愛しのエトワール

うたのおねえさん、はいだしょうこさんを全力でとことん気の済むまで応援する日々を綴るブログです。

日曜ウォーキングシリーズ

2012-03-02 | 日記
いつものシリーズ。ちょっと忙しくて書いてませんでした。

このところ、聖徳太子に凝っています。
  
図書館で本など借りてきたりして。

今週の休日シリーズは前日まではドヴォルザーク「スターバト・マーテル」を聴きに行くつもりでしたが、
朝になって聖徳太子ゆかりのお寺めぐり飛鳥ウォーキングに変更しました。

今回はバスツアーではなくてウォーキングです。明け方から急に寒くなりました。一人で歩くことにします。

近鉄橿原神宮前駅。ここからバスで飛鳥に行きます。飛鳥から駅まで歩いて戻るのが今回のコース。
このあたりに来たのは、昨夏のはいだしょうこさんのコンサートや高取山アドベンチャー以来になります。

バスを降りて、ここからスタート。
「聖徳皇太子御誕生所」の石標があります。奥に見えるのが太子誕生の地と伝わる橘寺。

聖徳太子御遺跡霊場第8番「仏頭山上宮皇院 橘寺」。境内の拝観料350円。
欽明天皇の別宮・橘宮(たちばなのみや)、用明天皇の別宮・上宮(かみつみや)があったところで、
そこの厩で誕生されたのが「厩戸皇子」。その地に太子が建立されたのが橘寺であります。
上の画像は本堂。本尊は聖徳太子像で、本堂内も拝観できます。

新西国三十三所霊場第10番札所の観音堂もあります。
ご朱印をいただきました。「聖徳殿」と書かれています。
ご詠歌「ほとけ出で花降る庭のありけるに 遠き国とは何思ふらん」


明日香村を歩きます。明日香はどこもこんな感じです。
遠くいにしえの時代、この地は「日出ずる国」の政治・文化の中心でありました。
それにしても風があって寒いです。雪が降ってきそうな天気でした。

聖徳太子御遺跡霊場第11番「鳥形山 飛鳥寺(安居院)」。
もともとは蘇我馬子が作った日本最初の本格寺院なのだそうです。
創建時は大規模寺院だったそうですが、今は本堂と小さな観音堂があるのみ。
本堂で日本最古の大仏「飛鳥大仏」を拝観しました。拝観料350円。
丈六の3メートルくらいの大仏でした。この大仏も焼けてしまって一部分のみが当時のもの。

新西国三十三所霊場第9番札所。「飛鳥大佛」と書かれています。
ご詠歌「憂きことの消ゆるもけふか飛鳥寺 末安かれと祈る身なれば」

飛鳥寺の境内の外には蘇我入鹿の首塚があります。
これは学校の日本史で出てきましたね。645年、蘇我氏滅亡。ここに豪族が権勢を振るった時代が終わる。

国営飛鳥歴史公園。甘樫丘(あまかしのおか)というところ。
標高148メートル。自然公園のようです。いつもの私なら登るんですが、寒すぎて。

その甘樫丘のふもと。聖徳太子御遺跡霊場第12番「太子山 向原寺(こうげんじ)」。
摂政厩戸皇子が政務をとった豊浦宮(とゆらのみや)があったところ。
ここも蘇我稲目が作った豊浦寺という大寺院があったのだそうな。

あとは駅に向かって歩きます。

見晴らしがいいところに出ました。おそらくここは藤原京の南端になるのでしょうな。

地図を持って行かなかったので道に迷いながら進みます。
大きな池に出ましたよ。剣池と表示がありました。こんもりした森がありますね。
ああいうところは鎮守の森か御陵(みささぎ)とだいたい決まっています。行ってみましょう。

孝元天皇陵。

登頂。


住宅地で迷いながらも、なんとかゴールの橿原神宮前駅のひとつ南の岡寺駅に到着。
飛鳥の石舞台や高松塚古墳は春になってから行きたいと思います。斑鳩の法隆寺にも行かないとね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする