自然法爾(じねんほうに) 4 2017-06-14 16:41:45 | 原発震災避難者 「自然法爾」という言葉は 自分や身近な人が病気になったときなど ・・・ つくづく感じます 私は 「闘病(とうびょう)」という言葉が どうしても好きになれません 西洋医学の医師たちは 決まって ・・・ こういいます 「 結局 医者を信じて 絶対に病気に打ち勝つんだ という強い気持ちを持つ患者さんのほうが 治るんですよ 」 たしかにそうかもしれません とても病気には勝てない これでおしまいだ ・・・ などと無気力なっていては 医師も治療の甲斐がないというものですね (5につづく)
自然法爾(じねんほうに) 3 2017-06-14 12:19:49 | 原発震災避難者 「自然法爾」は 親鸞が晩年になって達した境地で 事実 ・・・ 七十歳半ば過ぎてから 親鸞は大変な偉業をなしとげました これまでの経験知や知識を捨て 魂の底からわきあがる知恵にまかせて はじめて出来上がった思想でした (4につづく)
自然法爾(じねんほうに) 2 2017-06-14 09:00:46 | 原発震災避難者 「法爾(ほうに)」とは 人に働きかける ・・・ 「見えない力」のことでしょうね 辞書を引くと 「自然法爾」の意味として 自力であくせく動くのではなく ありのままの流れにまかせると 阿弥陀如来の絶対他力の中で 最良の結果がもたらされる ・・・ ということが書いてあります (3につづく)
自然法爾(じねんほうに) 1 2017-06-14 05:35:37 | 原発震災避難者 親鸞が弟子にあてた手紙の中に こんな一節があります 自然(じねん)というは 「自」は おのずからといふ 行者のはからひにあらず 「然」といふは しからしむといふことばなり しからしむといふは 行者のはからひにあらず 如来のちかひ(誓い)にてあるがゆゑに 法爾(ほうに)といふ 「法爾」といふは この如来の御ちかひなるがゆゑに しからしむるを法爾といふなり ・・・ と (2につづく)