 内田ピアノ指揮振りを、真正面席で・・2公演を聴いて、深い精神性と、音の粒が弾けてます・・
 音楽の表情付け、ハ短調ーニ短調の劇性、オケとの対話、フルート、オーボエの歌と弦奏と相まって、音の輪廻する様が絶品ですね・・
 ティンパニの殴打から低弦の支えが悲劇性も・・
一転、弦奏、ピアノからは明るさ、歓びも感じさせ・・明、闇の対比感も素晴らしい

 イ長調と変ロ長調の、優美さと明るさ・・ピアノの音色が弾けてますね・・

 モーツァルトて、曲の結末を、先に創造して・・迷いが無いし、曲を逆にひも解いて聞く感じも受けます・・ある偉大な音楽創造力を・・音楽神が与えたのであろうか・・

特筆は、フルートと弦奏の共振性・・弦の豊かな響きがピアノと溶け合って・・至福の音楽が

モーツァルト
2010年11月16日(火)19:00開演(18:30開場)
モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 K136
モーツァルト:1785・ピアノ協奏曲 20番・ニ短調 K466
モーツァルト:1791・ピアノ協奏曲 27番・変ロ長調 K595
ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 ケッヘル番号595番はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの最後のピアノ協奏曲である。1791年1月5日に完成した。
作曲と演奏の経緯
1791年、すなわちモーツァルト最後の年に作曲されたこのピアノ協奏曲はその清澄なスタイルから、それまでの彼のピアノ協奏曲と一線を画すものである。1791年、莫大な借金に追われ、もうすでに3年以上も予約演奏会を開くことが出来ずにいたモーツァルトは、1788年に第1楽章を手がけていたこのピアノ協奏曲を完成させた。1月のことである。とはいうものの会員は集まらないので、3月4日、宮廷料理人イグナーツ・ヤーン邸において開かれた、親しい友人であったクラリネット奏者ベーアによる演奏会に出演させてもらい、このピアノ協奏曲をモーツァルトを解することのなくなったウィーン聴衆の前で演奏した。この日の演奏会がモーツァルトにとり、演奏者としてステージに登場した最後の機会となった。ちなみにこの演奏会ではモーツァルトのかつての恋人アロイジア・ランゲがモーツァルトのアリアを歌った。
彼のピアノ協奏曲の中でも演奏回数が最も多い部類になっている。
楽器編成
独奏ピアノ、フルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、弦五部

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フランツ・ウェルザー=メスト指揮 日時・曲目 2010年11月17日(水)・・

 空席が大分ありましたが、ブル7番、弦の豊かな響き、金管の大きな放物線を描く響きと良かった・・(ウィーンフィルの9番より上出来かも)

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
武満徹:夢窓
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調、管弦楽:クリーヴランド管弦楽団 

2楽章では目の前で、吹いてました・・ホルン5本、ワーグナーチューバ4本・
 チューバに、Yasuhito Sugiyamaさん経歴が新日フィル、ウィーン歌劇場に在籍から・・

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 今日の閉めは、ベトで・・楽しみ
2010年11月18日(木)19:00開演
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op. 58(ピアノ:内田光子)
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op. 55「英雄」
出演
管弦楽:クリーヴランド管弦楽団 
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト ピアノ:内田光子(18日のみ)





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