いつものシリーズです。
今週は「セビリアの理髪師」に行く予定でした。
でも、行く気はとおになくなってます。私には今はお寺巡りのほうが面白いのだ。
今日は斑鳩に行く。JR法隆寺駅。天王寺から30分もかからない。
しかしまああれだ。日曜日になると寒くなるね。
おまけに駅を出たとたんに小雨まで降ってきたよ。
雨が降るとは思ってなかったから傘は持ってきてない。
コンビニに寄ってビニール傘を購入。結局、雨は帰るときまでやまなかった。
太子信仰の聖地のひとつが法隆寺である。その正門になる南大門。
駅からここまで徒歩20分はかかる。タクシーを使ってもいいかもしれない。
南大門をくぐり境内を望む。正面が西院伽藍。
1400年の風雪に耐えた世界最古の木造建築群である。日本で最初に世界遺産に登録された。
拝観料は1000円。(西院伽藍、夢殿のある東院伽藍、百済観音堂やお宝を展示している宝蔵院の共通券)
金堂と五重塔(回廊の北東方向より)。五重塔の内部の拝観は扉越しからになる。
金堂は扉の中に入れるがまた仕切りがしてあって、国宝の釈迦三尊像は薄暗くてよく見えない。
西院伽藍の東側にある聖霊院(国宝)。本尊は聖徳太子摂政像(国宝)。
ここで参拝記念のご朱印をいただける。法隆寺で新しい朱印帳を買おうと思っていたのだが、
法隆寺の朱印帳は事情?があって置いてないそうで、隣の中宮寺のあとにもう一度来ることにした。
東院伽藍の夢殿(国宝)。思っていたよりも大きい。
内部は扉越しの拝観となる。中は薄暗くてよく見えない。
東院伽藍の東隣の中宮寺に行く。拝観料は500円。
行ったときにはNHKがなにやら撮影中だった。美術番組とのこと。
ここ中宮寺には教科書にも出てくる弥勒菩薩像や天寿国曼荼羅繍帳があるからね。
中宮寺で朱印帳を購入、ご朱印をいただいた。
中宮寺は由緒ある門跡寺院であるため菊の御紋の印が押される。
亀の図柄は天寿国繍帳にある亀の図柄と同じものだ。
写真は購入した絵葉書の1枚。本尊の弥勒菩薩の半跏思惟像であるが、お寺では「如意輪観音」としている。
会津八一の歌碑があった。「みほとけのあごとひぢとにあまでらの あさのひかりのともしきろかも」
法隆寺に戻る。
池のほとりで句碑を見つけた。「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」子規。
聖霊院でご朱印をいただく。「以和為貴(和をもって貴しとなす)」(画像右)。
604年の十七条憲法の最初の部分だね。官僚・貴族が持つべき執政上の理念や心得を説いたもの。
拝観コースから外れたところにある西円堂でもご朱印をいただいた。「峯薬師如来」(画像左)。
「峰の薬師」と呼ばれていて、本尊は薬師如来坐像。扉越しの拝観、薄暗くてまったく見えない。
法隆寺を出る。
散策路を20分ほど歩くと、塔が見えてきた。法輪寺である。
聖徳太子霊跡16番、「法輪寺」。太子の子である山背大兄王の創建と伝わる。
三重塔は昭和の再建、遠くから眺めたほうが美しい。
講堂で本尊の薬師如来や十一面観音などの仏像を間近で拝観できる。拝観料500円。
法輪寺ご朱印。ここでも記念に絵葉書を購入した。
次は法起寺に向かう。山背大兄王の墓所と伝わる丘との案内板があった。
643年、蘇我入鹿は山背大兄王の斑鳩宮を攻め、太子の一族は滅ぶ。大化の改新はその2年後になる。
本日最後のお寺、聖徳太子霊跡17番「法起寺」。
太子の死後、岡本宮を山背大兄王が寺に改めたのが法起寺の始まりと伝わる。
境内の拝観料は300円。飛鳥時代の三重塔(国宝)が世界遺産に登録されている。
収蔵庫で本尊の十一面観音(重文)をガラス越しに拝観できる。
記念に絵葉書も買うことにしたので1箇所でけっこうお金がかかる。
30分ほど歩いてJR大和小泉駅に到着。本日はこれにて終了。
4ヶ寺回れたのでおおむね満足。法輪寺、法起寺は思っていたより小さなお寺で拍子抜けした。
斑鳩は観光目的なら法隆寺と中宮寺だけ見ればいいのかもしれない。
次回はどこに行きましょうかね?
今週は「セビリアの理髪師」に行く予定でした。
でも、行く気はとおになくなってます。私には今はお寺巡りのほうが面白いのだ。
今日は斑鳩に行く。JR法隆寺駅。天王寺から30分もかからない。
しかしまああれだ。日曜日になると寒くなるね。
おまけに駅を出たとたんに小雨まで降ってきたよ。
雨が降るとは思ってなかったから傘は持ってきてない。
コンビニに寄ってビニール傘を購入。結局、雨は帰るときまでやまなかった。
太子信仰の聖地のひとつが法隆寺である。その正門になる南大門。
駅からここまで徒歩20分はかかる。タクシーを使ってもいいかもしれない。
南大門をくぐり境内を望む。正面が西院伽藍。
1400年の風雪に耐えた世界最古の木造建築群である。日本で最初に世界遺産に登録された。
拝観料は1000円。(西院伽藍、夢殿のある東院伽藍、百済観音堂やお宝を展示している宝蔵院の共通券)
金堂と五重塔(回廊の北東方向より)。五重塔の内部の拝観は扉越しからになる。
金堂は扉の中に入れるがまた仕切りがしてあって、国宝の釈迦三尊像は薄暗くてよく見えない。
西院伽藍の東側にある聖霊院(国宝)。本尊は聖徳太子摂政像(国宝)。
ここで参拝記念のご朱印をいただける。法隆寺で新しい朱印帳を買おうと思っていたのだが、
法隆寺の朱印帳は事情?があって置いてないそうで、隣の中宮寺のあとにもう一度来ることにした。
東院伽藍の夢殿(国宝)。思っていたよりも大きい。
内部は扉越しの拝観となる。中は薄暗くてよく見えない。
東院伽藍の東隣の中宮寺に行く。拝観料は500円。
行ったときにはNHKがなにやら撮影中だった。美術番組とのこと。
ここ中宮寺には教科書にも出てくる弥勒菩薩像や天寿国曼荼羅繍帳があるからね。
中宮寺で朱印帳を購入、ご朱印をいただいた。
中宮寺は由緒ある門跡寺院であるため菊の御紋の印が押される。
亀の図柄は天寿国繍帳にある亀の図柄と同じものだ。
写真は購入した絵葉書の1枚。本尊の弥勒菩薩の半跏思惟像であるが、お寺では「如意輪観音」としている。
会津八一の歌碑があった。「みほとけのあごとひぢとにあまでらの あさのひかりのともしきろかも」
法隆寺に戻る。
池のほとりで句碑を見つけた。「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」子規。
聖霊院でご朱印をいただく。「以和為貴(和をもって貴しとなす)」(画像右)。
604年の十七条憲法の最初の部分だね。官僚・貴族が持つべき執政上の理念や心得を説いたもの。
拝観コースから外れたところにある西円堂でもご朱印をいただいた。「峯薬師如来」(画像左)。
「峰の薬師」と呼ばれていて、本尊は薬師如来坐像。扉越しの拝観、薄暗くてまったく見えない。
法隆寺を出る。
散策路を20分ほど歩くと、塔が見えてきた。法輪寺である。
聖徳太子霊跡16番、「法輪寺」。太子の子である山背大兄王の創建と伝わる。
三重塔は昭和の再建、遠くから眺めたほうが美しい。
講堂で本尊の薬師如来や十一面観音などの仏像を間近で拝観できる。拝観料500円。
法輪寺ご朱印。ここでも記念に絵葉書を購入した。
次は法起寺に向かう。山背大兄王の墓所と伝わる丘との案内板があった。
643年、蘇我入鹿は山背大兄王の斑鳩宮を攻め、太子の一族は滅ぶ。大化の改新はその2年後になる。
本日最後のお寺、聖徳太子霊跡17番「法起寺」。
太子の死後、岡本宮を山背大兄王が寺に改めたのが法起寺の始まりと伝わる。
境内の拝観料は300円。飛鳥時代の三重塔(国宝)が世界遺産に登録されている。
収蔵庫で本尊の十一面観音(重文)をガラス越しに拝観できる。
記念に絵葉書も買うことにしたので1箇所でけっこうお金がかかる。
30分ほど歩いてJR大和小泉駅に到着。本日はこれにて終了。
4ヶ寺回れたのでおおむね満足。法輪寺、法起寺は思っていたより小さなお寺で拍子抜けした。
斑鳩は観光目的なら法隆寺と中宮寺だけ見ればいいのかもしれない。
次回はどこに行きましょうかね?