みすきのぶろぐ

役者「みすき康人」です。活動報告や宣伝、日々思った事、感じた事、社会問題その他あれこれを超不定期的に綴っています。

【風土記】まずは演出ありきでしょう。

2010年01月10日 | 演劇・映像活動
1月10日(日)
今年初めての稽古日だ。

昨年の合同稽古で忸怩たる思いをしたので、その後・・・たしか年末に場面のリーダーから稽古出席確認メールが来たときに「あくまでも個人的な希望」ということで「演出または演助の出席を望んでいる」旨のメールを返信した。もしこの日に演出関係者が来なかったら稽古を早退しようと思っていた。しかし、合同稽古を見てさすがに「これではイケナイ」と感じたのだろう。演出と演助の両名が出席してくれた。

予定より30分遅れて始まった稽古は、とりあえず「仕切り直し」の意味もあり、場面の最初から一つ一つ、演出により動きが加えられていった。それは、これまでやっていたのは何だったんだろう?と思わせるほど、いい意味での「普通」であり、しかしながら「効果的」な演出だった。

稽古は進み、みすきの関係する場面にもいろいろな演出が入ったが、役者として「舞台側」にいるみすきが見ていても以前・・・前回までの稽古とは違い、かなり良くなってきている、と感じられた。

なんだよ、なんだよ・・・最初から、こういう風に演出を付けてくれていれば今ごろは、もっといいモノが出来ていただろうに・・・。
「放置プレイ」が長すぎたよなあ・・・ああ、もったいない。

この日の稽古を終わり、みすきは久しぶりに充実感を感じた。また、この場面がもっと良くなっていく手ごたえもあった。
やはり演出がキチンといる稽古というのはいいものだ。

次回以降は、今回の演出を踏まえた上で、演助さんが担当することになるのだろうけど、今回演出が付いたことで、演技の方向性も見えてきて、残り数少なくなった今後の稽古が楽しみになって来た、みすきでした。