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ドコケア。ケアプロの川添さんとは前回の日本訪問でお会いしました。正確に言えば2019年の第2回日本APNシンポジウムに来てくださり、そこでも接点がありました。
ニーズを捉え確実に事業の発展を遂げる姿には脱帽をしたくなります。
さてこのドコケア。おでかけ支援サービス。これについて私の働く地域の現状について書きながら、ドコケアについての思いを。
このようなサービスのニーズはかなりあると思います。こちらでも公共のサービスからボランティアまで同様のサービスが行われています。
障害の方はもちろんですが、精神疾患系だって、小児に高齢者も。こちらにはピアサポートワーカーの存在はとても大きい。ピアと言うくらいですから同じ経験や疾病を持っている人たち。お給料を貰ってこれを生業にしている人たちです。精神科疾患系、薬物依存分野、がんのサバイバーの方、シニアの方など。分野ごとに分かれています。
ボランティアの方も多くいます。小児の分野もあります。高次脳障害など各分野のトレーニングを受けていることが条件です。もちろんドコケアのように医療系の人もいます。リクリエーションセラピスト、作業療法士、介護士、看護師、カウンセラーなど。しかし医療系の人はその分野のプロなので、その役目に徹しています。これは私の譲れないところ。プロはプロの分野に徹底すること。例えば看護師はケアをするためにそこにいるので運転はしません。しかしそれならばコストが上がってしまいます。これについては最終回に詳しく書きますね。
さあ、疑問1。このようなサービスに行政から補助はあるのか? だってそうでないとお金に余裕のある人のみが受けれるサービスとなり公平性に欠けてしまいます。先に述べたようにカナダは政府の補助が大きく入ります。何故補助が出るのか?それはこのような活動は健康の向上に繋がるから。
続く。