Pura Vida!

すきな音楽の事やガーデニングや家族の事など、日常の出来事を綴っています。

外傷性黄斑円孔 11

2010-02-09 | 外傷性黄斑円孔
ひさしぶりに次男と眼科に行った。

・・・早いもので、次男の手術からもう2年が過ぎてる・・。



息子が絶大な信頼をよせている、筑波大病院の網膜の専門の医師から、

『これからは近くの眼科で経過をみれば大丈夫。ここはもう来なくてもいいんだよ。』

と、言われた時は、一瞬、ちょっと心細そうな顔をしたくせに・・・

病気の事から、すっかり心がときはなされた様子で、この一年は眼科に行かなかった。



その間・・母は次男坊の目の事はかたときも忘れた事はなかったけれど・・

本人が元気でいて病状も安定している様子だったし、親子して、この事から少し気持ちを離したくなっちゃったね。

そう考えられる事は、何より嬉しいことです。



でも・・やっぱり眼科に行く時は今でも、結果をきくまで心配。



経過は良好。円孔もきれいに塞がっています。視力は回復していませんが、0・7まで上がっていました。

視界の真ん中の見えない部分は相変わらず残っているようですが、

この状況にずいぶん慣れた様子で『右左を比べるとやっぱり違うけど、気にならない・・』と、言っています。


よかったね・・。


次回は半年後。今日は高校在学中の最後の眼科通院になりました。




以前から、病院の後は,お互いの?元気付けに”美味しいものを食べる”というのが暗黙の了解だったので、今日も母は楽しみにしていたのに~~

終わったとたん・・・友達のウチに行っちゃった・・・。



それでよろしい それじゃなきゃだめ。 いってらっしゃい・・。







もうすぐ卒業なので、明日は、学校にその後の病状の件で最終的な電話をしなければ・・・・・母は、少々、気が重いです。



























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68 コメント

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学校への対応 (案山子)
2010-11-19 14:45:41
この11月に我が家の高校1年の長男が、同じくサッカーで外傷性黄斑円孔となってしまいました。重傷のため経過観察が続き、新たな病院の紹介を検討していただいているところです。このブログを偶然見つけ、家内と二人、涙しながら読ませていただきました。お聞きしたいことは山ほどあるのですが、多くの同じような境遇の方が学校への対応で悩んでおおられるようですが、公立高校でしたらこちらのサイトを参考にして下さい。

【日本スポーツ振興センター】http://naash.go.jp/anzen/saigai/seido/tabid/86/Default.aspx

ネットで集めた情報から、もう2度とサッカーができないことがわかりました。その事実をいつどのように「サッカー命の息子」に伝えようか悩んでいます。このブログそのものを読ませようかと思っています。ぜひ、息子を励ましてやるためにもこのブログを続けて下さい。


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案山子さま (MISA)
2010-11-20 01:05:32
はじめまして。コメントありがとうございます。

10/31付の記事にご記入下さいましたSS様に引き続き、また同じ思いの方がお立ち寄り下さいました。

息子の事故は親にとっても悲しい出来事でしたが、この経験を同じような思いの方のお役に立つことが出来れば・・・それは無駄なことではなかった・・と、思える気が致します。



ご子息がケガを負われてから、まだ日にちも浅いのですね・・親子ともにご心配な日々を過ごされていることでしょうね・・。

今のご心情、ホントによくわかります。年月の経った今でも鮮明によみがえってくる程、衝撃的な出来事でした・・。


次男坊は、この事故で目は弱めてしまいましたが、引きかえに強い心を得ましたよ。



【日本スポーツ振興センター】の件、お知らせ頂きありがとうございました。


センターの保障の件は、在学中に学校側からも提示がありまして、

卒業にあたり保険請求をして、この件をすませてしまおうかとも考えましたが

これからも何だのスポーツはするつもりだ・・という息子の言葉を聞き、

事故発生から10年間という有効期間は有効にしておこうと決めました。

期間中通院費用は適用されますが、高校を通して請求しなければなりませんので、卒業後も関わりをもっていかなければなりません。

次男坊も高一の時でしたので、残りの期間には、担任はもちろん校長・保健室の先生も異動され、この事故の詳細を知っている方はいらしゃらなくなる事と思いますが、

今後の再発を防ぐためにも、この部活中に起こった事故を忘れることなく引き継ぎ事項としてつなげていって欲しい・・と、いう願いもあり、継続していくことに決めました。


学校での事故を専門にした弁護士にも相談をしました。


もっと重体になり重い後遺症のでたケースや、まったくもって理不尽な学校での対応のケースなど、いくつかの事例があることも知りました。

弁護士のいうように、学校での事故はほとんど泣き寝入りであることが多いということもわかりました。


親として、いったい何がベストな方法なのか・・悩みました。


やはり・・息子にこれ以上、不快な思いをさせることは避けたかったです。


悪意はないとしても、実際にこの目の病気になっているものなければわからないようで、

心ない軽はずみな言葉に、親である私も心が折れそうな事もありましたが、

なるべく冷静な対応を心掛け、事態の重大さを理解してもらうように努めました。


息子には、なるべく事故が起こる前と同じように過ごせるように心配りをしていたつもりです。



事故後しばらくして・・

サッカーが出来なくなった息子の部屋に、一枚のサッカー選手の写真が貼ってありました。

オランダ代表のエドガー・スティーヴン・ダーヴィッツ選手の写真です。

初めて名まえを聞く選手でしたので、『どんな選手なの?』と、私が聞くと


以前に目の事故にあい、今も緑内障が悪化し、試合の時は必ず保護ゴーグルを着用して出場している選手だと、次男が教えてくれました。

『怪我のハンディだけじゃなく、黒人差別にも戦ってきた選手なんだよ!!』と、目を輝かして言った息子の事を私は誇りに思いました。



サッカー好きの息子達にとって、15~6年の人生の中で、おそらく・・はじめての挫折に違いありません・・
多くの悲しみや抱えきれない程の不安はぬぐえないことでしょう・・。

でもね・・

若い力はしなやかに乗り越えていかれますよ!

ましてや、運動鍛えたで心身は、ちょっとのことではへこたれません!


その時を待ちながら、しばらくはご子息に心を添わせてお過ごしくださいね。


また、お待ちしています。









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”ひかり” (案山子)
2010-11-20 16:25:02
早々にお返事ありがとうございます。

途方に暮れていた私たちに”ひかり”をくれたの
がこのブログでした。

改めて読み直し、SSさんのも我が家の息子とほぼ同じ時期(11/2)に、この不幸に見舞われたことに驚いています。

このブログを通して情報交換をし、支えていただけることに心から感謝しています。

ついこの間買い換えた新品のスパイクが、箱のまま息子の部屋にあります。
サッカーを続けられると信じている息子は、今はまだ経過観察段階で手術の予定もわかりません。

でも、息子の手術が済んだら、このブログを読ませるつもりです。

これからも、サッカーが息子を支えてくれることを心から願っています。

11/22に病院へ行ってきます。

また、報告します。
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案山子さま (MISA)
2010-11-20 22:52:13

親としての思いや願いを書き綴っているこの稚拙な内容の薄いブログが、

どなたかのお役に立てれば,こんな嬉しい事はありません。



ご子息はまだ経過観察ですので、

孔がふさがってくる可能性も信じてお過ごしくださいね。


気持ちを立て直しながら、前向きに一つ一つ・・。

よい方向に向かわれる事を、心よりお祈りしております。




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経過 (SS)
2010-11-26 23:37:29
久しぶりに拝見して案山子様の投稿を見て驚きました。災難ですね。まいってます。ついつい暗い気持ちにななり馬鹿親だとその都度思ってます。苦しいのは子供本人ですから。息子はサッカー部を休部しました。監督やチームメイトは練習ができなくても一緒にいろと言ってくれたようですが、本人および周囲も怪我の深刻度に理解がないのでミニゲームぐらいやってしまいそうなので休部させました。10月の選手権県予選で唯一一年生で出場させて頂き、本人もオヤジも有頂天になってました(親ばかですみません)もう新人戦がはじまり息子は焦ってます・・・。しかし、今日家内と息子が検診に行き診断結果は改善なしでした。先生は70%ぐらいの確率で自然治癒するとは言われたようですが、それも約3カ月経過観察の限度のようです。今のままだと12月中旬には手術の結論になるようです。まいりました。
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SSさま (MISA)
2010-11-27 00:45:10
その後の経過はいかがかと案じておりました。


ss様はけして馬鹿な親なんかではありません・・子供を持つ者ならば当然の心境です。

私はもう充分に多くのものを見て満足しているら、出来る事ならば、自分の眼球と取り替えてやってもいいと感じたほどです。



・・・そう・・・おっしゃるとおり・・周囲の理解はなかなかえられませんでした・・・。

問われた時や報告の必要のある時は、親として常に冷静に、その時の病状を伝えましたが、

同情や謝罪やトンチンカンな返答ばかりで、かえって親子ともに孤独感を味わったことも思い出されます。

今後どのようにしたらいいか・・との相談に、前向きの答えをくれた人は誰もいませんでした。

『おかあさん、そんな悲観ぜずに・・』と、即答した教頭先生の顔は忘れることが出来ません。



・・・無理もないことです。実際のところ、本人しか分からない感覚なのですから・・。


次男も高一の時でした。

15.6歳の子に、この現実を受け止められるのか悩みましたが、

自分自身の目のことですので、これからの治療に前向きに立ち向かっていくためにも、現状を認識させました。

部活に限らず日常の学校生活においても、くれぐれも目をかばうように強く言っていました。

視力が急激に落ちたことから、目が疲れやすかったり頭痛もしていたようでした。

本人も視界にある見えない部分を感じているので、おのずとセーブがかかっていた様子でしたが。


ssさま・・もう治療は医師にゆだねるしかありませんが・・

今こそ親子の絆で、この時期を乗り切る時ですよ。

お子さんをこれほどまでに愛しておられるss
さまのこと・・

日々の息子さんの様子を見ていれば、何をしてやればいいか、必ずみえてきます。

何度も同じようなコメントを書いてしまう私ですが、

どうぞ、息子さんに気持ちを添わせて、同じ思いでいてあげて下さいね。

新人戦に出れなかった・・・収まりつかない気持ちや、自分の力では何も変えられないむなしさ、焦り・・・

本人の心の内を考えると、つらくなりますね・・。

大切なのは・・・今の自分の気持ちを理解してくれて、一緒につらいと感じてくれている誰かがいることだと思うんです。

『そうだね・・そうだね・・』と、不安そうな顔してうなずいている私に

『たとえ1%でも可能性はあるんでしょ?だったら、今は、考えているより、可能性を信じていた方が楽なんじゃない?』
と、ちゃんと自分で答えを出していました。


拝見したことろ・・(まだ未決定でいらっしゃいますが・・)
経過観察の時期も手術の可能性の時期も、次男と同じ頃のようですね・・。


何かお役に立つことがありましたら、些細なことでも結構です。いつでもお待ちしておりますから。



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ただ祈るのみ (案山子)
2010-12-05 21:10:24
東京の某私大医学部付属病院、網膜の権威である先生を紹介され、受診してきました。

結果は「経過観察、自然治癒を待つ。」でした。

我が家の息子の場合、眼球が受けた衝撃が大きく、網膜のあちこちが炎症を起こしており、出血もまだ引いていません。

この状態では手術は無理との結論。

とても丁寧に診察・説明してくださいましたが、完全治癒はあり得ないという結論はさすがにショックでした。

その後、学校へ赴き、診察結果の説明と今後のことについて相談してきました。

校長先生まで声をかけてくださり、大変丁寧な対応をしてくださったことに救われました。

その後、事の重大さを認識していない息子とも、初めてサッカー部のことについて話をしました。

このブログも読ませました。

「部をやめる選択肢はない」

「自然治癒にかける」

涙を流しながらでしたが、これ以外の答えがみつからないというのが本音だと思います。

今日も練習試合について行き、終了後、部員のの前で自分のケガの状況と練習ができないことを説明してきたとのこと。

また、部顧問からもマネージメントを手伝って欲しいと声をかけてもらったようです。

これから、経過観察で通院が続きます。
先が見えないことに不安が大きいのですが、予想外に息子が落ち込んでいないことに救われています。
(気丈に振る舞っているのか、鈍感なのか・・・・?)

可能性が低いことはわかっていますが、ただただ神に祈るばかりです。

いつまでも親がおろおろしていないで、息子をサポートしてやらなければと思います。
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案山子さま (MISA)
2010-12-06 00:05:47
かなり強い衝撃だったのですね・・・。



医師は多くの事例に基づいて、完全治癒の低さを言われたのでしょうが、

炎症がひいて、孔の状態が鮮明に確認出来たら、快方にむかってるかもしれませんよ!

どのような状態でも、ご子息の言われるように自然治癒を願っておりましょう・・。


もう術後2年半以上も経っているのに・・

この私も、次男の目の見えにくい部分がいつか回復して元通りになるような気持ちを、今でも持ち続けていますもの。


部活の事は、やはりご子息の気持ちのままに選択されるのが、ご本人のためにもいいのでしょうね・・。

サポートメンバーとして継続される中でも、人には分かってもらえない些細な心の葛藤もあると思いますが、


現実を受け止めて立ち向かっていく方が、今後の治療の力になりますものね・・。



皆さまからのコメントの事を、時々、次男坊に話すんです・・。

『力になってやって・・思い出しながら・・。母さんのやってる事いいことだよ!』と、言っています。



オロオロしてしまうのは当然です・・・

ご子息もそんな親の姿をみて、口には出さなくても感謝の気持ちでいっぱいだと思いますよ。



『・・ごめんね・・ケガして・・』って、つぶやいた次男坊の声が忘れられない私です。


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経過2 (SS)
2010-12-09 22:45:00
明るい楽しい話題の中で恐縮です。本日もうちの息子と嫁さんは病院にいき診察を受けましたがyはり改善ありませんでした。残念ながら、会社から帰宅して明るい返事だったので、微かな期待を寄せてしまいましたが・・。結局1月20日ごろ手術になりそうです。いざ手術となると今の病院だけでは不安なので(今日手術の方法を聞いたようで、それを聞いた私は正直びっくりしました)手術は今通院しているところも設備は良いようなのですが来週都内の大学病院にいくことに夫婦で決めました。家の息子はまだ早く手術をして少しでも早く部活に復帰したいと申しております。明るく前向きに頑張ります!
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SSさま (MISA)
2010-12-10 11:43:02
コメントありがとうございます。

その後いかがかな・・と、気になっておりました。

年が明けてからですか・・?寒い時期ですからご両親もどうぞ体調にお気をつけくださいね。


今の医療は日進月歩ですから、3年前の次男の手術の時より、より良い方法があるかもしれませんね。

いずれにしろ・・

私もその手術方法を聞いた時は、びっくり致しました。実に、細かい外科施術で・・神業のような気すらしました。



次男も日程が決まってからは、早く済ませたい・・と言っておりましたよ。

医師からも説明をお聞きの事と思いますが、
手術は、わずか30分位ですみました。

次男の話しによりますと

・先生が、流行りの音楽を流してくれてリラックス出来たこと。

・部分麻酔なので、先生と会話をしたり、経過がわかって怖くなかったこと。

・短時間であっという間にすんでしまったので、なにか感じる暇もなかったとのこと。


術後は、車いすで運ばれてきますが、その瞬間から目を下に向けており、うつぶせがはじまります。


病院にもU字枕のようなサポート用品はありますが、あまり利用しませんでした。

次男は、東急ハンズで購入したのですが、
”ドライブ時の肩に乗せて眠るU字枕が、中にビーズのような物が入っていて、
やわらかく使いやすいといって、気にいっていました。


一つの物ではなく、バスタオルを丸めたりして、いくつかのものがあると、身体も楽なのではないでしょうか?


先生が『目が疲れなければいいよ・・』と言ったのをいいことに

DVDを観たり、今まで忙しくて出来なかったゲームをクリア―したり、好きなアーティストのCDを聴きこんでいたり・・・

ポータブルDVDが大活躍でした。


お見舞いに来たサッカー部員が、あまりの快適さに『代わりてぇ~~』と、羨ましがっていたくらいです。

ただ・・読もうと持っていた本やマンガは
さすがに手がのびませんでしたね。PCも。


冬の時期ですが院内は暖かいですし、代謝のよい男の子は、身体が汚れますので、

気分転換にもなるし、寝つけるので、私が帰宅する前に、毎日身体を拭くのを手伝っていました。

熱いタオルで拭くだけでも、本当に気持ちがよさそうでした。

一番気にしていたのは、顔が洗えないので顔のニキビの事・!


入院中に先生に薬をもらっていました。




すいません・・私・ちょっと・・気が急いてしまいましたね・・


手術まで日がありますので、ご子息を相談しながらご準備なさってください。

・・と、申しましても・・なくてもすむものばかりですが・・少しでも快適なように・・という親心からなのですが・・・。


次男に、『今までの学校&部活生活から離れて、ちょっとしたバカンスのような気持ちでいればいいんじゃないの?』

と、言った私に、Vサインを出していました。



些細なことでもかまいませんので、何かご質問があれば・・

ご遠慮なく・・・。









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