母

認知症予防の教室に参加する母に付き添った。
するとこれまでの人生をその時期の主な活動とともに振り返る作業があった。

母の人生は
10歳以下：「生きる」戦争で両親が亡くなり養母との生活が始まる。
10代～20代：「働く」養母との生活のため現金収入を求め働く
20代～40代：「子育て」内職やパート勤務をしながら父と二人で子ども3人のためがむしゃらに働く
40代～60代：「仕事」成長した子ども達の教育費、父の病気などで目いっぱい働く
60代～80代：「夫の介護」子ども達を独立させ一息ついたけど、20年来臥せっている父の介護が体力的に限界になる

母の人生をたどってみて
苦労ばかりが目につきました。

やっと自分の好きなことができる時が来たというのに
昨年末の圧迫骨折以来、加齢に伴う変化が顕著な母です。

お母さん、いろいろお返ししたいから
長生きしてね。