春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

サボテン 各種開花

2020-05-26 | サボテン

自宅や借り温室内は今、各種のサボテン花が開花してます。

ロビビア属、レプチア属、ギムノカリキュウム属、ロビエンシス

など、花々には大小ありますが、咲いてる時間もそれぞれです。

簡単に言うと大型の花は1日花、小型の花は2~5日咲き続けます。

 

気温によって、種類によって昼咲き、夜咲、花姿も花色も多種多彩、

自分は交配種を作り出すのを、長く栽培してますが、ちょうど今から8年前の

交配種が去年から多数咲き始める年を迎えてます。 

 

ブライダルコスチューム名称の、夜咲 3開花の理想形の花サボテン。

 

 

 

 

 

 

 

借り温室内で咲く、レブチア属のルリ鳥、群生して多花性。

この仲間は多種多彩な花を咲かせます。昔からの名品。

 

 

    

 

 

蛇竜丸錦 ギムノカリキュウム属

 

 

 

 

峰春丸系の交配種

花の重みで花茎が垂れ下がる

状態、良くあることですが

撮影は苦労します。蕾の状態から

垂れ下がるので、美しく撮影は?

 

 

 

 

借り温室内にある、交配種、多く作り上げたサボテンが今年は

年数を経て、開花株になり蕾を付けて開花します。

 

果たして自分が求めた多種多彩な色を咲かせてくれるかは

夏が過ぎるころには、結果が出るか? エキノプシス系とロビビア属の

交配種 ロビエンシス 大輪の短毛丸の赤花系。作り上げても過去に

満足度100%はほんの一握り、あとは同色系が多く出る。

難しい花サボテンを作り出すのは、今はすでに中止してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アサザ 大群落

2020-05-25 | 水生植物

春日部に昨日は1日中、植え替えの仕事があり、ガステリア趣味の方の

栽培品を2年置きに訪ね、植え替えを行ってます。 高価なガステリア、

数が多く、一部でも撮影許可が下りれば凄い栽培品を見てもらえるのですが

最初の6年前の契約書には撮影は出来ないと書かれてます。 

 

朝早く出て春日部にはアサザの大群生地帯を早朝見て、撮影してから仕事です。

当然 アサザは昼前には花を閉じます。 わずかな時間ですが撮影をしてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アサザの生育地帯は大落古利根川の横の水路(200m)に生育して、出入り口から

河川水が流れ込んでます、出入り口はここだけです。自然のままの姿を見られたアサザは多くを

見てきた私にはこの場所はとても新鮮です。 今では2000年以降、準絶滅危惧種として保護されてます。

 

数十年前に霞ケ浦のアサザの大群生を見てきましたが、今では見られません。

保護されて、霞ケ浦の奥の池ででひっそりと生育されてます。

 

   

 

 

 

 

 

春日部のシンボル的な存在の

古利根川、ミツガシワ科のアサザ属

見る機会が少なくなり、

危惧してる多くの方が居ることを

知ってます。

この場所のアサザは毎年大群生して

地区の人に守られながら生き続けてます

 

 

 

 

 


短金丸、開花中 サボテン

2020-05-23 | サボテン

午後8時ごろに全開した、金盛丸×短毛丸との交配種、短金丸、第2番目

夜咲のサボテン花は太陽光線に当たらなくても、開花します。

気温も高めでなく今の時期の気温15度でも咲いてくれます。

 

サボテンは咲く環境に適合能力があります。 白花は夜咲の代名詞。

巨大輪の花はプシスの香り、でも1日花、 さらにジョンソンロビの

赤花は今日は少し蕾を広げただけ、明日は早朝より出向、見られる可能性なし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休みに会社からもどり撮影した

ジョンソンロビ 赤花は開花出来ませんでした

 

 

今年もサボテン花が咲き始めると

毎年いつもの様に寝不足になります。

と言うのも夜半の12時ごろ

咲き始める花もあります。

 

 

 


多肉植物 寄せ植え 鉢植え

2020-05-23 | 多肉植物

数日前から多肉販売の会社で、寄せ植えやオブツーサ等々移植作業に

追われて、何とか5月の下旬までの納期を仲間と終わらせることが

出来ました。 暫く天候が悪かったですが、今日は気温も上がり

明日からは天気も良くなることで、寄せ植え、鉢物の数々、

正直安心をいたしました。   

 

ハオルチア属オブツーサ半透明の葉、窓と言われる光を取り込む葉先が

透き通り丸い場所がとても美しい、グリーンマスカット、オブツーサ

ハオルチアの中でも育てやすいオブツーサとして一般的に呼ばれてます。

 

春と夏が成長期、日当たりを良くして用土の渇きを見て、水を充分に

与えることハオルチア属、オブツーサは2種形が存在して

軟葉形で葉に透明な窓がありとても美しいです。

 

逆に硬葉形は葉先が尖り、葉も多く放射線状で区別がすぐに判別です。

花は花茎を上げて咲きますが自分は種などを作る必要のないときは

花茎をカットします。 サボテンと違いオブツーサはあくまでも株の美しさ。

 

 

パープ水晶、オブツーサ

 

 

3年前には投機の対象になったオブツーサは

一つの値段が数百万もした株もあり

驚きの時代がありました。中国人が

日本で買いあさり異常な時代でした。

 

多肉の寄せ植えをかなり前から行ってました。わが社には多肉の寄せ植えの

プロの女性の正社員が居ます。手早く種類を植え込む美的センスに溢れ

私が見ても見事です。 配置、色具合、どれをとっても素晴らしい出来。

1m越えの大きなリース物を載せてます。予約販売ですでに業者が引き取りに

来ます。 馴染むまで会社に置いてました。

 

 

下の作品は自分が作りました。

 

 

  

 

  

 

 

 

午後から天候が回復してます。

明日はどうなるでしょう。

多肉植物やサボテン、成長期到来です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ジョンソンロビ 各種 サボテン

2020-05-22 | サボテン

 サボテン花の代表種と言われるジョンソンロビ、説明は前に載せたので

省きますが、赤花種が大きな蕾のまま4日間、この状態です。 サボテン花の

開花は太陽光線、気温の上昇が第一条件ですが、今の時期珍しく、冷え込む

 

日々が続き、推測ですが多分自宅では大輪の花を咲かせてません。開く寸前に

このままだと花弁がお互いくっつき、開花出来ずに終わる可能性大です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手前の下が6年前のションソンロビ 赤花です、当時から屋外で育てることで

負荷を与え太陽光線を1年中与えることで、成長と花付きの多さを

保ってきましたが、先行きの開花は不透明になりました。

 

 

ジョンソンロビ ペールオレンジ花を咲かせる株は4日前に2回目の

全満開、花咲きはサボテンによっては環境に適合する種の違いが出ると言われてます。

 

 

 

1回目の開花は5月12日。

 

 

1か月前から咲いてた マミラリア属の松霞は終わりが近づきました。

成長点近くから、1cmに満たないクリーム色の花を数多く咲かせました。

 

ジョンソンロビのサボテンの多花性の素晴らしさは、今でも見事ですが

すでに市場には、ほとんど出てきません。彼の作り上げたサボテンは

今でも交配士たちのサボテンの母体になり、業者さんたちの柱になってます。 

 

 

   

 

小雨模様でしたが、雨は安行地区上がってます。 午後から花壇の整備が

あります。 

 

 

 

 


ヤマボウシ 真っ白

2020-05-21 | 樹木

今の時期樹木を真っ白に染め上げる、白い花と言っても花と見えるのは

総苞片であり,

お坊様の頭にかぶる、頭巾の見立て、それが山法師と言われる

所以です。 多くの方が知ってるヤマボウシ、この眺めは安行花街道の脇に

今見事に雪冠り。 

 

安行花街道に一際目立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

ピンク系のヤマボウシ

縁取りから色付き全体を

ピンク色に染め上げます。中央が花

秋の季節には赤実を付けます。

 

 

 

 

 

ウルフアイの名称の花を咲かせる

葉に個性があるヤマボウシ

 

 

    

 

3時近くなりましたが、安行地区は

この時季にしてはかなり寒いです。

長袖の作業衣を着込んで

ちょうどいいぐらいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


ブライダル系 交配種 サボテン

2020-05-20 | サボテン

ブライダル系(イエロー ピンク)の2種の交配種のサボテン、実生苗

6年物、エキノプシス属とロビエンシスとの掛け合わせ、花姿は外輪ピンクが

フリル八重咲きの傾向、イエローが八重咲き、両者の違いは株にも表れてます。

 

刺の密度が違い、これから株が大きくなると、縦に伸びあがる性質が

出ると予想してますが、これはサボテン次第。 花咲、色は

交配種の特徴が出たサボテンと思われます。 イエロー系の外側ピンクのブライダル。

ともに10cm弱の大きさで、両株とも夕方に花を開き、翌日の午前中に花を閉じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エキノプシス系の花姿

メシベ、オシベ形状

 

 

ブライダル系のピンクの色彩

 

 

 

両株を見ても刺の違い、花色、花姿

が違います。右がタンゲマルが母体

左が花盛丸、ブライダルコスチュームとの交配種

6年物で最速で花を咲いてくれてます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


大型宝剣 開花

2020-05-19 | サボテン

記念にと当時の地区の班長からの依頼で、家のウチワの最高峰、大型宝剣を

4枚植えたのが20年以上前、これだけの自生の地で、大群生は稀な物。

 

大きな黄色の花。8cmは超えるオプンチワの最高峰、当時は珍しく、

増えることは期待してなかったですが、耐寒性、耐暑性、すべてに優れる

大型宝剣、今は巨大な姿で、芝川畔に生き続けてます。当時近くに公園を

作るのに何か珍しい植物を植えてほしいと言われたのを、覚えてます。

 

 

 

 

 

    

 

1枚の大きさが最大40cmにもなり、肉厚は3.5cm、そこから蕾を上げ

花を咲かせ花の下が果肉となり、結実すると大きな種袋を形成します。

 

 

 

 

 

 

       

 

団扇と言われる種類は細かに200以上と言われてますが、大型宝剣はその中でも

耐寒性 耐暑性 全てに優れ、この地で生き続けてます。

 


芍薬 ジャーマンアイリス 

2020-05-18 | 植物、花

毎年5月の初旬近くには、知り合いの長嶋造園のお庭には芍薬や、ジャーマンの

花々が咲き乱れる御庭を見るのですが、今年は昨日の日曜日に、出向きました。

 

やはり最盛期の花々は終わりを告げてましたが、それでも見事な咲きっぷり

流し撮りですが雰囲気だけでも感じ取ってくれれば、幸いです。

 

 

 

        

 

最高の花姿の季節は終わりましたが、多種多彩な色彩、花の形も1輪咲き、

八重咲き、翁咲き、毎年新品種が登場して、花舞台を彩ります。シャクヤクの

特徴は草木で冬は全て地上部が枯れます。多くの園芸品種が存在いたします。

 

   

 

   

 

  

 

  

 

  

 

右にはジャーマンアイリスの各種の花が咲いてました。少し物足りなく私には

思えますがそれでも驚くほどの多種多彩な彩りを見せてくれます。

 

レインボーフラワーと言われる由来はアイリスの仲間の中で最も華やかさ

のある多くの品種を生み出してきました。あらゆる色彩を花に展開させる

交配士の腕の技術が実った花と言われます。 全ての色彩が

出てるような感じを受けます?

根芋が土の中で冬を越します。 毎年は掘り起こさないと園主は言ってました。

耐寒性は抜群ですが、高温多湿には弱い面があるのが分かります。

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

外は薄暗くなり小雨が降ってます。

安行花き部の店頭には毎年今頃に

アジサイの鉢植えが入荷してきます。

 

 

    

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


温帯スイレン ヒツジグサ

2020-05-17 | 水生植物

埼玉岩槻城址公園は春の桜祭りが、有名ですが、私には今の季節

公園内の池に咲き誇る、数万の外来種の温帯スイレン、さらにヒツジグサ

 

が乱舞する光景が大好きです。未の刻(午後2時)に花が咲くゆえに

ヒツジグサと言われてますが、実際はかなり早い時間に咲きだします。

 

池の中央には八つ橋があり橋の中央からの眺めは、2種のスイレンの

圧倒的な花数、葉の美しさに、見とれるばかりです。 最初は外来種の

温帯性スイレン、花、厚み葉の美しさ、咲きだせば長くみなもに浮かびます。

右は咲き始め、まだ白色が強く、日にちを増せば赤みを帯びてきます。

 

 

 

 

 

 

 

八つ橋手前が温帯スイレンの生息

生育範囲内が見るとよくわかります。

手前がヒツジグサ、境界線が

はっきりわかります。

 

 

 

 

 

 

 

外来種の温帯スイレンと言われるスイレンは各地の池、沼に繁殖して強い生命力を

見せてくれます。かつて見沼池で12月頃まで最後の1輪を見たことがあります。

 

ヒツジグサ、可憐な白花はみなもに涼しさをこれから感じさせてくれます。

 

 

 

 

沼池で見かけた花々。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の様な陽気

今日も無事に終われそうです。