11月にもなると各地の「芸術活動」も盛んになり、それに伴い(?)みすきの周りでも友人の公演が増えて来た。先日の「本田ライダース」に続き、今日も会社帰りに舞台を観てきた。
アカデミック・シェイクスピア・カンパニーの「マクベス」(銀座みゆき館劇場)。ご存知シェイクスピアものである。
この舞台には、みすきが以前「アンブロジア」に出演した時に共演した森山 太さん(アートネイチャーのCM、高木豊の次に出ている人)が出演していて、先日その案内をもらったのである。
しかしみすきはこれまでにシェイクスピアものを観た事が無い…いや、正確には、遥か昔にどこかの劇団の「十二夜」を観た記憶が微かにある程度である。
そもそもシェイクスピアものに対するみすきのイメージは「台詞が難解でクソ真面目で、演劇論を夜通し語るような種類の方々が好む『超正統派演劇』と言うもので、出来れば避けたいジャンルだった。
しかし今回の舞台を観た限り、そのイメージはキレイさっぱり消えてしまった。
とにかくカッコイイのである。白で統一された衣装と微妙な加減の照明、舞い散る羽毛と赤い花びらの中を動き回る役者たちの無駄のない転換の数々…BGMは生のサックス、そして噛む事のない役者たちの発する滑舌のいい台詞はテンポもイントネーションも申し分ない…いや、「申し分ない」なんて、みすきのようなど素人が言うのは、あまりにもおこがましい。
これなら観れる!シェイクスピアも怖くない!と思った。
実は「マクベス」の物語自体よく知らないみすきは、前半は状況把握に少々手間取ったが後半は舞台に引き込まれていた。3間(約540cm)四方の空間が場面毎に抵抗無く変わっていく様は見事なものだった。
ラストシーンは、まるでホリゾント幕に一枚の大きな絵が飾られたのようなキレイな構図で、思わずため息が出てしまった。
久々に「演劇」に触れたような気がする。全てにおいて勉強になった…銀杏のメンバーにも見せたい位だ。
今後これを何かの糧に出来たらいいな、と帰り道で感慨にふけるみすきでした。
アカデミック・シェイクスピア・カンパニーの「マクベス」(銀座みゆき館劇場)。ご存知シェイクスピアものである。
この舞台には、みすきが以前「アンブロジア」に出演した時に共演した森山 太さん(アートネイチャーのCM、高木豊の次に出ている人)が出演していて、先日その案内をもらったのである。
しかしみすきはこれまでにシェイクスピアものを観た事が無い…いや、正確には、遥か昔にどこかの劇団の「十二夜」を観た記憶が微かにある程度である。
そもそもシェイクスピアものに対するみすきのイメージは「台詞が難解でクソ真面目で、演劇論を夜通し語るような種類の方々が好む『超正統派演劇』と言うもので、出来れば避けたいジャンルだった。
しかし今回の舞台を観た限り、そのイメージはキレイさっぱり消えてしまった。
とにかくカッコイイのである。白で統一された衣装と微妙な加減の照明、舞い散る羽毛と赤い花びらの中を動き回る役者たちの無駄のない転換の数々…BGMは生のサックス、そして噛む事のない役者たちの発する滑舌のいい台詞はテンポもイントネーションも申し分ない…いや、「申し分ない」なんて、みすきのようなど素人が言うのは、あまりにもおこがましい。
これなら観れる!シェイクスピアも怖くない!と思った。
実は「マクベス」の物語自体よく知らないみすきは、前半は状況把握に少々手間取ったが後半は舞台に引き込まれていた。3間(約540cm)四方の空間が場面毎に抵抗無く変わっていく様は見事なものだった。
ラストシーンは、まるでホリゾント幕に一枚の大きな絵が飾られたのようなキレイな構図で、思わずため息が出てしまった。
久々に「演劇」に触れたような気がする。全てにおいて勉強になった…銀杏のメンバーにも見せたい位だ。
今後これを何かの糧に出来たらいいな、と帰り道で感慨にふけるみすきでした。