走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

NP の力量

2017年11月04日 | 仕事
私の患者が長い病院生活を経て退院することに。彼女はメンタルヘルスとインスリンが必要な糖尿病。

病棟のソーシャルワーカー(SW) が退院時の微調整のために電話をしてきた。長い会話の最後に、、、チームがね、彼女の糖尿病はコンプレックスだからナースプラクティショナーより医師の方が良いのでは?って言ってるんだよ、と。

はあ?!

確かに彼女の血糖値はヨーヨーのように変動する事がある。しかしそうなるのは彼女が糖尿病管理を嫌がるから(入院前は糖尿病がある事を真っ向から否定していた)。こう言うノンコンプライアンスが原因の患者を医師のもとで管理すれば良くなるとは全く思えない。むしろ悪くなると思う。

それにNPにとって自分の力量の限界を知っておくことはとても大切。知っていることで適切な時に専門医へ紹介する事が出来るから。私はそこもを良くわきまえて仕事をしていると思う。

あーあ、でもね一緒に働かない人はわからないんだよ。まだまだNPは新しい職業だから。認められるって時間のかかるプロセスです。


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2 コメント

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初めまして (えいや)
2017-11-09 04:45:10
初めてコメントさせていただきます。

>まだまだNPは新しい職業だから。認められるって時間のかかるプロセスです

この言葉に激しく同感です。1960年代からNPはいるけど、一般の人へ存在が見えるようになったのは本当に最近ですよね。日常生活においてもネットなんかで見ても、NPの存在をよくわかってない人も多いです。
ただ最近は、ものすごい勢いでNPが増えているので、いずれはプライマリケアはNPが主流になるのではないかと考えています。そこまで達するには何十年もかかるかもしれませんが、人々の生活の中でNPが身近にいる日は少しずつ増えていくでしょうし、理解度も徐々に高まっていくことを期待しています。
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えいやさんへ (美加)
2017-11-09 15:12:57
初コメントをありがとうございます。えいやさんはNP学生さんなのですね!頑張れ〜今の努力は報われますから。アメリカに比べNP歴史の浅いカナダでは山あり谷ありですが、その苦労もチャレンジとして楽しんでます。えいやさんがおっしゃるようにNPがプライマリーで増えていくのは自然な形だと思います。こちらではメディカルコースでもファミリーを目指すなら4年は必要ないだろう、って話になりつつあります。どうなるんでしょうかね?これからもよろしくお願いします。
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