「歩くZ旗」みね姉のひとりごと ~矜持 国を護るということ~

私たちを護ってくれている自衛隊を、私が護りたい!そんな気持ちで書いてきました。今は、自衛隊との日々の大切な記録です

初の「あめ」型きりさめ乗艦と多用途支援艦あまくさ  ~前編~

2014年06月26日 | 海上自衛隊


毎月一回は、なんかしらの艦艇にお邪魔する、


をノルマのようにこなして、早1年…。


気づけば、18隻の艦艇に乗艦させて頂いておりました(笑)


ちょっと自分で笑ったよね。


例のこのカレンダー



を眺めつつ、乗艦した艦名に、


ちっちゃいハートシールを貼ってみたところ、


18隻だったと。


護衛艦12隻、うち、


ひゅうが型:1隻、ゆき型:3隻、きり型:3隻、あぶくま型:1隻、


あたご型:1隻、こんごう型:1隻、つき型:2隻


潜水艦:1隻、掃海母艦:1隻、多用途支援艦:1隻、練習艦:1隻(しかないけど)、


掃海艇:1隻、ミサイル艇:1隻


我ながら、よく乗ったと思う(笑)


で、そうなると気になるのが、


未踏破の艦艇ですよ、やっぱり。


どうあがいても無理な、「ひびき」とかはもう、考えないことにして、


ここは、身近で現実的なとこから地道にいくことが、基本戦略です。


といわけで、もっとも達成可能そうな、ということで、


兼ねてより乗艦してみたい、と思っていた、


「あめ型」護衛艦…むらさめ型ですね。


これを攻略することに狙いを定めました。


ということで、よく、スピリチュアルなんかで、


「宇宙にお願いすると叶う」


とか言ったりしますが、これで結構いけることが分かってきたので、


今回も、


「あめ型に乗りたいなぁ」


と宇宙にお願いしてみたところ…叶いましたね(笑)


これもひとえに、宇宙と、なによりも御親切な海上自衛官の御温厚の賜物です


ありがたい…


って言っても、今回、ちょっと危なかったのですが、


奇跡が起こりましてね、なんとか乗艦させて頂けました。


なんと、ちょうど家族・友人を招待する日と重なり、運よく見学させて頂きました。


うふ


やっぱ宇宙にお願いすると違うわ~







その前に、本来のこの日の一般公開は


多用途支援艦あまくさでした。


以前、このブログで、


姉妹艦の「げんかい」に乗艦した記事をUPしたことがあります。


まさかの多用途支援艦2隻目(笑)


それにしても、こんなに分かりやすくもざっくりしたネーミングって…


と思わずにいられない、多用途支援艦。


「何をする艦なんですか?」


と質問しようものなら、きっと


「護衛艦などのさまざまな支援をする艦です


という答えが返ってくるであろうことが、ものすごく予想できる、多用途支援艦…。


この日は、あきらめていた「きりさめ」に乗艦できることとなったけども、


ちょっとタイミングが悪かったため、少し時間をつぶすために、


タイミングよく、ちょうど時間ができたので、


先に、あまくさの見学をさせて頂きました


ということで、エスコートしてくれた海自さんは、


あまくさの、ではなく、


この後に行くきりさめの方です。


のっけから、海自さん曰く、


「多用途支援艦って、ちょっとよくわからないんですけど…」


うむ。さもあろう…。


まぁ、いいからいいから、ってことで、艦に向かいました。



護衛艦に乗艦する時、いつも気になるのが、


この舷門のラッタルの角度です。


ほぼ水平のもあれば、なだらかな坂なのもあれば、階段を登るくらいのもあれば、


えらく急なもののある…岸壁と上甲板の高さの差によって本当にマチマチなんです。


で、このあまくさは、ものすごく急でした。


帰りなんか結構怖かったです。


げんかいの時はたしか、後部から乗艦したので、なだらかでした。


踏みしめるように登って、舷門に立つ当直の方にあいさつをして、乗艦。


前方甲板に向かいます…。


そもそも、武器はそんなに搭載していません。


機銃が1丁だけ目に入りましたが、2丁あります。


まったりと回っていると、


ここで、いろんな艦に乗るたびに気になっていたモノを発見


「あっずっと気になっていたんだけど、コレ何コレっ




「どうして、艦にこんな角材があるの??ずっと不思議だったんだけど~」


「あ、これはですね、破損した箇所に、角材を押し込んで切ってふさぐんです」


なるほどそういうことか


へぇぇぇぇ~。


必ず見かけるから、ずっと不思議だったのよね。


すっきりしたところで、溺者発見(笑)



あ、品がよろしいですね。


アンパンマンです…違和感があるのは、髪の毛があるせいでしょう。


やっぱり、艦にWAVEがいると、溺者の品がいいですね(笑)


そういや、溺者コレクションもだいぶ集まったなぁ。


で、そこから少し歩くと、もう後部甲板です。




「あのボートなんだろう?」


「なんでしょうねぇ?」


まるで民間人同士の会話ですが、後半は海自さんです。


そこで、側にいた、あまくさの方が説明をしてくれました。


艦艇を曳航…つまり、ドナドナするためのボートだそうです。


こういう装備が、多用途支援艦ならではですね。


そこで、乗員さんがパンフレットをくれました。


さっそくパンフレットを開いた海自さんが、


「980トン?!」


と驚いていた…。


まぁね、そりゃね、普段4,550トンに乗っていれば、え?!でしょうね。


恐らく、彼からすると、


居住性とかいろんなことが気になったのでしょうね。


…ということで、


その4,550トンのむらさめ型4番艦、きりさめに向かいま~す