春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

ウオーターポピー 

2019-08-13 | 水生植物


グリーンセンター内の水生温室
には涼しげな、別名水ヒナゲシの黄色の花が咲いてます。多年草の水生植物の
ウオーターポピーは夏から秋頃まで1日花ですが次から次に花
を咲かせ、花の色彩と緑の浮き葉がとても綺麗です。

水面にツルを伸ばして横に広がりかなりの大株に
育ってゆきます。 寒さに弱いので冬の管理が注意が必要です。















今年は熱帯スイレンが不作の年に
なりました。 春先から今の時季に種類が多く咲かずに寂しい限りです。オオオニバスの蕾が水面に
上がってきました。春先に水中に黒藻の発生が原因です。現在の水温が30度弱。










       




オモダカ 水田 

2019-07-27 | 水生植物
波打つ稲の鮮やかな緑
遠く雲の沸き立つ空、田園風景が広がる岩槻郊外の水田内
にオモダカがあちらこちらに咲いてます。

長い花茎を伸ばし3枚の純白の花弁が美しく彩りを添えてます。














久しぶりの太陽に
稲も波打ちまるで緑の海、夏の景色が到来です。 でも明日は熱低が
近づきます。














    




近くに池があり中央に
コウホネの群落が見えてます。 

















   











明日は関東地方に
熱帯低気圧が近づきます。 風の被害に備え、本日支えや、鉢物を店内の屋根下に
移動しました。 毎年この繰り返しです。 

















白蓮の美しさ  埼玉蓮田

2019-07-22 | 水生植物
蓮田の名称が付く蓮田地区は
古くから存在するお堂前にハス花が生い茂り、その美しさに
当時のその場所を宿にした高貴なお方がお堂の名称を

蓮華院弥陀堂と名付け、数百年にわたりこの地を蓮田と呼ぶように
なりました。しかし近年(5~6年)、蓮田の多くが一気に無くなってきました。
水質、水中の生物?いまだに原因を調べてる状態です。

2日前に蓮田地区に親方と出かけたときに撮影した、白蓮の美しさは
見事でした。 今年はまだ数輪ですが、梅雨曇り空の中、美しさだけが
際立ち、大葉の暗緑色の色も、白花を引き立ててました。


















    


















白のハス花は 清らかな心 の
花言葉、曇り空の薄暗い中、純白の花は目立ちます。ハスのように泥土の中から咲くお釈迦様の
悟りの花、自分を見つめ泥の不純な中で、気高く清らかに咲く花を

自分に見立て美しい大きな花を咲かせるこそ悟りの花でしょう。久しぶりに
親方と出かけこの地で最高の蓮田を見せてもらいました。






ハス花 花托 果托

2019-06-24 | 水生植物
午後から太陽が照り付け、安行雑木林近くの
沼に1輪咲くハスを見に行く。仏教的に言うと泥の不浄の中から

花を咲かせる姿は極楽浄土の花、お釈迦様の誕生の地に咲いてた花
美しき教えの花は今も仏教国である国々では、最高位のお花と言われ尊敬の花。














         











花を咲いてる間は
中央の名称は(花托)  花弁を落とすと(果托)になり、季節の移ろいに沢山の物語を見せてくれます。
安行地区今はすっかり雨も上がり夕焼け空になってます。












      










上野不忍池  ハス花1輪

2019-06-19 | 水生植物
梅雨の中休みの日に
上野公園内、不忍池の畔に立ち寄りました。 春浅いころは池にはまだ、枯れ枝が残り
寒々した光景でしたが、今は大葉が風に揺れてザワザワと音を立ててました。 

例年この時期はハス花など期待はしてませんでしたが、何と遠方に蕾、さらにお決まりの
シマサルスベリの近くの場所にひと花咲いてるのを確認しました。
毎年数万のハス花が咲くと言われる、都会のオアシス、不忍池の最初のひと花、この時期に
確認です。  それも長年撮り続けるシマサルスベリの近くとは。まさに縁です。

































いつもの通りシマサルスベリの樹木に手を添える、
樹皮の模様が剥がれ今の時季、真新しい白の樹皮の色が美しく輝いてる。















    






     




すでに安行の興禅院の境内にはハス鉢に入ったハスは
蕾を上げてます。 諸行無常の響きあり。





    




今年も1年、春夏秋冬、不忍池の姿を撮り続けます。


























梅雨の晴れ間 花ショウブ

2019-06-12 | 水生植物
安行地区には春夏秋冬、季節によって素晴らしい
花々を見せてもらえる業者さんがいます。  これは福寿園の業者の広大な庭の中。
池の周りに今盛りの花ショウブ、アジサイまるで植物園、梅雨の晴れ間のひと時を
満喫。   誰もいません独り占め。



































お昼休みにお伺いいたしました。
有難うございました。       福寿園様。










温帯スイレン 輝き

2019-05-30 | 水生植物
今の時季、温帯スイレンはスイレン鉢や池などに
簡単に栽培が出来て、見事な花と浮き葉をみなもに浮かべます。 色彩も豊富で
涼しげな風情を見せてくれます。 安行地区の福寿園の親方の住まいの近くの

池にはピンク ホワイト ベージュ などなど、ここ暫くの暑さの日に
見れば余計に美しさが際立ちました。 載せてみます。





       





       





       



      




  




良く聞かれるのですが、温帯スイレンと熱帯スイレンの
違いはと簡単に花茎を伸ばすのが熱帯、水面下に咲くのが温帯スイレン。
長く熱帯スイレンを地元川口グリーンセンター内、水生温室で見てきましたが、規模的には熱川の植物園の
熱帯スイレン温室は各地で見てきましたが、日本一と思われます。

























日本古来のヒツジグサ、今の時季が旬ですね。






  


5月の10連休が始まった季節がもう、終わりに近づきました。
私だけでしょうか、季節は足早ではなく、駆け足で過ぎ去ります。明け方の4~5時今では明るく
早出は楽になりました。 5か月が終わりそうです。  早すぎ。





















アサザ 開花

2019-05-27 | 水生植物

春日部に配達があり、早朝、安行を出て1時間半で現地に付き
30分強で苗木などを降ろして現地を出る。 帰り道には近くの牛島の大落古利根川のアサザの状態を
確認する。  20年以上前には霞ケ浦にアサザの大群生を見てきた場所には、現在はアサザは全く生息してません。
今では準絶滅危惧種に指定され、一部の地域に保護され生育されてます。

しかしこの大落古利根川の横の川の流れの中でアサザが大群生してるのを知る人は
少ないです。 この川は下流にダムがあり農繁期に川の流れを調整して水かさを増します。
その時にアサザは水底の泥の中から茎を上げ葉を茂らせ、黄色の花を咲かせます。/font>














大落古利根川の本流の切れ目の場所に水位が増すとこの入り口に
川の水が入り込みアサザが春ごろから芽を出して生育します。 農繁期が終われば放流が始まり
水位が下がるとこの場所の水が無くなり泥土が見えるとアサザは見えなくなり2か月の生育期間だけで終わります。
鉄橋の下で水路は無くなってます。この場所のアサザは限定版。







      




      




  



2000年ごろには霞ケ浦にはアサザの大群生を見てきましたが
今では見ることが出来ません。 今は湖畔の水生植物園の池の中で守られて生き続けてます。
古利根川のアサザは全くの自然そのもの6月過ぎにはこの場所の水位が下がりアサザは眠りにつきます。

アサザの花は個体差のある花、内部的にも遺伝子の違いとかで地域差が出る花と言われてます。
アサザの根茎は泥土の中で横に這い、葉も卵形、また円形。長い柄がありそれが水面に伸びて
黄色の可憐な花を6~8月に開花します。今年は去年に比べ、アサザの生育は良くありません。
自然の中で生き抜くことの難しさを感じます。




霞ケ浦の保護されてるアサザ。






















アサザ 開花

2019-05-27 | 水生植物

春日部に配達があり、早朝、安行を出て1時間半で現地に付き
30分強で苗木などを降ろして現地を出る。 帰り道には近くの牛島の大落古利根川のアサザの状態を
確認する。  20年以上前には霞ケ浦にアサザの大群生を見てきた場所には、現在はアサザは全く生息してません。
今では準絶滅危惧種に指定され、一部の地域に保護され生育されてます。

しかしこの大落古利根川の横の川の流れの中でアサザが大群生してるのを知る人は
少ないです。 この川は下流にダムがあり農繁期に川の流れを調整して水かさを増します。
その時にアサザは水底の泥の中から茎を上げ葉を茂らせ、黄色の花を咲かせます。
アサザの花は午前中に咲いて午後は花を閉じます。



















大落古利根川の本流の切れ目の場所に水位が増すとこの入り口に
川の水が入り込みアサザが春ごろから芽を出して生育します。 農繁期が終われば放流が始まり
水位が下がるとこの場所の水が無くなり泥土が見えるとアサザは見えなくなり2か月の生育期間だけで終わります。
鉄橋の下で水路は無くなってます。この場所のアサザは限定版。







      




      




  



2000年ごろには霞ケ浦にはアサザの大群生を見てきましたが
今では見ることが出来ません。 今は湖畔の水生植物園の池の中で守られて生き続けてます。
古利根川のアサザは全くの自然そのもの6月過ぎにはこの場所の水位が下がりアサザは眠りにつきます。

アサザの花は個体差のある花、内部的にも遺伝子の違いとかで地域差が出る花と言われてます。
アサザの根茎は泥土の中で横に這い、葉も卵形、また円形。長い柄がありそれが水面に伸びて
黄色の可憐な花を6~8月に開花します。今年は去年に比べ、アサザの生育は良くありません。
自然の中で生き抜くことの難しさを感じます。




霞ケ浦の保護されてるアサザ。






















ヒツジグサ 紅白満開

2019-05-12 | 水生植物
今の時期、各地の池 沼 河川にはアカバナヒツジグサ、
白の温帯スイレンたちが見事な初夏の姿を水面に見せてくれてます。昨日春日部に所要を済ませ、帰りに
1年ぶりに岩槻城址公園の駐車場に留め置き、八木橋の朱塗りの橋を渡ってみました。

驚くほどの花数、水面は浮葉に覆われ、縁は波打ち、大輪の薄赤色の15~20cmの花満開を見せてくれてました。
ヒツジの刻に咲くと言われてますが、実際は午前中に咲き、夜は閉じます。












水面には数万近くの各ヒツジグサ満開、壮観な眺めを堪能。
毎年好きな水生植物のスイレンを見ますが、岩槻城址公園は期待を裏切りません。








  












白色のヒツジグサも水面を彩ってます。







  



   



今日は埼玉は薄曇り、昨日に比べると気温が
低め,良き1日を、行ってきます。