あすか姫の七色の道

料理好きがこうじて、色々な事に興味を持ち…そんな色々な道をすすんでみる日々を綴ります。

失敗は成功のもと

2011-01-08 22:05:00 | 食・レシピ
きょうは、朝からちとばたばたしました。
今日お渡ししようと昨晩作ったものが
納得いかない出来上がりだったのです。
それで、
作り直そうと材料を買いに出かけ
何故出来上がりがそうなったのか
原因を先生にお聞きし
帰ってきて作り直しました。
普通2時間半で仕上げるのを
最速で1時間半で。
Nec_0351
菓名は『おめで糖』といいます。
お赤飯を模した和菓子です。
陶芸教室でご一緒させて頂いている
Mさんのお子さまが
ご成人となられるということで
お祝いさせていただけたらと・・・。
『おめで糖』の文献によると・・・、
“また、「おめで糖」の名で、
慶事に使う赤飯を見立てた菓子もある。
小豆餡あるいは薄紅に染めた餡を
そぼろ状にして蒸し固め、
蜜煮の小豆を散らしたもので、
本物そっくりの質感と色合いだ。
 『新しき用語の泉』(1921)の
「おめで糖」の解説によれば、
大正時代には、
「いり米」に砂糖を加えたもの、
つまりおこし生地を着色し、赤飯に見立て、
甘納豆などを入れて作っていたようだ。
『日本菓子宝鑑』(1916)の「御芽出糖(おめでとう)」も、
同じく乾きもののおこし種で作る製法。
夏場には赤飯がすえやすく、敬遠されたことが、
代用品の和菓子を生むきっかけになったのであろう。
餡のそぼろで作る「おめで糖」がいつから
作られるようになったかは不明だが、
おこしよりも食べやすく、本物に似ていると思う。” 
とあります。
確かに、おこしは、わたしも得意ではないです・・・。
さて、失敗した『おめで糖』は、
捨てるなんてできないし、
もしよければ陶芸教室のおやつにして頂けたらと
お持ちさせて頂きました。
Nec_0352
写真に写すと判りにくいですが、
お赤飯に見立てたそぼろ状の餡の色が濃いし
お米粒の一粒一粒がしとっていて駄目・・・。
和菓子をはじめて今年で約7年目になりますが、
まだまだ未熟者ですね・・・。