最後の秘境 東京藝大 二宮敦人著
友人に頂いた本
「とあるブログに紹介されていたので、
興味あるかなと思って、、、、」と。手渡された一冊。
有難いです。嬉しい😃
東京芸大、、、、。私には雲の上の存在。
憧れるとかのレベルではなく、現実にはあり得ない、
進路の選択肢には全く存在しなかった世界。
今、二十代だったら、、、、
家庭の事情なんて考えなくてよかったら、、、、
そして、私に才能があったなら、、、、これ必須よね
東京芸大❤️行きたい!
勿論 美校。
人生の折り返し
還暦を過ぎた頃、一人で藝大の門の前に立っていた。
一部分で良いから見学したい、、、、
たったそれだけの事なのに緊張する。
ちょっとだけ生協を覗き、学食でランチして、
校庭を散策した。
展示室の作品を観たりして
学生さんの仲間入りをした気分になる。
この本を読んでいると、
自分がライターになって取材しているかのように錯覚する。
まさに、藝大に潜入したかのよう。
本の中に登場する藝大生は活き活きと学生生活を楽しんでいる。
好きなことを思いっきり突き詰める自由がある。
アートって無駄なもの?
「アートは一つのツール、なんじゃないですかね。人が人であるための」
そんな会話があった。
世の中に無駄なものなんか無い!
しかし、それだけで生きていけるのか?
アートは心を満たしてくれるけど
空腹は満たされない
世の中の需要と供給のアンバランス。
そこが問題なんだと、
私は現実に引き戻されてしまうのでした。