いきなり、こんな中途半端なタイミングで、
ブログの衣替え(?)をしてしまい、申しわけございません(笑)
私、蓮好きなんですよね~
キレイな蓮のスキンがあり、思わず変えてしまいました。
いつもご訪問くださっている皆様、リンク先は正しいのでご安心くださいね。
さて、観閲式が終わり、
次はオートドリルとなります。
オートドリルとは、オートバイによる演技がご披露されるものです。
バイクって、そういえば、海自さんってバイクが趣味の人って多いですよね?
気のせいかと思ってたけど、やっぱりそうみたいです。
やっぱり、狭い艦内にと閉じ込められていると、
ああいうので、駆け回りたくなのでしょうか?
そんなことを考えていると、
10台ほどの(もっといた?)バイクが1列になって、
がーーーーーーーっとやってきました。
おおおおやっぱ、かっこいいですね~
これは、もう、文章で何を書いても伝わらない気がするのですが、
すごいスピードで来て、キュッと止まる瞬間がなんかかっこいいです
その雰囲気をもっとも伝えてくれるものが、
こちらです↓↓↓
よかった、このパンフレットがあって…(笑)
もちろん、私の席からは、こんな凛々しい表情は一切見ることはできませんでしたが、
きっと、こんな表情なんだろうなぁっていうことは、容易に想像できました。
かっこいいですね~
こういう方たちが、二手に分かれて、斜め一列になり、
お互いめがけてすっごいスピードで向かっていくのだけど、
これが、ぶつかりそうでぶつからない…
ギリギリ、紙一重のところですれ違う、という見せ場があり、
ここはやはり拍手喝さいの所です
動くのも、止まるのも一斉で、タイミングを合わせるのが
とっても難しいんじゃないかと推察いたします。
そういう中で、ほぼラストで
もし、これがTVならば、
「良い子はマネしちゃいけません」
というテロップが流れそうなものが出てきました。
いわゆる、手放しの立ち乗り(?)的なスタイルです(笑)
いや、すごかった。自転車とかじゃないのよバイクよ
なんであんなことができんのか、と…。
…っていうか、性格の悪い人なら、
「一体こんなことが何の役に立つんだ?」
などとフザケタ思考になると思いますが、
実はこれがとても重要だと言う事が、この後の訓練展示で分かったのです。
ってことで、こちらはのちほど
こういう、オートドリルが終わると、
お次は、ラッパドリルが始まりました。
各部隊から、選りすぐりのラッパ奏者が隊をなして入場してきます。
もちろん、演奏しながら。
WACもいましたね~。
この隊が2つに分かれます。
左側のまとまりが、旧陸軍の
右側のまとまりが、現・陸上自衛隊の
さまざまなラッパを、それぞれのバージョン(?)で演奏するので、
それを聞き比べてもらおうという趣向です。
私、こういうの好きですね
「起床」ラッパの聞き比べから始まり、
食事の時の、旧陸軍のラッパが吹かれると…
「正露丸?」「正露丸…」「正露丸だ(笑)」
と、あちこちから、さざめくような「正露丸」というフレーズが聞こえてきました(笑)
まぁ、あれですよ、
ラッパのマークでお馴染のあの薬のCMでおなじみのあの曲、
あれがまさに、旧陸軍の食事の合図のラッパなんですね(笑)
知ってたけど、この瞬間までそんなこと忘れてたので、
もれなく私も、「正露丸(笑)」とつぶやいた中の一人です、はい(笑)
ほかにイメージしようがないもの~
しかし、この旧陸軍の食事の合図を、
胃腸薬のCMに使おうって決めたのって、一体だれなんだろう?
…ちなみに、もちろん今は正露丸ではありません。
ぜんぜん違います。
っていうか、今の食事の合図がこれだと、鳴るたびに胃腸薬をイメージしそうでイヤよね?
そんなん、陸自さんたち、かわいそうだもん~(笑)
聞き比べとしては、
旧陸軍のは、重くて低い、いかにもかっちりた軍隊、って感じで、
陸上自衛隊になると、明るくて、軽めでどちらかいうと楽しい感じでした。
そう聞こえました。
私には、こんな解説でせいっぱいでごめんなさい~
さて、お次は訓練展示。
北と南に分かれて、北に敵が侵攻してきた過程で、
南に自衛隊が展開するという設定。
ふふふ、こういうの好き~
で、ここで、まず、先ほどのバイク部隊が登場したではないですか
つまり、バイク部隊=偵察部隊だったんですね~。
な~るほど~(知らなかったよ…)
で、その偵察部隊が、
バイクに立ち乗りで両手で銃を構えて、猛スピードで敵陣に侵入
とかいう離れ業をやってのけたではないですか
ここで、先ほどの、一見「お子様は~」的な事をしていた意味が分かりました…。
だから、両手を離していたのね。
なんかもう、すごいの一言です。
それから、いろんな車両が出てきて(ごめん、わかんないよ)
やがて、高射特科隊のお出ましです。
そう、地対空ミサイルですね。
やっぱり、ミサイルとか出てくると、がぜんテンション上がります(笑)
もちろん、実弾なんか使用できないので、空砲です。
こういう時、「大きな音が出ます。ご注意ください」
というアナウンスがいちいち親切に流れます。
で、わりと私が好きなのが、
撃った後の
「だんちゃ~~~~く」
です(笑)
なんですかねぇ…
「出航用意」とか「と~りか~じ」「おも~か~じ」「いただきます」みたいに、
独特なフレーズが、妙に好きなんですよね。
なんだけどさ、
今回、一回くらいで、あんまり言ってくれなかったなぁ
ところで、地対空ミサイルだけでも種類がいろいろあるんですねぇ…
と、エスコートしてくださった陸自さんに言うと、
「射程距離で違うんですよ」
と教えてくれました。
あ、なるほど。
だから、
「これは、久留米まで飛びます」
とか
「これは博多湾まで飛びます」
とか、非常に分かりやすい説明がなされていたわけですね。
もちろん、ミサイルだけでなく、
戦車もまたまた登場しました。
もちろん、戦車の時は空砲といえども大きな音がするので、
子どもなんか多泣きしちゃってる(笑)
…のだけども、え~っとですね、
やっぱり、先に総火演を見ちゃうとダメですね(笑)
別に、いせを見た後に小さい艦艇を見てもそんなにあれですけど、
単なる個性(?)の違いですから。
やっぱり、音音の迫力はダメです
空砲か実弾かの違いは大きいよ。
ぜんっぜんちがうもん
特に、戦車のはほんとに違うの
音があんなに軽くないもん。
…って言っても、こんな市街地のど真ん中で、戦車から砲撃する訳にはいかんので、
仕方ないですけどねぇ
もともと行くつもりだったけど、これで、
総火演、絶対行くって決めた
決意を新たにしていると、今度はヘリが来ました。
今月、陸自さんのヘリに乗るんで、どの種類のヘリなんだろ~?と思いながらみていたんですけどね。
まぁ、アパッチだのチヌークだのではないことだけは、たしかです(笑)
どうでもいいんだけど、正面から見ると妙に細く見えるヘリが、コブラというものだと言う事を、
私はこの時に初めて知りました…ええ。
初めて、名前と現物が一致したんです(笑)
私の陸自知識なんでそんなものです…すみません
で、偵察のヘリとかいろいろあって、
今度は、かのレンジャー隊員を乗せたヘリが来ました。
へりが、同じ高度をキープしたままで、そこから、
レンジャー隊員4人くらい?がロープをつたって降下します。
…
見えます?レンジャーさん達…(涙)
ロープに、何かがくっついてる、みたいにしか見えないんですけど…
レンジャーさん達です
すみません…スマホにはこれが限界でした
っていうか、この中にいたのかどうかわからないけど、
受閲部隊の中に、知り合いのレンジャーさんがいたんですよね。
という事を、終わってから聞いたって言うね(笑)
はよ言えっつーの
しかし、ここで思ったんだけど、
ヘリ、レンジャーを降ろすとさっさと帰るじゃない?
総火演で空挺団の降下を見た時もそうだったけど、
…降ろされた人って、ここで、いったんは
置き去りにされるんだよね?
いや、後でお迎えが来るのはわかりますので、永遠に置き去りってことではなく、です。
まぁ、基本的に日本の自衛隊が敵陣近くに降ろされる事態はないわけだけど、
冷静にそのことを考えると、うわぁ…って思いますね
で、基本的に、ないとはいえ、
今後は、離島奪還作戦なんかで、ないとも言いきれない事態も無きにしも非ず、ですよね?
そんな日が来ないことを、祈るだけですが…。
訓練展示は、日ごろの訓練の成果を、広く国民に見て頂く機会です。
これを見て、カッコイイ!と思って、憧れて
新たに自衛隊を目指す子供や若者が、増えてくれることを願ってのPRでもあるでしょう。
しかし、彼らこそ、実戦で訓練が役立つ日が来ては、絶対にならないのです。
なぜなら、先ほどの離島奪還でもない限り、
彼らが戦う場所は、この日本本土ですから。
それはすなわち、敵がすでに日本に上陸してしまっていることに他なりません。
決して、彼らが実戦を行う事はあってはならない、
しかし、だからと言って、鍛えなくていいわけではない、
厳しい訓練をしなくていいわけではない。
起こってはならない最悪の事態を想定して、
彼らは、そんな矛盾に満ちた中で、日々厳しい訓練をしているのだと思うと、
なんとも言えない気持ちが込み上げてきます。
一生役立つことを許されないことのために、日々訓練をする…
そんな中でモチベーションを維持し続けるというのは、
とても困難だと思うのです。
そういう意味では、
かの震災において、様々な困難な局面で彼らが極めて大きな活躍が出来た事は、
本当に良かったと思います。
ましてや、戦争ではなく、多くの人を救うために
日々の訓練が役立つ日がきたのですから、
これに勝るものはないでしょう。
ですが、だからと言って、実戦の訓練をしなくていいというのではなく、
命のやり取りをすることを前提とした厳しい訓練をしているからこそ、
あのような過酷な中で、災害支援が可能だったのだという事を、
絶対に、我々国民は知っておかねばなりません。
だからこそ、
彼ら自衛隊は、私たちを救う事が可能な存在なのだという事を。
いつだって、
戦であれ、災害であれ、私たちを護ろうとしてくれているのだという事を…。