春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

サボテン交配種 レモンイエロー

2020-05-16 | サボテン

2014年に多くの交配種を作り上げてきましたが、種を作り採取して

翌年2015年に実生苗を作り始め、今年花を咲かせるサボテンの開花が

数点見られるに至りました。 

 

この花はロビビア属の黄掌丸(オウショウマル)

×エキノプシス属、タンゲマル、母体は短毛丸、両者の花色の交じり合った

混合色の薄い黄色、シベはエキノプシス属の形態。 花サボテンの交配は

花を咲かせての完成度、5年での開花の早さでは交配の相互のサボテンの

相性の良さにもあります。 10年過ぎても花を咲いてくれない株が

あることを、交配の難しさ、奥深さはまだ分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 

 

当時の掛け合わせた短毛丸×黄掌丸

 

 

 

白色の花、黄色の花が混ざり合う混合色の

薄い黄色、名前を頂きました、レモンイエロー

早朝咲で、すでに帰宅したころ午後4時、花は

半分閉じてました。

交配種のプシス関係の花は1日花。あれから6年たち

当時の思い出は今も鮮明にすべてを覚えてます。

 

 

 

 

 

 

 

 


お花畑

2020-05-15 | 植物、花

春日部市役所が借り入れてる、個人の土地に毎年花を植栽したり

種を蒔いたりして、川沿いの小道を美しく飾る花々を10年近く

行ってるのを知ってます。 更地にしてる土地には固定資産税が

高くなります。 

 

市が有効的に使って固定資産税の軽減になることで、この川沿いは

多くのお花畑が増えてきました。  アヤメ シャーレ―ポピー ヤグルマギク

ジャーマンアイリスなどが今年も色とりどりに、咲いてました。

 

 

 

   

 

 

 

   

 

 

 

 

今年も1期目の固定資産税の

納期が5月の下旬です。

更地になってる土地所有者は

街中では税金が増しますね。

 

 

 

 

 

 

 


雑木林のエゴノキ

2020-05-14 | 樹木

この時期は沢山の樹木の緑が美しい雑木林の中でも、一際目を引く、エゴノキ

の花、日本の国内で多く見られる花、日本の自生種として知られてます。

 

落葉中高木の樹木は今、真っ白な花を沢山つけ、一際美しく目立ちます。

下に向けて咲く様子は2cmの多数の白い星形を見上げると、まるで

星屑、花言葉のように(壮大)な宇宙、 白花を吊り下げる今の季節が

一番の美しさ。  今の時期は圧倒される無数の花、これがエゴノキの

最大の魅力です。  この数年は街路樹はハナミズキ、サルスベリがケヤキや

公孫樹に変わり多く植栽され、個人のお宅には、エゴノキを植栽する

家庭が増えてきました。  安行雑木林のエゴノキ。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

花姿も美しいですが、地表に花が落ちる光景は雪が降ったの如く

一面を白くする光景は時期に来ます。 雑木林の舞台は今エゴノキが

独り占め、見る人も私独り占め。

 

 


安行原公園 花壇 清掃

2020-05-13 | 植物、花

数日前に、安行地区の公園各所で清掃(雑草取り、植え替え、その他)

婦人部が主体となり総勢8名、男衆は肥料を運んだり、諸々お手伝い、2名

何時のように、撮影は自治体に報告書をかね、写真添付して、行政から

必要経費を頂く。  写真は仕事の様子など詳しく載せることが常。

 

後は私の撮影で、報告書には載せない写真多数。 親方は承知。目につくのが

ギガンチュームの蕾が膨らんできました。 気温が20度を超えてくると

圧倒的に成長をはじめ、ネギボウズが色付き始めます。

 

 

 

 

 

 

小さな花の色付く(蕾)順番

 

 

 

 

全てが紫に色付く。

 

 

 

 

良く見られる巨大なボール玉

同場所の去年の花壇の中

 

 

 

 

ウツギの仲間の箱根ウツギが色変わりを始めてます。

最初は花弁は白、次第に紅色 1本の株から白~桃色~紅色

美しいウツギです。 箱根の名称ですが箱根にはニシキウツギが

多く存在して箱根ウツギでは無いと言われてるのが定説です。

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

      

急に熱くなりだしたので

日中の仕事はきついです。

夕方6時過ぎは夕焼けが眩しいです。

今日も何事もなく無事終了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ジョンソンロビ 早朝開花

2020-05-12 | サボテン

米国の亡き交配士、ジョンソン氏が30年前に作り上げた花サボテン、30種の

中の一つ、肌色の色彩のロビビア属、多くの色彩の花を今では市場に

出回りますが、肌色の色彩の花は珍しく自宅でも1種のみ。

 

今では花サボテンとして確立して、ロビエンシス ロビプシスと多くの

交配種が生まれてます。 その元祖は 彼の作り上げたジュンソンロビが

出発の花サボテンです。  昼咲きの1日花。

 

 

 

 

 

花サボテン特有の内の縁取りに巻き付くオシベ

中央奥にメシベ、時間が経つにつれ

伸びあがってきます。9cm花。

 

 

 

 

 

 

 

これからがサボテン花の季節到来です。

いつも見て頂く会員さんには

感謝してます。

 

今日は公園内の花壇の整備を

女子部(と言っても皆さんベテランの

おばちゃんたちですが)でも男衆よりは

この手の作業はおばちゃんたちが1番です。

行ってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ベニバナトチノキ 

2020-05-11 | 樹木

今や街路樹、公園樹の中でも人気があるのが、紅花トチノキ、ここは

安行原公園、開花の数が毎年、どの場所より素晴らしく、花色の鮮やかさ

小さい頃から花付きが良く、ポチポチと花を付けますが、ここまでなるには

 

年数がかかります。 紅花トチノキは勘違いされる人が居ますが、トチノキの

赤花種では無く、セイヨウトチノキの交雑種です。

 

老木にありがちな樹皮の剥がれも見え、長い年月が、この花付きを

生み出してると理解します。 真夏の様な今日の気温、その中で

素晴らしい樹木に出会える、とても幸運でした。

 

 

 

 

葉はトチノキ特有の大きな手のひらの複葉で、トチノキに

比べると縁のギザギザが鋭く尖るのが特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

     

 

 

ベニバナトチノキの老木の樹皮

にありがちな剥がれが、あちこちに

見えます。長い年数をかけて

大きくなった証しです。

樹木の花の素晴らしさを

今日は改めて感じました。

真夏の様な陽気でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カーネーション

2020-05-10 | 植物、花

5月の第2日曜は、母の日 安行地区の花物取扱所の店頭には数日前から

カーネーションの多種多彩な鉢物が並んでます。 昨日は仲間の店を

お手伝いをしてました。 自分は4年前に親方からは、安行地区の全ての

店に手が足りない場合は、応援をかけてくれと言われて、今や沢山の

店舗に出かける機会が多数あり、多くの植物に接することが出来ます。

 

今日は仲間の店先のカーネーションを載せて見ます。

 

 

 

 

 

 

 

母の日以外は花など贈ることのない、自分は安行に勤めてからは

鉢物などは購入するようになりました。

 

日頃の感謝を込めて玄関の窓越しに、置くだけです。昨日購入です。

 

 

 

入り口からとても素敵なバラや花々が出迎えてくれる、お店、

社長やご家族の皆様、大変な時期ですが、コロナに負けないように

強い気持ちで毎日過ごし、花を愛でる仕事に取り組んでいらっしゃいます。

 

 

 

  

 

 

 

   

 

 

安行事務所に帰ってますが

天候は埼玉は急に風が

強くなってきました。

現在は青空が広がってます。

良き1日をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


白花大輪 交配種 短金丸

2020-05-09 | サボテン

短毛丸×金盛丸の交配種、昨日の7時ごろから咲き始め、夜半に全開、

我が家では作り上げた交配種の中で、最も遅い開花8年目。

タンゲマルの開花性の良さと、金盛丸の花付きの悪い性質を改良した

美しい多弁な花は、すべて短金丸に受け継がれました。

 

金盛丸の花に受粉し、結実したことが成功の秘訣、交配士の方のアドバイス

有難うございました。 写真はすべて寄贈いたします。

 

 

 

 

 

短毛丸、広く栽培されてる名品

エキノプシス属

 

 

   

 

×

 

金盛丸の花は見ることの

少ないサボテンです。

 

   

 

両者の一番良い性格。タンゲマル 多花生の良さと

金盛丸の多弁の美しい、八重咲きと言われる美しい花。継承してます。

 

 

 

両者の花姿

紅鳳丸と短金丸。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見て頂き有難うございました。

 

 

 

 

 


紅鳳丸 開花 サボテン

2020-05-08 | サボテン

エキノプシス属の中でも珍しい深紅の大輪花を咲かせる紅鳳丸

昨日夜半から開花する。 5月下旬~6月に咲くのが通例、夏の宵のイメージが

ありますが、最初から大型の真打が花を咲かせるとは。

 

原産地はアルゼンチン北部(この地域には多くのエキノプシスのサボテンが存在いたします)。

全開が夜半の2時ごろですが、早朝の5時の撮影です。7個のうちの5個

開花。 花茎15cm、花は10センチ強 、株は15cmの扁平状の古株。

 夜咲の1日花。香りは無し。

プシスは多くが白花で、香りがユリの香りですが無臭です。

 

花は多くの個体差が有り深紅でも紫系が強い株、赤花の濃淡もあり多種です。

広大な原産地で分布する株は土地柄で色彩が違うのが出ます。

 

 

 

 

 

 

 

     

 

サボテンの大型の花のシベには他のサボテンに見られない特徴があります。

開花が始まるとメジベはまだ花管の中央に隠れてます。 花全開になるにつれて

中央にメシベは開かないで伸びあがってきます。

オシベは中央の下段に特に沢山集まり、受粉しやすいように待機します。

しかし多くのサボテンは自家受粉は行われないのが現実です。種作りが難しい。

なので交配士の方が登場して、多くの素晴らしいサボテンを作り上げるのです。

 

 

最終にはメシベも広がりを見せて

受粉を確実にする形をとります

 

昨日の夜の7~8時ごろの様子。

開きが始まります。

 

 

蕾や花はサボテンのどの場所から出るのかを

良く店頭で聞かれます。

大型の花の蕾は刺が出る場所

刺座の上段から花茎を出して開花します。

 

 

暖かな1日でした。

短金丸は明日の開花予定ですが?

 

 

所用で大宮駅からタクシーを拾いましたが

驚くことに駅前のタクシー駐車場には

いつもなら待機待ちの数多く車両が並ぶのですが

数台しか車両配置だけです。

運ちゃん曰く、運転手も車両も

今は本部に待機中。客数が激減。

埼玉県は感染者数が多く、5月一杯は

緊急事態処置を継続中です。

 

安行事務所で今日の報告書を書き終えて

今ブログも終了。 3.20.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ジョンソンロビ サボテン開花

2020-05-07 | サボテン

花サボテンの中でもジョンソン氏が作り上げた、ジョンソンロビの名称の

サボテンは今でも不滅の名品として、世界のサボテン愛好家の記憶に

残ってます。 

 

交配士であったジョンソン氏のジョンソン商会は、30数年前に、30種の

花サボテンを作り上げその名品は多くの交配士の方々に参考になって、世界に広まった

サボテンいわゆる花サボテン、今は商会も無くなり彼も亡くなりましたが、彼の名を残す

 

花サボテンの名品は我が家にも生き、大きく成長をしてます。

その一つジョンソンロビ名称の深紅の花サボテンが咲き始めました。

数年前から移動が困難で軒下に置きっぱなし。 多少の雨や雪はしのげます。

 

 

 

 

 

 

ジョンソンロビの名称は1種だけでなく、広く使われてます。深紅の

ジョンソンロビは9年前に8cm位の高さで、サボテン栽培場から購入しました。

下5年前に初めて頂上に多花性の豪華な花冠を見せてくれました。高さを増して

1m以上にもなる柱サボテンと確信してましたが?

 

 

去年を見てください、この花数驚きの70輪近く咲きだし、蕾の重さて時間をかけて

柱が曲がり横向きになってしまいました。多数子吹きもして、同時に直立下部に老化現象が急に起こり

 曲がり始める現象も発生。 現在は蕾を多数持ってますが今年の花数が少ないのは

去年のは反動と理解してますが? 2019年 の状態。

 

 

 

 

 

ジョンソンロビは忘れられないサボテンとなりました。

 

現在の自宅での花サボテン。

 

白美人、王冠咲5重連が1か月以上咲き始めてます。

 

 

   

 

2種の夜花は2日で開花します。