ガイドラインって何?と日本の方に聞かれることがあります。組織として看護師の水準を保つためにとても重要な事です。EBPとともに進化するものでアップデートをしなければならないし、新しいものも作らなければなりません。CNS(クリニカルナーススペシャリスト)やCNE(クリニカルナースエジュケーター)が分野によって改訂し、各方面からフィードバックを得て、組織で認定されます。私はナースプラクティショナー(NP)なのでAPNとして意見が求められます。週に1〜2のペースで送られてくるのですが、自分に関係のないものはメールも開けずに消去する不届き者です。先日自分の仕事に関係ありそうな題目だったので珍しくファイルを開けてみました。「病院から退院後へホームレスシェルターへ行く患者のためのコミュニケーションツール」でした。病院のスタッフからシェルターサイドへの1ページの用紙です。その1ページの紙切れの為に作られたガイドラインのページはなんと
22ページ!!!!
内容は、、、
目的
背景
用語説明
期待されるアウトカム
アセスメント
介入
記録
教育
評価
モニター
参考文献
関連フレームワーク、ツールなどなど
特に一番ページ数が多いのが参考文献です。
驚き?これがガイドラインと言うもので、昔は各部署に百科事典の如く分厚いファイルがありました。もちろん最近はオンライン化されています。BC州には6つの保健機構がありますが、他の機構で作ったものを吟味してそのまま使ったり共同開発して州のガイドラインとする事もあります。
CNSとCNEにとても重要で責任多い業務の1つです。これらの職業についている人がベッドサイドケアを兼任するなんてあり得ません。
石灰成分はテラスを作り出し、やがて水流の流れ方も変えてしまいます。