ミコの絵日記

日本画を描いています。
生涯の楽しみとして描き続けたい、、、
シニア主婦の備忘録です

要介護認定調査

2008-10-21 | Weblog
2008.10.10

今年も この時期がやってきました。
それは 母が元気でいてくれることの証でもあります。

介護保険制度に救われて母の今日があると感謝しています。
しかし反面、調査を受けるのは辛い悲しい想いもあるのです。

「お名前、お歳、生年月日 を教えて下さい」
「○○ ○○子、え~~と89歳になりましたかね。
大正8年3月16日です。。。」と母。

「はいっ!そうですね。」・・・記憶力の確認OK
「何か病気はありますか?」

「今は風邪もひいてませんよ。ただ足や腰が痛くてねぇ~~」
しきりに歩行の辛さを訴えるのですが・・・

そこで私が助け舟・・・
「今は痛みが治まっていますが三叉神経痛なんです。それから・・
胆石、高血圧、糖尿、胃腸障害、骨粗しょう症、心臓肥大、
手足のしびれ、足のふらつき、不眠・・・
まだまだ有りそうですよ。なにしろお薬がいっぱいです。」

(お薬を減らしてくださいとお医者様にお願いするのですが・・
どれも必要なお薬だそうです。こんなに薬を呑んでるなんて言いたくないよね)

「一人でトイレに行けますか?」
「はい。こうやって机や壁につかまって行くんです。」
「手すりにつかまって片足を上げてみて下さい。」
「こうですか?」
「あ~結構ですよ。もういいです。」

(手を離すと後ろにひっくり返ってしまいますが、
これでも ”歩ける”と言うことになるのかな?・・・)

台所に立つことも少なく、日常の殆んどをヘルパーさんに助けられて、
なんとか一人暮らしを続けています。

一人では一歩も外出できないのですが、
「お元気ですね」
「しっかりして おられますね」
その言葉に励まされて頑張っています。

でも、この日ばかりは、あまり頑張って欲しくない・・・
(弱い部分をさらけ出すのは嫌だよね。ごめんね・・・)
心の中でつぶやいて・・・

はてさて、調査の結果はどうなるのでしょう???

この制度の維持が困難なのは解っていても、
もし介護レベルが下げられたら・・・

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