負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

ナルホドソウカ ・・・ 聞く

2014-07-13 23:10:56 | 原発震災避難者


遠足



人の言うことを

ナルホドソウカ

とうなづけたら

そこには小さな花が咲くようだ


・・・ 念仏者 榎本栄一さんの詩です。



「 ナルホドソウカ 」 と全身で頷けたとき

そこに ・・・ 小さな花が咲くのです。



心の病をほぐすとは

小さな花を咲かせることではないでしょうか。


「 聞く 」 という一大事を忘れています。


それが 豊かさの中での

・・・ 人間の最大の不幸ではないでしょうか。







聴聞 ・・・ 縁がくれ

2014-07-13 21:10:23 | 原発震災避難者


遠足



聴聞ということは ・・・


聴聞することによって

愚かなものが ・・・ 賢くなるのでなく

おそまつなものが ・・・ 立派なものになるのでなく

腹立つものが ・・・ 腹立たなくなるのではなく

愚かなるものとして

おそまつなものとして

縁がくれば いつでも腹の立つ存在として

ありつづけてあるわが身が見えてくる ・・・ ということでしょうね。







目覚め ・・・ いのちの尊厳

2014-07-13 19:10:27 | 原発震災避難者


遠足



静かな念仏詩人 竹部勝之進さんの詩に ・・・


犬が路傍に坐っていたが

のろのろと歩きはじめた

犬は本能的に動いているのである

本能を自覚できるのは

人間だけである

人間だけが

目覚めることができるのである

人間に生まれたありがたさ

               (人間の歌)



人間に生まれた幸せは

本能 ( 煩悩 ) に目覚めるところにあると

人間だけが目覚めることのできる動物だといっています。



人間が

そのいのちに目覚めるところに ・・・ 感動するいのち。

それが ・・・ いのちの尊厳ではないでしょうか。


逆にいえば 現代の貧しさは

この目覚めを失った貧しさではないでしょうか。







生きぬいて ・・・ 落葉

2014-07-13 17:08:23 | 原発震災避難者


遠足



ラジオを聴いていて

ふと心にとまった句 ・・・


生きぬいて風に任せて落葉かな

                作者不詳


「 生きぬいて 」 という作者の表現に

無量のおもいがこめられています。


生きぬいた一枚の落葉は

それを ・・・ ほこることもなく

そのことに ・・・ 執着することもなく

いのちを風に任せて ・・・ 散る。


作者は

そこから ・・・ 落葉の声を聞く


その声や ・・・ 如何 ・・・ 。