
この歌との出会いは、かれこれ32年前にさかのぼります。

アフリカ系米人の教会で、そこで生まれて初めてゴスペルに出会いました。
イメージのなかにあった静かな教会の中に厳かに響きわたる賛美歌とは全く別の音楽に、完全にカルチャーショックを受けてしまいました。

それに影響をうけてか大学に入ってから、アメリカのトラディショナルな歌を歌うサークルに入り、おまけに大学の卒論は『合衆国における黒人霊歌と文化』(タイトルは定かではないのですが)的なものを書いたのでした。・・今思うとよく卒業させて下さいましたが・・。

私の知っている範囲で・・・

奴隷としてアメリカに連れてこられた人達は過酷な労働や人種差別をうける中で、ワークソングとしてや心の救いとして多くの歌をのこしたの。だからアフリカ系の人々にとってこの歌は「心の歌」みたいなものであるの。



なんと甘い響き。
私のような者も救われた・・・


身も心も包まれるような歌詞だと思いませんか?
==写真は、庭のゆりです。==