走るナースプラクティショナー ~診断も治療もできる資格を持ち診療所の他に診療移動車に乗って街を走り診療しています~

カナダ、BC州でメンタルヘルス、薬物依存、ホームレス、貧困層の方々を診療しています。登場人物は全て仮名です。

医療以外の防止策

2022年08月24日 | 仕事
おおおお、ついにですか?!入国前のコロナテストの緩和。


【独自】入国者数上限を5万人に緩和へ ワクチン3回接種で入国前のPCR検査免除も(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

【独自】入国者数上限を5万人に緩和へ ワクチン3回接種で入国前のPCR検査免除も(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース

政府が、新型コロナウイルスの水際対策について、入国前のPCR検査を条件付きで免除する他、1日の入国者数の上限を、現在の2万人から5万人に緩和する方向で調整していること...

Yahoo!ニュース

 


予防接種が開発されて、コロナの位置づけが変わって久しいわけですから、感染者の人数に関わらず、経済回復を狙うことは重要です。

まだまだ蔓延しているのに?と疑問を持ちますか?大事なのは以下。

1、ワクチンの接種。
2、症状がある時には出勤や登校をしない。公共の場へ出ない。

2のためには、それをサポートする文化が必要です。以前の日本のように熱があれば解熱剤を飲んで仕事に来い!ではダメです。体調の悪い時には休める文化の成立。病休手当ても確保しておくべきです。BC州は政府がこれを賄うようになりました(病休手当がなかった低賃金職に限り)。
学校もテストなどを受けられない場合は配慮をする様になりました。

このような医療以外の政策も蔓延を防止する策です。この辺り、日本はどうでしょうか?人の流動を抑えつける策は経済成長を止めますよ。それをずっと続けるのですか?

さてさて、職場で、日本に行けて良かったね!!!とスタッフに言われました。皆、私も感染して出国できないかも、と心配していたようです。なんてたって9人しかいないクリニックのスタッフの4人が陽性だったのだから。それぞれの家族も全滅だったらしい。

コロナは消えない。共存していく策を。  

冒頭写真: この日は南側からが美しかった桜島


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