異文化異聞記

異文化に絡んだつれづれをつづる記録。

ネトゲに見る日米比較

2010-06-06 15:16:10 | Weblog
これは、19歳の大学生が寮で行われた交流パーティの打ち上げで語った話である。正確に理解しているかどうか、あんまりネトゲしないので自信はない。

寮の留学生たちが自分の国の料理を作るというイベントを行った。町内会のご老人やら近くの留学生寮の友達を呼び総勢60人くらいが来訪。盛況であった。祭りのあと、寮のダイニングで打ち上げ。中国語、英語、日本語が飛び交う。

「なんで、ハワイ人気があるか分からないす。」
「えーダラッとしていられるからじゃない?行くと分かるって。そうそう馬鹿にしたもんじゃないですよ。」
「7回行ったんですが。」
「えっ!ワタス一回。」

こういうイベントが好きでやってくる学生君は、傾向として海外経験が多いようだ。親が学会でいろいろな場所に行っていたり、また親の海外生活に付き合って海外で育っていたりと、彼らにとっては当たり前な日常生活だけど、人口の全体からするとパーセンテージが低いかなと思う。

まあ、社会不平等論からすると、広い経験をできる層の子供が若年から幅広い経験をしていくという、階層はかように固定するって話になっちゃうのだが、やっぱり楽だよね。そういう子と話をするのって。経験が広い分、大人と物怖じせず話ができるというかしてくれるもんね。あんまり話題に気を使わなくともいいというか。コミュニケーション慣れしているというか。

ところで、海外にはリムジンタクシーという空港まで送迎をほんもののリムジンでしてくれるサービスがあって、そんなに極端にお金がかかるわけでもないからバブルのころ海外旅行したことのある人なら経験済みだと思うけど、そのテの経験を親に連れられ子供時代にしちゃっている子を発見。

24歳「家族で海外旅行したとき空港にリムジンが来てました。今考えると、贅沢だったなーと思います。」 親が会社経営 
19歳「えー、あれアメリカならそんなに高くないよー。」親が学者でアメリカ生活7年
4○歳「あー私もシカゴのオヘア空港にいくとき乗ったー。広いよねー。確か40ドルくらい?」 自力バブル時代旅行派

程度が一緒というか、結構会話が盛り上がる。

で、19歳が平均睡眠4時間で、土日に12時間づつ寝るというので、「ネトゲですか?」とつっこんでみた。「そうです。WOWのゲームにはまっていて。日本のネトゲはロールプレイングで一人でやっているのが多いけど、向こうのは対戦型で参加者とチームを組んで会話をしないと先に進めないのでどんどんComplexになるというか面白いんです。」
そりゃー向こうの時間帯に合わせてゲームしてたら睡眠時間4時間になるわ。

で、おもしろいと思ったのは、日本が孤立型ゲームが主流のところ、アメリカが対話型ゲームで社交性がないと対戦が進まんというところ。だれか実際にやっている人、調査して修士論文でも書いて欲しいもんだ。

http://us.blizzard.com/en-us/?rhtml=y

それから、イベントで、自分で作ってみたお菓子。ネットでみて、そのまま真似してみますた。甘そうなので、豆乳を少し入れ、チョコスプレーの代わりにココアやアーモンドをつけたらブラジル人に「和風」と評されますた。
http://www.youtube.com/watch?v=XHOtPxJ9rdc

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