春夏秋冬 花 mikio

季節のサボテン花、多肉植物の栽培と紹介、地域の花々、
巨樹、自然風景の紹介 造園士。

アンコールの森 植樹

2018-02-12 | 樹木
アンコールの森の維持管理、環境美化、住民の生活改善に寄与していく目的で
アンコールの森再生支援プロジェクトが各地域で展開されてます。案内人が是非、植樹をとの事で最終の日にその場所に
訪れました。  当然募金をして豊かなアンコールの森の再生を目指すのが目的。
カンボジア王国からの植樹の証明書も出ました。


小さな苗木がたくさん植栽されてます。現地の子供たちが手を貸してくれます。


後方が8年の歳月が経つ、ラワン木です。
道の両側には大きく育つラワンの樹木がたくさん並ぶ。






巨木になるラワン樹は遺跡の中に多くを見ました。


子供たちがピースをして手を振って別れてくれます。


植樹は思い出が蘇ります。若いころタイのアユタヤ地区の日本進出企業のさきがけに
タイで4年ばかり赴任して総勢20名、仲間と共に、現地の人に教えた建設や電気設備、まだ日本に反発を持つ時代でした。私も若かったので無我夢中の時代でした。大変な時代を経験しました。
無事仲間と4年強、仕事を終え、帰国間地かな日に、タイ王国から、まさかの何か希望があるか打診されて 上司が駄目でもともと、代々の王様の避暑地の
バーンパイ宮殿に、ゴールデンシャワの苗木を植栽したいと願い出たのを覚えてます。正直当時、自分はこれがゴールデンシャワーとはわかりませんでした。建設業には植栽がつき物です。
許可が下りて仲間たち上司もビックリ、今でも覚えてます。小さな苗木
でした。 



これまでバンコクに出張が数回ありましたが、2013年6月にこの地を訪れ
長く見てなかった、ゴールデンシャワーがこんなに大きくなったタイの国の花、国王様の木、黄色は亡きプミポン国王,
ラーマ9世の色、を見て、驚きと、若かりし頃の思い出が詰まった、木の下でなぜか恥ずかしながら、涙がこぼれたのを覚えてます。



海外で育つ自分たちが植栽した樹木。 でもカンボジア木は見ることが今後は出来ないでしょうね?

最後に東南アジア最大のトンレサップ湖の風景で、世界最大の水上生活村の見て
夜の便で帰国をしました。   長く見ていただき有難うございました。











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4 コメント

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初めて知りました。 (gonnta)
2018-02-12 20:20:01
ゴールデンシャワーのタイの植栽が何故なされたのか、初めて知りました。長くこの宮殿に植栽されてたのは知ってました。
ずいぶん昔に赴任されて、力をタイにお仲間と注いでたのですね。 苦労があったのでしょうね。 涙がこぼれるなんて、mikioさんが。
何十年も見なかった木を見るなんて素敵なこと、海外の植栽なんて。この国王の木は長く生き続ける、物語みたいです。  カンボジア楽しかったです。  有り難う、mikioさん。
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おはようさん。 (mikio)
2018-02-13 08:35:31
長く載せてきましたが今回初めて内訳話です。
退職してからこのアンコールでの植栽に載せることをしなければ、いつ載せられるかわからない、そんな思いでした。    成長したゴールデンシャワー、出会いは何十年も過ぎ去ってましたが、待っててくれたのかと、思います。
いつも感謝、gonntaさん。
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おはようございます。 (スタッフ一同)
2018-02-13 08:46:55
記念樹成長して大きくなり、出会いが思い起こせる赴任先。
mikioさんの思いが、仲間の思いが、詰まるゴールデンシャワー
素晴らしい話です。 久しぶりに良きコメントを見ることが出来ました。   長い苦労の連続、それ故に記念樹を見て、涙が落ちたのでしょうね。  多くの経験が今ある、mikioさんの姿なのでしょうね。  改めて通過した道のりの、凄さを感じます。
 yasu. スタッフ。 カンボジアの植樹、成長を祈願します。
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こんばんは (mikio)
2018-02-13 17:36:53
やはり記念樹の大切さを知ってましたね。
植樹の大切なことは大きくなることがもっとも重要と私は思ってました。 人は年齢を重ねると年をとります。 樹木は樹齢を重ねると大きく、立派になり、巨木の姿が誇らしげ。
このゴールデンシャワーを何十年ぶりに見て、正直驚きでした。 50センチぐらいの鉢植えから抜いて植栽したのです。うる覚えの数十年前の出来事が、目の前ではっきりわかりました。 物語のように。 経験は当時は浅かったですが、はっきり蘇ったのが  2013年でした。  皆様ありがとうございます。
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